Alice: Madness Returns公式ストアのAlice2Storeではさまざまな商品売っており、一番充実しているのがArtの項目。
主にポスターの類ですが説明文を見るかぎりでは普通のポスターじゃないものもちらほら。
油絵なんかは写真でも分かりやすいですが、調べないと何だか分からないものがあるので、ちょっと調べてみました。
最初に誤解を恐れずにざっくばらんにいってしまうと、一品ものをのぞけばどれも版画・印刷です。
ただ普通の印刷とは手法が異なるようで、基本的には高精細・きれいに印刷がされます。
版画、というと図工の授業で昔やった木版画思い出しちゃうかも知れませんが、その辺とは全然違うもののようです。
あたりまえか。
ちなみに木版画は凸版画(版の凸部についたインクが刷られる)ですね。
エッチングなどの銅版画は逆の凹版画です。
ということで、以下がArtの項目にかかれている印刷手法を調べた結果です。
- Lithograph
→リトグラフ
平版画。
水と油が反発することを利用してインクの乗る部分と乗らない部分を作る。
版に直接書くので線の強弱、筆の表現などがそのまま版に写し取られる。
- Screen Print
→シルクスクリーン・スクリーン印刷
孔版画。
版にインクが通過する孔(あな)が開いているところと開いていないところを作る。
昔はインクを通過させる孔として絹が使われていたのでシルクスクリーンと呼ばれているらしい。
安価で楽に多色刷りが出来るとのこと。
- Giclée Print
→ジークレー版画
Giclée(ジークレー、ジクレー・ジクレとも)はフランス語でインクの吹き付けを意味するとのこと。
PCを使い原画を高い精度で取り込み、超高密度のインクジェットで吹き付ける。
・・・・・と、何者かは分かったもののぶっちゃけそれぞれの違いはよく分かりません。
詳細は各種リンク先のWikipediaやGoogleなどで。
とりあえずジークレー版画は相当綺麗に印刷できるらしく、もっとも原画に近いと言われているらしい。
また一品ものはともかく、限定(Limited)となっていてもその時何枚刷るか?が結果として限定何枚となるようで、数がはけちゃっても刷り直しはあるようです。
実際現在販売されているジークレー版画の一部は2nd Editionと表記されています。