アリス:マッドネス リターンズ ロンドン部分について

アリス:マッドネス リターンズは第1章終了して第2章です。
プレイしててちょっと気になったことが。


初見の感想でも書いたとおり、今回現実世界のアリスも描かれます。
いわゆるロンドンで実生活を営んでいる部分ですが。
この辺の様子をもうちょっと理解するために当時のロンドンの様子が分かる資料が読みたくなってきました。


年は1874年ないし1875年のはずなのでロンドン(イギリス)はヴィクトリア朝の後期。
舞台はイースト・エンドと思われ。スラム街。



その辺の事情が分かりそうな資料を以下に列記します。
※リンクは全てamazon.co.jp。私が調べた範囲なので間違ってたらごめんなさい。


路地裏の大英帝国--イギリス都市生活史
ヴィクトリア時代 ロンドン路地裏の生活誌(
どん底の人びと―ロンドン1902
パリ・ロンドン放浪記
ギッシングを通して見る後期ヴィクトリア朝の社会と文化



お高いのから手頃なのまでピンキリ。
買うかどうかはまだ分かりませんが、ロンドンの部分が多ければ買うかも。
ネット上の文献で済むかもしれませんし。
少なくとも切り裂きジャックについてはWikipediaで補えそう。



加えて調べて分かった補足事項としては1870年代のイギリスでは売春はまだ禁止されてなかった模様。
1885年に「1885年修正刑法(Criminal Law Amendment Act 1885)」というのが出来てから禁止となったようです。

[2011/9/29追記]これは元からある法律で売春部分が強化されただけっぽい。ヴィクトリア朝においてどうだったかちょっと調べないと分かりません。
公娼NG私娼黙認状態、あるいは条件付OKか。
ただこの1885年の法律で公娼は全面禁止となったようだ。

途中で出てくる「Mangled Mermaid」はいわゆる売春宿ですな。
Mangled Mermaidのゲーム中の訳はまだ見てませんが、

「めった斬り人魚亭」とか「ずたぼろ人魚亭」

といったところか。


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