SNES、北米版スーパーファミコンのカートリッジ形状は2種類存在するようです。
百聞は一見に如かず、以下をご覧ください。
まずこちら。個人的にはこれがよく見る形状。
ソフトはTAZ-MANIAです。
そしてこちら。
国内版や欧州版と同じようなカートリッジロックの「受け」部分があります。
ソフトはLemmings。
これが2種類あるSNESのカートリッジ形状の違い。
ロック対応カートリッジはあまり見ないような気がしますが......
実際ロック対応のものはあまり所持してません。
さて、何故2種類あるでしょうか?
調べたら答えはすぐに見つかりました。
英語版WikipediaのSuper Nintendo Entertainment System Game Pakの項目によると、初期のSNES本体にはカートリッジロックがあったようです。
そのためカートリッジもロック対応用の形状になっていたと。
しかしSNES本体のカートリッジロックは廃止。そして1993年ぐらいからカートリッジ形状の変更が始まったようです。
なので1993年より前に発売されたソフトであればロック対応のカートリッジである可能性がある、ということですね。
確かにLemmingsの発売は1992年3月(北米版)です。
なおSNES本体でカートリッジロックが廃止された理由については調べ切れてません。
一説にはロックされたまま抜こうとするしまうユーザが多かったためという話ですが......
電源入ったまま抜いてしまうということ?