このエントリーをはてなブックマークに追加

600本限定ファミコンソフト
タッグチームプロレスリングスペシャルの
BGMが聞きたくて

ファミコンソフトのタッグチームプロレスリングを覚えていますでしょうか?
もともとアーケードでデコ(データイースト)が出していたプロレスゲームですがそれをナムコがファミコン用に移植しました。
相手をつかんで技をかけていき、体力を減らしてフォール。3カウント取れば勝ち。普通のプロレスのルールどおりです。場外乱闘もあります。
これが今やってもなかなか面白くて、よく出来てるソフトだと思いますよ。


にもかかわらず思い出少ないのは似たコンセプトのキン肉マン マッスルタッグマッチの方をやっていたからか。
ブロッケンJr選んで毒霧しか吐かないやつはチキン扱いです。そりゃあWikipediaにも書かれますわ。
Wikipedia キン肉マンマッスルタッグマッチ の項目参照



発売は1986年4月で、同時期発売ソフトに忍者ハットリ君やアトランチスの謎、ゲゲゲの鬼太郎(アクションの方)があります。
スーパーマリオブラザーズは1985年9月、ドラゴンクエスト1が1986年5月なのでちょうどファミコン成熟期がやってきたころでしょうか。


ちなみにドラクエ1のあとにバードウィークというソフトが出ているのですが、両方買ってもらったもののドラクエ(RPG)の意味が分からずひたすらバードウィークを極めようとしていたそのころの私。

さてだいぶ話脱線しましたが、そのタッグチームプロレスリング、発売記念で600名限定で贈られたVersionが存在するそうです。
って、コレクターの間では有名な話だと思いますが。


で、その600本限定「タッグチームプロレスリングスペシャル」に関するネット上のさまざまな紹介ページ見るとたいてい書いてあること:







BGMが違う。こっちの方がかっこいい!



・・・・・・・え、そーなの・・・・・・?




あのBGMもけっこうかっこいいと思うんだけど・・・・・・
と思うと気になって気になってしょうがないです。


ちなみにタッグチームプロレスリングスペシャルの中古ショップにおける価格は8万円から10万円(leSYN調べ)。状態によってはそれ以上。





さすがに高い・・・・・






嗚呼、BGM確認したいだけのためにその値段はだせない・・・・








ということで、お持ち頂いていた方にコンタクト取って趣旨をお話し、今回特別にお借りしました。本当にありがとうございました。感謝。









で、はやる気持ちを抑えまずは外観。


前から

タッグチームプロレスリングSP 前




後ろから

タッグチームプロレスリングSP 後


上から

タッグチームプロレスリングSP 上から

しまった、逆に撮ってしまった・・・・
まぁ、一般で売られていたものとはぜんぜん違いますね。











さて、電源オンしましょう。タイトルの見た目は変わりません。(たぶん)


タッグチームプロレスリングSP タイトル






さて、プレイしましょう。どの程度BGMが違うのか・・・・・








タッグチームプロレスリングSP プレイ画面









うぉ?! ぜんぜん違う!!!




まるっきり違います。そもそも曲調が明るい。なんか正義側って感じがする。
こっちはこっちでありじゃないかな~と思いつつ、もともとの方も捨てがたい、そんな感じの曲です。
とにかくぜんぜん違います。






で、








聞きたいですよね?







そのぜんぜん違う曲。











用意しました。






録音して耳コピし、ファミコン風にして出来るだけ原音を再現しました。
それでも微妙に違いますが、まぁ雰囲気はつかめると思います。

こちらからどーぞ。
タッグチームプロレスリングスペシャルメインテーマ 出来るだけ原音に忠実ver.













はい、それだけではもちろん終わりません。

スペシャルじゃない方とあわせてアレンジしておきました。




こちらからどーぞ。
タッグチームプロレスリング&タッグチームプロレスリングスペシャルメインテーマ






さて、メインディッシュは終了しましたが借りたときに一通りプレイしたので分かったことを書いておきます。

  • BGMの違い

  • メインテーマだけ。
    買ったときや負けたときなどは一緒。


  • 画面

  • 上記で見ての通りグラフィックがぜんぜん違う

    あとキャラがタッグ内で一緒

    キャラが一緒


    試合終了後もこの通り

    試合終了後 つうか負け



  • プレイ方法(技のかけ方)

  • これも良くかかれてますがまったく違う
    結局きちんとした技のかけ方は最後までわからなかったが流れとしては

    1. つかむ
    2. イニシアチブを取ったプレイヤーがボタン押して技選択→炸裂
    3. 時間までに技を選択しなければ相手側の技が勝手に炸裂する

    みたい。


    技選択の例

    2Pモードでたまたま技かけることが出来た時のスナップショット。
    右上に2P:B.SLAMとあり、ちょうど2Pがボディスラムをかけようとするところ。
    何もしなければパンチになってしまう



    ただ、これを1Pモードでやるとどうしてもつかんだ後に相手にイニシアチブ取られてしまい、こっち側の技がかけられません。
    んで、上のWINNER IS STRONG MASKSを見ることになると。
    しかもこのとき場外負けですからw。
    だって無限鉄柱攻撃から逃れられなかったんだもん。(こっちがイニシアチブとれず返せない)

    この辺のつかんだあとの攻防の条件が良く分からず。
    実際2Pモードでつかみ合いしても必ず技がかけられるわけではなく、掴んだだけで終わる場合もある。
    この辺よく分からないので1Pモードゲームやっても勝てない。


  • その他まとめて

  • 場外はあります(上述の通り)。そのときBGMが早くなります。
    確証はもてませんが技が通常版とだいぶ違うような気がします。 少なくともパンチってなかったような。
    もちろんタッチも出来ます。
    場外落ちたときの凶器は未確認。プレイ中は出てこなかった。というかひたすら鉄柱食らってた・・・・・




    ということで、総評。
    このBGMなんども聞いてるうちにああ、カッコいいかな~と思えるようになってきました。
    しかし技のかけ方が分からないのはなんともいえない。時々説明書ついているのを見かけるので、それを見て確認するしかないのか。
    あとソフトのお値段。冒頭に述べたとおり8万円ぐらいから。600本限定で中身がこれだけ違うんだったらまぁ妥当?なんじゃないですか?なんともいえませんが。

    結局需要と供給なんで。欲しい人は欲しい。

    私はまだ普通の値段でかえる単に出荷本数が少なかったり、1万前後で購入できるちょいレアソフトはまだまだもっていないので、このような真の意味でのレアソフトを入手したくなる=8万の価値を見い出せるのはまだまだ先なんでしょうね。



    おしまい。




    他の駄文:

    走るピカソ:イライザ

    PC-98にPC-UNIXを
    Best バカゲー HARAKIRI
    Best バカゲー HARAKIRI プレイレビュー前半

    Best バカゲー HARAKIRI プレイレビュー後半

    ウソレアファミコンカセットを作る

    1/144(たぶん)ザンダクロス作成記

    テンゲンの取扱説明書にかなう物無し!テンゲンメガドライブソフト取扱説明書全紹介~上~
    テンゲンの取扱説明書にかなう物無し!テンゲンメガドライブソフト取扱説明書全紹介~中~
    テンゲンの取扱説明書にかなう物無し!テンゲンメガドライブソフト取扱説明書全紹介~下~