ちょっと変わった釣りゲーム「キラーバス」をプレイしました。プレイステーションのゲームです。
とても釣りゲームに見えないタイトル画面ですが釣りゲームです。
軍の遺伝子工学によって生まれたブラックバス、その名も「キラーバス」。非常に獰猛。
そのキラーバスのプロトタイプが超巨大ブラックバスの「ジャック」。大量の犠牲者を出しつつも捕獲される。
そしてそのジャックを釣るための「キラーバスカップ」が開催。
キラーバスカップに参加し優勝することがこのゲームの目的です。
優勝=ジャックを釣るということ。
ジャックはキラーバスカップの主催者によって封印されているそうです......
釣る相手がモンスタークラスのブラックバスですが、やることは普通の釣りゲームと一緒。
ゲーム開始直後。釣りゲームとしてはよくある画面構成かと。
お好きな場所にキャスティングしたあとはルアーをうまく動かします。
ヒットしたら引き寄せます。糸が切れないように魚の動きに合わせてロッドとリールを操作。
LINE STRESSが糸のテンション、LINE DISTANCEが糸の長さです。
......これだけならば普通の釣りゲーム。
このゲームの最大の特徴は「全体的に漂うホラー感」だと思います。
例えばラウンド開始時の表示がこれ↓。
キラーバスの目玉アップ。フォントも怖い......
「3尾釣れ」の部分なんて血だまりみたいになっています。
ステージも普通ではない場所がほとんど。
火山の近くとか、ドラゴンの頭部を模した岩場とか。
最終ラウンドに至っては水没した遺跡。
キラーバスカップの最終ラウンドなので観客がいる。
巨大ディスプレイもある。
中でも一番はBGMですね。完全にホラーゲーム/モンスターパニック系映画のBGMです。
想像がつかなければ映画「ジョーズ」のBGMを思い浮かべてください。
ああいうノリです。
このBGMを聴くためにプレイする価値がある、といっても過言ではないかと。
で、このゲームクリアしました。ジャックを釣り上げキラーバスカップ優勝。
難しいのかな......と思いきや意外と簡単。
いくつかのポイントを押さえればクリア可能です。
以下に攻略を記述します。
各ラウンドのクリア条件に合わせて狙うバスを変える
バスは3種類+ジャックです。
ブラックバス、キラーバス、ボスバス。
この3種は以下のような特徴を持ちます
- 重さ:
ブラックバス<キラーバス<ボスバス - 釣りやすさ:
ブラックバス>キラーバス>ボスバス
重い(大きな)バスほど釣りにくいということです。
そして各ラウンドのクリア条件は大きく2つ。「釣った数」か「バスの重さ」です。
最終的な順位・ポイントはクリア条件を達成するまでの時間で決まります。
したがって決められた条件を早く達成することが重要。
つまり、数が要求されるラウンドでは基本ブラックバスを狙い、重さが要求されるラウンドではキラーバスかボスバスを狙います。
ボスバスは10000g超えが釣れる時も。小さくても7000gぐらい。
ボスバスが釣れれば重さを競うラウンドではかなりのアドバンテージになります。
ブラックバスだと600g~1500g前後、キラーバスだと1500g~4000g超えるぐらいでしょうか。
ルアーは好きなものでOK
ルアーはいろいろ種類がありますがどれでもいいと思います。
釣れやすさに変化はないように思えました。違いは浮くタイプか沈むタイプかとルアーの挙動。
沈むタイプが使いやすいかと。私は終始Rhodeus(タナゴ)を使ってました。
食いつかせる「相手」はある程度狙えます。
目の前でひょこひょこ動かせばだいたい食いついてきます。ダメなときもありますが。
狙っていたのと違うのが食いつきそうであればルアーを移動させてしまえばよい。
隠しルアーについては後述。
ヒットした後の操作
ヒットした後の操作ですが、基本的には以下でOK。
- 〇ボタンを押しっぱなしにしてバスの泳ぐ方向に向かって方向キーを押す
実際には魚の動きにあわせえタイミングよく操作、なのですが、上記のやり方でも問題ありません。
ちょっと時間はかかるかも。
逆に糸を切りたい(釣りなおしたい)ときは以下を実行します。
- 〇ボタンを押しっぱなしにしてぐるぐる回す感じで方向キーを押す
レバガチャに近い感じです。
あっという間にLINE STRESSが上昇して糸が切れます。
ジャック戦(最終ラウンド)
まずはジャックがステージのどこにいるか探さなければいけません。
適当にルアーを投げてジャックを探しましょう。
このバカでかいのがジャック。
たまにルアーが届かない位置にいたりします。その場合はジャックが移動するまで待つ。
最終ステージは3つのエリアに分かれています。プレイヤーがエリア移動すればジャックも移動します。
どうにも釣りづらい位置にジャックがいればエリアを移動するのもありです。
エリアの中にいないということはないと思いますが、ポリゴン表示が省略されたりして見つけづらいときも多い。
ルアーが届く位置までジャックがくれば、近くでルアーを動かしヒットを狙います。
ヒットさせた後の操作は他のバスのときと同じ。上述の通り。
しかし大きいだけあって釣り上げるまで時間がかかります。
焦って操作をすると糸が切れてしまうので落ち着いて操作しましょう。
隠しルアーはラウンド8のボスバスを釣り上げると入手できます。
VIPERというヘビの形をしたルアー。浮くタイプ。
大きめのルアーなのでこれで釣るとなかなかの迫力です。
VIPERはヒット後に方向キー1周でバスに絡みつき、動きを封じることが出来ます。
が、やり方が悪いのか狙って絡みつかせることはほぼできず。むしろ糸のテンションが上がってしまいました。
たまにできてもすぐほどけてしまうので個人的には普通のルアーでいいかな~と思います。
無事ジャックを釣り上げれば優勝です。
プレイヤー以外の相手もいるのですが、残り10分になっても彼がジャックを釣ってしまうことはありませんでした。
97142g。97kgって相当デカいですよ......
ジャックは3回ほど釣り上げましたがだいたい90000g(90kg)超えぐらいで100kg超えには至らず。
果たして100kg超えのジャックには出会えるのでしょうか......?