学校であった怖い話をプレイ中。
前回は4週目完了です。
現状。
1話目 | 2話目 | 3話目 | 4話目 | 5話目 | 6話目 | 最終話 | |
1週目 | 新堂 誠 | 荒井昭二 | 風間 望 | 細田友晴 | 岩下明美 | 福沢玲子 | 黒木先生 |
2週目 | 荒井昭二 | 風間 望 | 細田友晴 | 岩下明美 | 福沢玲子 | 新堂 誠 | 殺人クラブ |
3週目 | 風間 望 | 細田友晴 | 岩下明美 | 福沢玲子 | 新堂 誠 | 荒井昭二 | 人形への生贄 |
4週目 | 細田友晴 | 岩下明美 | 福沢玲子 | 新堂 誠 | 荒井昭二 | 風間 望 | 全員が守護霊 |
5週目 | 岩下明美 | 福沢玲子 | 新堂 誠 | 荒井昭二 | 風間 望 | 細田友晴 | - |
6週目 | 福沢玲子 | 新堂 誠 | 荒井昭二 | 風間 望 | 細田友晴 | 岩下明美 | - |
目標である42話プレイのうち、27話をプレイ済み。
殺人クラブはグッドエンド見ていないのでカウントしていませんが、それでも半分超えてます。
1話1話が短くてちょいちょいプレイできるは私にとっては非常にありがたいですハイ。
5週目最初は岩下。
主人公である坂上と同じクラスにいる内山浩太、という男子生徒の話。
彼はいじめをうけていた。
どうしても自分はいじめられるのか考えた結果、自分以外の全員に悪霊が取り付いていると考えた。
そんなことをクラス内でいうものだから、ますます彼は相手にされなくなってしまう。
内山君が坂上と同じクラスということもあり、岩下はちょくちょくいじめの件について、どう関わっていたのか聞いてくる。
安牌を選ばず多少危険な選択肢を選ぶ、というのは今回も実行するので、岩下の問いについても微妙な線を選んで回答しておく。
一方内山君は学校に来なくなった。学校のみんなが悪霊に見えるようになったからだ。
そしてとうとう学校を辞めた。
学校を辞めても彼は悪霊を見続けた。そしてとうとう悪霊に取り憑かれてしまう。
彼は自分に取り付いた悪霊を始末するべく、自分の喉にカッターを何度もつきたてた。
部屋は血で真っ赤に染まっていたという。彼の生死は不明。
まだ話は終わらない。
岩下は坂上が内山君いじめに関与していると思っている模様。
それどころか、お前がいじめグループのリーダーだ、と問い詰める。
彼女が何故そんな話をするのかは分からない。
いじめには関わっていない、と否定する選択肢を選んだのだが・・・
もはや岩下はこっちの話を聞いていない!
やべぇ。殺られる・・・っ!
1話目にしてバッドエンドか?
何とか助かったらしい。
内山君は岩下の弟だった。岩下は弟いじめた連中はもちろん、見殺しにしたクラスメートも憎らしかったらしい。
今回の集まりなんて坂上へ復讐をするいい機会ぐらいにしか思っていなかったのだろう。
彼女はふらふらとこの場を出ていったとのこと。まぁ、居づらいわな。
ハプニングがあったものの続行。
2話目。福沢。
校内にあるいわくつきの蛇口の話。
体育館脇の水飲み場、右から二番目の蛇口は、針金がぎちぎちに巻かれて使えないようになっている。
私も校内で針金が巻かれ使えなくなっている蛇口はたま〜に見ました。
ただ、ハンドル自体が無くて回せない、って方が多かったような。
針金巻いちゃうともし使おうと思った時にすぐ使えないからでしょうか。
さて、この使えない蛇口はとある事件が関係している。
昔、志田と玉井という2人の女生徒がいた。
志田さんは性格もよく、見た目もきれい。芸能界からのスカウトもあったと噂されるほど。
玉井さんは・・・・まぁ逆だ。多くは語るまい。
そんな全く正反対の2人は常に一緒にいた。何故いつも一緒にいるのかは全くの謎。
小学生のころからの友達だから、とか?
あるいは玉井さんには普通の人には分からない魅力があるのか?
そんな姉妹のような2人、ある日を境に突然仲が悪くなった。
というか、志田さんが玉井さんとつるまなくなった。
その理由は、ある日突然白日のもとにさらされることとなる。
2人の関係を暴露する内容が校内の掲示板に貼り出されていた。
玉井さんは、志田さんと「なんとかして」仲良くなりたいと考えた挙句、お友達代として毎月50万円を渡していたという。
大金持ちのお嬢様である玉井さん。欲しいものはなんとしてでも手に入れたかったらしい。
一方志田さんは芸能界へのデビューが決まり、わざわざお金をもらって玉井さんと仲良くする必要が無くなった。
あるいは芸能界デビューを前に交友関係をきれいにしておきたかったのか。
いづれにしろ志田さんが「お友達」でいることを断ったために2人の中は悪くなった。
二人の関係が明るみに出た結果、志田さんは退学。玉井さんは金の力を使ったのがおとがめなし。
そもそも暴露したのも玉井さんじゃないか、という話。
噂が噂を呼び、玉井さんは陰口を叩かれ、かなりの嫌がらせを受けるように。
彼女は授業以外は姿を見せなくなり、そのうち授業にも出なくなった。
ある日、体育館脇の水道を使っていた生徒たちが、変な臭いがするといって騒ぎ出した。
その水道が繋がっている貯水タンクに向かうと・・・・そこにはタンクに首を突っ込んでもいる玉井さんがいた。
あ、これ、貯水タンクに死体入ってるパターンじゃないですか。
ピンポン。正解。
玉井さんは志田さんを何としてでも繋ぎとめ、自分のものにしたかったらしい。
貯水タンクに彼女を閉じ込めてでも。
結果として彼女が死んでしまってもかまわなかった。
その後貯水タンクを掃除して水道は普通に使えるようになったが、例の右から二番目の蛇口からは生臭い液体が出続けたという。
3人目。新堂。
前回と同じく運動部の話。
バレーボール部が学校の敷地外にあるいわくつきの合宿所で合宿を行った。
合宿自体は何事もなかったが、帰ってくるとボールがひとつ増えている。
それ以降何故か部活中の怪我が多発。
最初は転んで擦り傷程度だったものが、骨折やらアキレス腱切断やらだんだん症状が重くなる。
どうみても合宿後に増えたボールが怪しい。ただしどれが余分なボールなのかは分からない。
ではボールを全部入れ替えてしまえ、と今あるボールを全て処分し新たなボールを購入した。
同時に部活中の不可解な事故もおさまった。だが・・・・
再びボールが1個増えていた。新品の中に中古のボールが混ざっているので一目瞭然である。
ボールを再び捨てる。ただ捨てるのではなく、布と紐で縛って焼却炉で燃やす。
灰にしてしまえば戻りようが無い、と考えたのか?
突然、燃えさかるボールが焼却炉から飛び出し、バレーボール部の部室へと一直線。
部室で火災が発生する。
幸いぼやで消し止められたものの、部室の壁には黒いススや焼きあとが残ってしまった。
焼きあとは人の形をしていた。合宿所の壁の染みとそっくりな形だったという。
合宿所にいた霊が、ボールに姿を変えてついてきたのではないだろうかとのこと。
4人目。荒井。偶然にも彼も合宿の話である。
学校の講堂の上には合宿施設があり、その合宿施設を利用した時の話。
さて、冒頭で話す内容の選択を求められる。
「残酷な話」を選択。
前にも話したとおり痛い話は苦手なのだが、だからこそより恐怖を得るためにその手の話を選択するべきだろう。
残酷な話、それは合宿所に出るという「逆さ女」という妖怪の話である。
それは荒井がサッカー部の合宿に参加していた時。
荒井がサッカー部に入っていたというのは意外。それは本人も認めている。友人である神山くんに誘われて入ったらしい。
昼間のきつい練習を終え、身体はぐったり。
合宿所のベットは固く、冷房設備もない。
神山くんは寝苦しさから真夜中に起きてしまった。
すると逆さ女が登場。
彼女は自分にあったことを誰にもしゃべるな、と約束して消える。
この逆さ女、とにかく見た目のインパクトが大きい。実写取り込み・血を思わせるような赤黒さなどが要因だろうか。
神山くんは約束どうり逆さ女のことを誰にも言わなかった。
その夜、再度逆さ女が出現する。
信頼できる人に自分と会ったことを話してみろ、という逆さ女。翌日、神山くんは荒井の逆さ女の話をする。
話を終えるやいなや逆さ女登場。
神山くんは逆さ女に殺されてしまった。
んんん?神山くんは約束を破ってはいないんじゃないか?
しかし、「信頼できる人に自分と会ったことを話してみろ」というのは、
「これはただのアドバイスです」
とのこと。・・・・・確かに。
5人目。風間。
彼は自分の正体を話すという。
涼宮ハルヒがいたら喜びそうなラインナップである。
「頭の変な人」を選びたいところを我慢して、異次元人を選択。
彼はあっさり異次元に住むヤパーレ人であることを認めた。ヤプール人じゃあないよ、ヤパーレ人。
それだけじゃあ話にもならない。いつもどおりホラの可能性があるので異次元人である証拠を見せてもらうことにする。
彼は、ここで起きたことは他言無用だ、といって宙を指で丸くなぞった。
そして彼は異次元人としての身の上を喋りだした。
ヤパーレ人は高度な文明をもっていたが、凶暴なヒデブ人に襲われ住んでいる星を脱出した。
今は新しい移住先を探している途中で、地球が第一候補だという。
・・・・マジで話しているのか、まだホラ吹いているのかは分からない。
ヒデブ人ってなんだよ。北斗の拳かよ。
先ほどの黒い穴が気になるものの、ここは「なにいってんだ」を選択。
すると、風間は意味不明の言葉を発した。
風間は、ヤパーレ人が地球への移住を開始する合図を出してしまった、という。
今回の風間は、マジもんだったか。
6人目。細田。
満を持して彼が話すのは旧校舎にいるというトイレの花子さんの話。
旧校舎へ移動して花子さんを呼び出そうとのこと。まずは花子さんにまつわる話をするべく旧校舎内のとある教室へ移動する。
まだ旧校舎が使われれいた頃、この教室で補習のプリントを受けていた生徒たちがいた。
担当の先生は時々様子を見ていたが、途中で急用が出来てしまい、他の先生にまかせて帰ってしまう。
頼まれた先生もうっかり補習のことを忘れてしまい帰宅。彼らは完全に忘れ去られていた。
いつまでたっても担当の先生が見に来ない。既に午後10時過ぎ。さすがに彼らも不安になってきた。
時計はいつの間にか10時20分から動かなくなる。
おかしい、と時計を調べるとドクロの形をした染みを発見してしまう。午後10時過ぎの古い教室でそんなものは見たくない。
こんな状況ではとても補習どころじゃない。
一人がトイレに行ってしまったので、そいつが戻ってきたら先生を呼びに行こうということになった。
が、いつまでたってもトイレから戻ってこない・・・・時計も10時20分で止まったままなのでどのくらい経過したのかもわからない。
もう一人が様子を見に行く。さっさと連れ戻してこの場を離れたかった・・・・のだが。
悲鳴。
一緒にいた女の子は泣き出してしまった。
もう補習なんてどうでもよい、先生を呼んで帰ろう、ということになる。
ただ、トイレに行った2人が心配。悲鳴は彼らのものだろうか?
残りのメンバー4人のうち、1人が2人を呼びにトイレに行き、残りの3人が職員室へ先生を呼ぶことになった
ここで話が分岐。職員室か、トイレか。
細田の話なのだから当然トイレに行った1人の話を聞くことにする。
一番近いトイレに行くと、3階のトイレに行け、と壁に書かれていた。
2人が自分を驚かせようとしているのかもしれない。彼は少し腹を立てつつも、3階に向かう。
突然ひとつのトイレの灯りがつく。そこに2人はいるに違いない。
個室のドアをひとつひとつ開けていく・・・
最後の個室のドアを開けようとしたときに今度は階下から悲鳴が。
職員室に向かったはずの3人が誰かに引きずられている。
廊下にはべったりと血が。
血の跡は3階の、花子さんがいるといわれている女子トイレの一番奥の個室にまでつながっていた。
意を決して個室のドアを開けるもそこには誰もいなかった。
・・・・上から水滴が落ちてくる。上・・・・?
職員室に行った3人、そしてトイレに向かった2人が天井に5寸釘でで張り付けられていた。
白い能面のようなものをかぶった女が彼らにしがみついている。
彼女が花子さん、なのか?
残った1人も謎の仮面の女に襲われる。そしてこの6人は行方不明になってしまった。
話は以上で終了。いよいよもって花子さんを呼び出すという。
ちょうどその瞬間彼らはまばゆい光を浴びせられた。
光の正体がわからないまま6話目終了。
最終話。6話目の光は懐中電灯の光だった。
懐中電灯を持っているのは・・・
黒木先生。再度登場。
旧校舎にいることを咎められるものの、先生は意外な提案をしてきた。先生がこの学校にまつわる怪談をしてくれるという。
黒木先生が話すのは旧校舎にある謎の壁の話。
まずは壁のある場所まで移動。たしかにその壁だけ色が違うようだ。
いちおう細田シナリオなのでトイレを選択してみたが、トイレではない。
この壁の裏にあるのは、地下へと続く階段。
戦時中に作られた防空壕だという。ただ、急場しのぎの防空壕だったので気休め程度。
ある日校舎に爆弾が直撃して防空壕は校舎ごとガレキの山に。多くの人が生き埋めになってしまったという。
その後旧校舎は修復される。ただし防空壕はそのままに。壁を作って入り口を塞いで。
黒木先生もこの学校の生徒だったらしく、この防空壕に関するある噂を聞いていた。
それは壁の裏から声が聞こえるというもの。
先生が友達と一緒に例の壁に耳を押し当てると、「呪ってやる」「殺してやる」という声が聞こえた。
翌日、友達がガス爆発に巻き込まれて生き埋めになってしまったことを知る。
先生は運が良かったのか、対象にされなかったのか、何も起きず、命拾いした。
先生の話はこれで終了。それぞれ家へと帰る。
帰宅後、突然電話がなった。電話をしてきたのは細田だった。
彼は先生が話した壁の向こうに、本当に防空壕があるのか確かめたいという。しかもこれから、今すぐに。
「分かりました。今すぐいきます」を選択。虎穴に入らずんば虎子を得ず。
ここは彼の提案にのることにしよう。
彼は壁を破壊するのに電動のこぎりを持ってきていた。
さすがに壁の破壊はまずい、と静止しようとするも、暴走する細田は止められない。
結論を言ってしまうとこのあとバッドエンド。細田は見えない炎に焼かれ、坂上はその場に現れた黒木先生に電動のこぎりで脳天真っ二つ。
あかん。再プレイ。
今度は壁を破壊しようとする細田を制止しない。これでもバッドエンドであれば更に前の選択肢を変更する。
壁の破壊を傍観する坂上。壁が壊されようとするその瞬間、黒木先生が登場し壁の破壊を阻止。
・・・・黒木先生の様子が若干違う。先程とは別人のように見える。そもそもこちらが細田・坂上であることが分かっていないようだ。
電動のこぎりを持って襲いかかってくる黒木先生。
2人は外へと逃げる・・・・細田が転ぶ。お約束展開。
やっぱ細田は殺されてしまうのか、と思った所にパトロール中の警察官が登場。
黒木先生は観念したのか、あるいは証拠隠滅のためか、自分の首に電動のこぎりをあてがい自殺する。
黒木先生の目的は何だったのかはわからずじまい。
壁の向こうには黒木先生のにしかわからない「何か」が封印されていたのだろうか?
そうするとこの防空壕の話もその「何か」を隠すためのカモフラージュだったのだろうか?
5週目終了。
これまでに35話を聞いているが、改めて話のバリエーションが多いことに驚かされる。
それぞれの話に微妙な繋がりがあったりもするし。
登場人物の性格も把握してきたので、感情移入度合いもプレイ開始時より高くなっているかもしれない。
なんどやっても痛い系は苦手だし、主人公巻き込まれ系はどうにか生き延びようと緊張感が出る。
今回印象に残った話は1話目の岩下。
少しづつ追い詰めていく語り口。カッター片手に坂上に襲いかかるシーンのインパクト。
そんな話が1話目、初っ端からだったの大きい。加えて本人はいなくなっちゃうし。
その7 につづく