学校であった恐い話 をプレイ:その7

学校であった怖い話をプレイ中。
前回は5週目完了です。


現状。

1話目 2話目 3話目 4話目 5話目 6話目 最終話
1週目 新堂 誠 荒井昭二 風間 望 細田友晴 岩下明美 福沢玲子 7人目が行方不明
2週目 荒井昭二 風間 望 細田友晴 岩下明美 福沢玲子 新堂 誠 殺人クラブ
3週目 風間 望 細田友晴 岩下明美 福沢玲子 新堂 誠 荒井昭二 人形への生贄
4週目 細田友晴 岩下明美 福沢玲子 新堂 誠 荒井昭二 風間 望 全員が守護霊
5週目 岩下明美 福沢玲子 新堂 誠 荒井昭二 風間 望 細田友晴 黒木先生
6週目 福沢玲子 新堂 誠 荒井昭二 風間 望 細田友晴 岩下明美 -


青がプレイ済み。

5週目最終話でも黒木先生が登場したので、表の5週目最終話を黒木先生にして1週目最終話は「7人目が行方不明」に変更しました。
最初は単純に「黒木先生2」にしようと思いましたが、区別用とはいえもうちょっとわかりやすくするべきと思いまして。

今回のプレイは6週目。これで当初の目標としていた42話全部をプレイすることとなります。
残ってる話をどうするかは後述。





6週目の最初は福沢。
彼女の友達である元木早苗ちゃんの話。彼女はかなり「変わってる」らしい。

たとえば、包丁を自分に向けて「目に差したら痛いよね」と言ってみたり、くらくらして目が回るのを直すといってその場でくるくる回転してみたり。
目が回るのと反対方向に回れば直る・・・・・・いや直らないだろ。
そういえば彼女は3週目の13階段の話で登場してた。そこでも彼女はちょっと変な子って話をしてたっけ。


そんな早苗の秘密を福沢は知ってしまう。それは彼女が気分が悪いといって体育の授業を休んだ時。
福沢もつき指をしたので体育の授業を抜けて治療を受ける。ついでに授業を休んでしまった早苗を探す。

早苗は教室で机に突っ伏して寝ていた。
しばらくすると彼女の身体がびくんと跳ね、背筋を伸ばし起き上がった。



学校であった怖い話

早苗は、口の中から白い綿のようなものを出しはじめた。
福沢が言うには、それはエクトプラズムじゃないかとのこと。

エクトプラズムは霊魂である、と福沢は説明。つまり口から出た白い綿は早苗の霊魂である、といいたいらしい。
口からエクトプラズムを出し続ける早苗に声をかけるも反応は無し。


しばらくするとエクトプラズムは早苗の体内に戻った。全部戻りきったところで早苗が起きる。
思わず福沢は逃げてしまう。



学校であった怖い話

逃げた福沢を先程のエクトプラズムが追いかけてきた。が、何もせず福沢の身体を通過しただけ。
・・・・ほっとして福沢が教室に戻るとそこにエクトプラズムがいるではないか。
エクトプラズムは目の中から福沢の体内に侵入してしまった。

それからエクトプラズムは、ずっと福沢の目の中に居座っているらしい。
エクトプラズムは早苗の霊魂じゃなくて早苗の中にいた「誰か」の霊魂だったのだろうか。






2話目。新堂。
学校の門の前に出没する「飴玉ばあさん」の話。

自分の気にいった生徒、あるいは一人ぼっちで寂しそうにしている生徒を見かけるとバスケットに入っている飴玉を1つ渡す。
その飴が超絶おいしいらしい。ほどよい甘さで口の中がとろけるような感じ。この世のものとは思えない味。
なんでも最初にその飴を食べた生徒はそのあまりのうまさに性格まで変わってしまったという。

彼だけではなく、飴玉ばあさんの飴を食べた生徒は、性格が明るくなり、自信に満ち溢れ、何をやっても成功してしまうらしい。
人生の転機がやってきた感じなんだろう。


学校であった怖い話

そこまで聞かされると飴の味は気になるし、その飴玉ばあさんにも会いたいじゃないですか。


ここに佐久間昇という生徒が登場。
彼は少々天邪鬼な性格で、「俺はキョーミないから」といった言動・態度をとっているが内心は飴玉ばあさんの飴が欲しくてたまらない。
誰にも見つからないようにコソコソしながら飴玉ばあさんを待ち続ける。

待ちに待ちに待ち続けてようやく飴玉ばあさんと会うことができた佐久間。
嬉しさを隠しつつも飴玉をゲット。あまりのうまさについつい「・・・うまい!」と本音が出る。
彼は飴玉一つでは我慢できず、バスケットに手を伸ばして飴玉を強奪。
飴玉ばあさんを突き飛ばして逃走。彼が手にいれたのは2つ。食べた分もいれれば3つ。


家に帰り、自室で飴玉を眺めているうちにまた食べたくなってきた。
ちょっとだけなら・・・なめるだけなら・・・・と結局2つともパクり。

とてつもなくうまい飴玉を3つも食べることができて、満足する佐久間。


その時、ドアを叩く音がした。



学校であった怖い話

どうやって家に入ってきたのか、飴玉ばあさんが飴を返してくれと言っている。
返せと言ってももう飴は食べてしまった。
ドアを開けず、鍵も閉めたままで籠城するも、飴玉ばあさんはいつの間にか佐久間の部屋の中に進入していた。


佐久間に返却を迫る飴玉ばあさん。
奪った飴は食べてしまった、もう無い、ということを話すと、


学校であった怖い話

と飴玉の代わりに目玉を2つ、くり抜いてしまった・・・



話の最後に新堂が「飴玉ばあさんに会いたい、飴を食べたい、っていったよな?」と聞いてくる。
確かにそう答えたので、「言った」を選択。


学校であった怖い話

学校であった怖い話

・・・・どうみても不幸の手紙ですほんとうにありがとうございました。
新堂って頼れる先輩と見せかけて時々こっちをワナにかけてくるよなぁ。

ずる賢い一面があるよ。





3人目。荒井。
飛び降り自殺に興味がある生徒の話。
具体的にはこの学校の屋上、4階から落ちたらどうなるのか。死ぬのか、死なないのか。状況によるのか。
荒井も4階から落ちたらどうなるのか、気になるという。

まー多少は気になるかもしれませんが、普通それについて真剣に考えることはないでしょう。
そもそも試せない・・・・のだが、相沢信彦という生徒はそれをどうにか突き止めようとと本気で考えたらしい。
最終的に至った結論は「屋上から人が落ちるのを見たい。助かるのかどうかを知りたい」。


屋上でそんなことを考えていると、一人の男子生徒がやってくる。
彼はこういった。

「こんな所から飛び下りたら、どんなことになるんでしょうね」


同じことを考えている人がいるとは。
相沢は彼の自分の計画に引き入れることにした。更に都合のいいことに、彼は自らのことが嫌いであり、自分がいなくなってしまえばいいと考えているらしい。
・・・・彼をそそのかして屋上から飛び降りさせれば良い。



2人は人の死や死後の世界について語り合った。
とにかく相沢としては彼に一刻も早く決心してもらいたかった。しかしなかなかそこまでは至らない。

相沢は強硬手段に出る。まずは彼に遺書を書かせる。真似事だ、自分も書くから、と。
相沢が遺書を書き、彼にシャーペンを渡すと、

学校であった怖い話

彼は相沢に向かってシャーペンを持った手を振り下ろした。
身体に突き刺したか、切り裂いたのか。


不意を食らった相沢は床に頭を打ちつけ倒れる。
そして気を失う。



学校であった怖い話


相沢も荒井も同じことを考えていたが、彼も同じことを考えていた。
そういうことでしょうね。






4人目。風間。
彼の場合、怪談を話すというより自分の能力や秘密を明かす場合が多い。
そして、たいていしょうもないオチで終わる。ガチだったのは今までに2回。

風間は、自分が霊媒師だといった。霊媒師としての能力を見せるので、部屋を真っ暗にする。



・・・ま、今回もインチキなんですわ。
テープレコーダーで不気味な音とラップ音を発生。
ドライアイスで霊の出現を演出。

それらの証拠を問いただすと、


学校であった怖い話

と、いつもの調子。
これ以上の進展もなくこの話は終了。

・・・・基本、彼に何か怖い話・オチ以外の展開を期待してはいけないんだろうな。
で、たまに発生するガチ話での意外性を楽しむ、と。







5人目。細田。
トイレ専門で霊感もちである彼。今回の話はその両方。
体育館脇にあるトイレからは不思議な霊気を感じるという。
人間のものではない。


学校であった怖い話

一番ひどい話になりそうな「虫」を選択。


ある生徒 -名前は不明- は非常に虫が嫌いだった。嫌いなので近寄らない、じゃなくて踏みつけて殺してしまうタイプ。
体育館脇にあるトイレを使用した時、虫がそこら中にいるのに気がつき、トイレ中の虫を殺してまわる。

虫を何匹退治しても数は一向に減らない。それどころか増えている。増え方も異常。


学校であった怖い話

彼は最後の手段にでる。トイレを目張りし、大量の蚊取り線香でまとめていぶし殺すことにした。
夜、蚊取り線香をもって例のトイレへ向かう。入り口以外全て目張りする。


トイレは床も壁も天井も虫に埋め尽くされていた。
あまり想像したくない光景だ。彼は虫が蠢くトイレに入り、持ってきた蚊取り線香に火をつけてそこら中にばらまいた。
そして脱出。
・・・・・いや逃げられない。大量の虫に足を絡め取られてしまい、身動きが出来ない。


翌日、彼は変わり果てた姿で発見された。


学校であった怖い話

そんなこともあって使用禁止になったトイレなのだが、使おうと思えば使える。
トイレの入り口に「使用禁止」とか書かれている程度なのだろう。


ある日、細田の友人、津田くんがやむを得ずそのトイレを使用。
それから彼の挙動がおかしい。


学校であった怖い話

うんうん、虫は高タンパク低脂肪で身体にいい・・・・ってそうじゃない。
その後ちょっとした騒ぎの後に津田くんは正気に戻るのだが、彼は例のトイレにいってからしばらく記憶が無いという。
ちょうど、トイレから出て、女郎グモが肩に乗っているのに気づいたあたりから・・・


細田曰く、津田くんはその女郎グモに操られていたんじゃないか、とのこと。





6人目、岩下。ルーベライズというパワーストーンの話。
このパワーストーンの力は絶大で、持ち主の願いは何でも叶えてくれるらしい。
ただし非常に珍しいもので、国内で入手することはほぼ不可能。加えて一般人が買えるような値段では無い。

なお、ルーベライズというパワーストーンは実在しない。このゲームの中でのオリジナルである。


さて、ここに大川さん、という女生徒が登場する。
彼女は岩下と同じクラスでパワーストーンに興味を持っていた。
最初は手持ちのパワーストーンで満足していたものの、ルーべライズの存在を知ってからは他のパワーストーンではとても満足できない。
どうにかして手に入れたいと思っていたところで、あるうわさ話を聞きつける。


この学校の卒業生で、ルーべライズを持っていた人がいた、ということ。
そしてその人はもう亡くなっていること。
持っていたルーべライズはその人のお墓に埋めてしまったこと。



名前は岡崎さんとわかり、大川さんは卒業アルバムから該当者を探し出す。
25年も前の先輩だ。
そして岡崎さんの親の元へ向かい、こう言った。


学校であった怖い話


すなおに岡崎さんにルーべライズを渡すか、追い返すかは選択できる。
ここは素直に渡すことにしてみよう。
岡崎さんの親は墓からルーべライズを取り出し、大川さんに宅急便で送ることを約束する。


ここでルーべライズの持ち主であった岡崎さんの話に。

彼女はさる財閥の御曹司からルーべライズをもらったそうな。彼の名前は藤臣秀人。
彼は岡崎さんにずっと片思いをしていて、ルーベライズを送り、付き合って下さいと告白した。
当時、ルーべライズはそれほど有名なパワーストーンではなく、その効果は一部の人しか知らなかったように思える。
そのうちの一人が藤臣だったのだろう。彼は岡崎さんにルーべライズの効果を説明し、力を試してみるように言った。

彼女は英語のテストでいい点がとれますように、とおまじないをした。



結果。

学校であった怖い話

効果があったことを藤臣に伝える岡崎さん。
藤臣はもう一度効果を試してみないか?と提案をする。



今度は「天気を変える」というお願いをする。


学校であった怖い話

やはり効果があった。藤臣はもうひとつ、自分が試したいことがあるという。
2人は夜、改めて学校で会うことにする。



夜に再開した2人。藤臣はルーべライズを岡崎さんから受け取り、願い事をする。
すると・・・・・


学校であった怖い話

岡崎さんは血を吐いて倒れた。


真の目的を岡崎さんに話す藤臣。
藤臣はルーベライズの効果に対して半信半疑。仮に効果があったとしての何らかの副作用があっては困る。
誰か適当な人物に効果を試させた上で、何も無ければ自分が使うつもりだった。
岡崎さんはルーべライズの効果を試すためのダシにされたんでしょう。

学校であった怖い話

用済みになった岡崎さんを始末する、ってのがこのときの藤臣の願い。

岡崎さんはルーベライズの効果で瀕死状態。それでも藤臣に近づこうとうめき声を上げながら地面を這いずり回った。
そして藤臣の持つルーべライズを奪う。
彼女は最後の力を振り絞ってルーベライズにお願いをした。
彼に復讐をしたいと。

翌日、岡崎さんと藤臣、両者は死体となって発見。
藤臣の願いも、岡崎さんの願いも、両方共かなえられたのだろう。


話は大川さんに戻る。

鳴らされるチャイム。
「宅配便です」という若い男の声。
ドアを叩く音。

大川さんはルーべライズが届いたと思い、ドアを開ける。
上記のような逸話があるなどつゆしらず。

岡崎さんの願いはまだ残っていた。


学校であった怖い話

彼女はルーべライズの願いによって、殺されてしまったとのこと。
岡崎さんの願いだけではなく、藤臣の願いも残っていたかもしれない。
誰かを殺したい、という願いが2重にかかっていたら、そりゃあかなり強力な呪いになっているでしょうね。






最終話。
7人目は現れず、日野が登場する。
「さし入れ」としてさまざまなジュースがテーブルに置かれた。

学校であった怖い話

普通に考えればこの会のホストである坂上は残りものを選ぶべきだよな。ということで最後の残り物を選択。
残り物はおしるこドリンク(つめたい)だった・・・・しかも飲んだら意外とおいしいらしい。


さて、日野が来た理由は自身が「7人目」としての話をするため。最後の一人の手配が出来なかったとのこと。
彼が話すのは理科の白井先生の話。

白井は科学準備室の中に科学部や生物部の部員でも入ることの許されない倉庫を所持しているという。
倉庫には鍵が3つついていおり、白井はその中で得体のしれない実験をしているとか。
そんな白井の秘密を、日野は知ってしまったという。


それは例の倉庫に入ることが出来たから。


どうやって倉庫に進入したか?

まず、岩山という手先の器用な生徒と組んで鍵を複製。
白井先生が週に1度休む時を狙い、岩山とともに倉庫への進入を試みる。
合鍵は問題なく機能した。

倉庫の中は真っ暗。独特の嫌な臭がする。


学校であった怖い話

謎の実験といって思い浮かぶ姿は壁に並ぶ謎の標本。標本といえばホルマリン漬け。
ホルマリンの匂いを選択。



真っ暗な中臭いに耐えつつ、部屋の中を探索すると「人肌程度のぬくもり」がする物体を発見する。
妙にさわり心地がいい。そしてその物体が光りだした。


学校であった怖い話

この物体をもっと触っていたいという岩山。その透明な塊の中に顔を突っ込んでしまう。
どうみてもヤバそうな雰囲気。
岩山を助けだして倉庫から脱出。



ここまで話をして、日野はある提案をする。
科学準備室の倉庫で見た謎の物体。その正体をみんなで確かめに行こうという。

ここまできたら引くわけにはいかないでしょう。


白井は今日も休み。全員で科学準備室の倉庫ヘ向かう。
倉庫への進入はあっさり成功。

学校であった怖い話

しかしあまりの臭いのきつさに気を失う。



気がつくと、両手足を縛られていた。場所は侵入した倉庫。


学校であった怖い話

日野と白井がいる。赤ん坊の泣き声も聞こえる。
ここで行われている実験について、日野が話しだす。

例の塊はもともと人間。
特殊な細菌を入れた溶液に身体をつけこみ、細菌と融合することによって温度の変化や、環境の変化にも、何の問題もなく馴染むことができるんだという。
ただ、融合に失敗すると上記のような肉の塊と化す。

日野は融合に成功した。坂上以外の6人は融合に失敗して肉の塊と化した。
岩下に至っては坂上の目の前で肉の塊に変化していった。

坂上だけが残された理由は日野が差し入れた飲み物。おしるこドリンク以外には身体が麻痺する薬が入っていた。
全身麻酔みたいな感じで意識もなくしてしまうのかもしれない。



そこまで話をした時点で異変が発生。


学校であった怖い話

例の肉の塊が一体化して一つの塊となった。
膨張する肉の塊は白井と日野をあっという間に取り込んでしまう。
肉塊は排水口に消えた。




助かった・・・のか。

最終話これで終了だったですが、この分岐だと実はバッドエンドらしい。
バッドエンドだと分かったのでやり直し。例によって最後に選んだ選択肢を変更する。
倉庫で意識を失う過程が若干異なるが、気がついて倉庫にいるのは一緒。


一番大きな違いは坂上も肉塊になっていること。

学校であった怖い話

学校であった怖い話

肉塊になることで何も心配しなくてもよい存在になったという。

個人的には助かった方がグッドエンドのようが気がしますが・・・・





6週目終了。
42話全部のプレイが終わった。
・・・・・・いや殺人クラブはグッドエンドになってない。

えーっと、殺人クラブでグッドエンドを目指すのはやります。ただ少し間を置く予定。
8月中、つまり夏の間になんとか終わらせようと駆け足でプレイ&日記化したので一旦休憩。
特にプレイ日記を書くのが大変でして。今回は上手くまとめられなかったと思いますです。
もっときちんとまとめたかった。

少し間が空くかもしれませんが、殺人クラブもグッドエンドを目指し、42話すべてグッドエンドとします。
全体の感想もその時で。


ちなみに6週目で印象的だった話は細田の虫トイレの話。
虫がびっしり張り付いているトイレなんて、想像するだけでなんか、こう、ざわっとしますわ。




その8 へつづく


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