こちら↑初代プレステ用の「高2→将軍」というゲーム。先日購入。
以前に中古屋でこのパッケージを見かけ、「なんじゃこりゃ?」と気になってたゲームでした。
そもそも「高2→将軍」というタイトルがよくわからんですし、ジャンルは「チャレンジノベル」とかなってますし、エンディングは135種類もあるし、とカオス感満載。
ゲーム内容もとんでもない事になっている・・・・・のですが意外によく遊べます。
内容は高校2年間を楽しむ学園パートと、タイムスリップした戦国時代を生き延びる戦国パートの2本立て。
前者は学園シミュレーション、後者はサウンドノベル。2つ合わせてチャレンジノベル(?)らしい。
学園パートの内容によって戦国パートの選択肢が変化。
全部のエンディングを見ようと思ったら学園パートでもそれなりにがんばらないといけない。
学園パートはこんな感じ。見た目普通ですが行動の自由度低め。場所移動等もなし。
ま、本番は戦国パートなので。
名前がなぜ中村なのかは後述。
戦国パートの内容は起伏に飛んでいて面白いです。
戦国時代に飛ばされたあとは織田信長の家来、あるいは豊臣秀吉の家来として話が進みます。学園パートとは違い人物はシルエット表示。
そしてわりと頻繁に出てくるどうみても「ネタだろこれ」な選択肢。
ネタ選択肢があれば選ぶしかないでしょそりゃ。
戦国時代には通用しそうもない言い回しで因縁をつけてみたり。
内容が伝わったかどうかはともかくさらりと受け流される。
長篠の戦いを前に鉄砲16段撃ちというか16連射を提案してみたり。
このあと、「16段撃ちを可能にするのがバネ」とか言い出します。おいおい。
こんなネタ選択肢でも結果オーライになることが多い。
上記2つもどっちも問題なく物語は進む。
年代は織田信長の美濃攻略あたりから本能寺の変ぐらいまで。
この辺の時代の知識があれば会話の選択にも役に立ちます。
で、名前ですが戦国ものということで 「中村横田」 にしてみました。
違和感ありまくり。
中村横田って何?両方苗字じゃないの?という方はゲーム「HARAKIRI」の紹介をどーぞ。
エンディングが135種類なのでコンプリートするとなると結構骨が折れそうです。
戦国パートで選択肢をしらみつぶしに選ぶのはともかく、学園パートも何回かやりなおすことになるでしょう。
メインのシナリオと思われるものはクリアしたつもりですが、それでも見たエンディングの数は34。
回収率は25%ぐらいでしょうか。
コンプリート目指すかどうかはともかく、派生のサブシナリオはほとんど手をつけていないのでそちらをやってみたいと思います。
更なるネタ選択肢、ネタ展開に期待。
尚、このゲームはプレイステーションアーカイブでも配信中。
どうしても物理媒体で欲しかった私は中古買いましたが、中古はそれなりのお値段しているようなのでプレイしたいだけなら安いアーカイブをおすすめしておきます。