専用のファミコンクリーニングツールを使ってみる

ちなみに、クリーニングスプレーはファミコン以外に使ってもよいとの記述があります。

まぁ、いわゆる接点復活剤の類でしょうね。
ちなみにスーパーおそうじ探偵君の説明書には専用のクリーニングスプレー以外は使うな、という旨書かれていますが、年数経過しており、問題なく使えるかどうか分かりませんでしたので別のものを用意。

呉工業製の接点復活スプレーです。呉工業はKURE 5-56で有名ですね。ホームセンターで購入。
なお、スーパーおそうじ探偵君の専用クリーニングスプレーを試し吹きしましたが、使えそうな気がします。
まぁ、でも、せっかくだからこの別途用意した接点復活スプレーを使ってみましょう。

上述の通り「専用のクリーニングスプレー以外は使うな」とありますが、そこは自己責任でやることにします。
おそらく同種の接点復活剤でしょうから、問題ないと思いますが。

クリーニングのキモとなる本体との接続部分はこんな感じです。

この白い部分に接点復活剤を染み込ませて本体に差し込み、ガッシガッシ抜き差しするわけですね。
白い部分は固めのフェルトでしょうか。見た目や触った感じでは経年劣化を起こしていないようにみえるので、先ほどの接点復活剤を塗布してみます。
接点復活剤の塗布は少量で構いません。軽く染み込む程度で。
少なすぎるのもダメですが、多すぎると油分が残ってしまい、ファミコンもこのクリーナーもほこりやゴミがくっついてしまう可能性があると思います。
適量で。

そして本体に差し込む！

このあと１０回ほど抜き差しをくり返しました。
どのくらい汚れていたか先ほどの白い部分を確認してみましょう。

分かり辛いですが汚れで微妙に黒くなってます。先の方が色の変化が分かり安いですね。
前回綿棒で掃除したせいか、それほど汚れてはいなかったようです。
私が子供のころ使用していた赤白の初代ファミコンであれば分かりやすい結果になったかもしれません。
試したかったのですがすぐに見つかりませんでした。

肝心の使い勝手ですが、さすがに専用クリーニングツールだけあって非常に使いやすいです。
単純に抜き差ししているだけですが、綿棒等では届かない奥まで掃除できます。
ただ、用は接続端子の形した掃除用具を突っ込んでるだけ、とも言えないことはないので、今となってはこのような専用ツールを使わなくても、接続端子の形に切った厚紙等でも掃除は出来そうです。
フェルトもハードフェルトという固いものがある模様。
接点復活剤が染み込む素材で、ファミコン本体に差し込むことが出来る固さがあればOKだと思います。

※そういや前も厚紙その他で出来るのではないか、と書いてましたね。

手段はともかく、本体接続部分も汚れるので時々掃除をしましょう、というところですかね。

しかし当時これが手元にあったら面白がってじゃんじゃん使ってそうだ。
特にクリーニングスプレーの方。どばーと使ってあっという間になくなりそう。