2011年ファミコンソフトコンプリートのためにせっせとファミコンソフト買い集めております。
現在800本を越えて残り200本を切りそう。
ただ、カセットの状態についてはまちまちで、目で見て(店頭で)買う分には出来るだけ状態のいいのを買いますが、通販で買うと結構残念な状態のものを買ってしまったりする。
加えて当時購入して遊んでいたソフトは結構ボロボロ。名前とか余裕で書いてましたし。
ということで、ファミコンソフトをクリーニングしよう!と思ったわけです。
端子部分は以前やってみましたが、今回は外見に注目。
とりあえず結果をごらんあれ。
上がクリーニング前、下がクリーニング後。
まずはGoogleでファミコンのクリーニングに関する情報を検索。
・・・・・基本は中性洗剤の模様。
その他知り合いの意見として無水エタノールがよい、との情報を入手。
で、いろいろ考えた結果、以下を用意しました。
左から、
- 適当な布
- 無水エタノール
- 落書き消しスプレー
- シール剥がし
- 綿棒
- 使い古しの歯ブラシ
- 水つけてこするだけで落ちるアレ(激落ち君とかのメラミンスポンジ)
いろいろ用意してみましたが、主に使ったのは布と無水エタノール、激落ち君。
さて、それでは汚れ落としのサンプルです。
まずは先ほど例で出したFF3。
すっげぇ汚いです。元が白いこともあって汚れが目立ちます。
続いてエグゼドエグゼス
FF3よりはましですが、やはり汚い。
そして裏面の落書き。(誰かの名前/一応モザイク処理)。
これを上記アイテム使いクリーニングしてどうなったかというと、
FF3:
シール部分は無理でしたが、裏面もきれいになってます。
エグゼドエグゼス
裏面の名前が見事に消えてます。
いやー、思った以上にきれいになりました。
さて、結果についてですが、激落ち君(メラミンスポンジ)は汚れを落とす、というか削り取ります。
従って研磨しているのと同じ状態。なんで汚れもマジックも消せるわけなんです。
シール部分だけはNG。軽くやる分にはOKですが強く擦るとシールの印刷自体なくなってしまいます。
これは激落ち君じゃなくても一緒。シールの部分はあまり強くこすれない。
だからFF3の裏面シールをあまりきれいにすることが出来なかった。
そんな激落ち君に問題が一つ。
激落ち君使ってると細かい激落ち君の粉が発生するのですが、
こういう風に細かい隙間に粉が入り込みます。
色の薄い(それこそ白とか)カセットであれば目立ちませんが、この様に色の濃いソフトは粉が目立ちます。
使い古しの歯ブラシで落とせますが、かなり細かいところに入り込んでしまったものはかき出せません。
激落ち君は最強なんですがとにかくこの粉の処理をうまくしないとよりひどくなります。
粉が中に入りこむ可能性も考えられると思います。
FF3を殻割りして中身確かめましたが、一応粉がたまっている雰囲気はありませんでした。
それから落書き。落書き消しスプレーは役にたちませんでした。
ある程度予想はしてましたけど。
時間が経過したマジックの落書きはプラスチックに浸透してて溶剤じゃ落とせません。
消したのはやはり激落ち君。削って汚れを落とすのでプラスチックに浸透してても関係ありません。
粉の問題をうまく解決できれば激落ち君が一番なのは言うまでもないです。
もしかしたら無水エタノールじゃなくてただの水につけてこするのでも結果は変わらないかもしれません。
激落ち君を使わず布でやるときは無水エタノールが良いと思われます。
中性洗剤でもよごれは落ちますが、無水エタノールのほうが落ちるようです。
なお、クリーニング後シールのまわりに色がうっすらついてしましたがこれは汚れが浮き出た物と思われる。
これはどうにもならず。
ちなみに今回利用したものうち、無水エタノール以外は100円ショップで用意できます。
無水エタノールは薬局でどうぞ。500mlで1500円ぐらい。
なお、あくまでこれは私がやってみたやり方なので、必ずうまくいくとは限らないことを明記しておきます。
もしやるとしても一度試してから行うことをおすすめします。
安牌なのは布を含ませた無水アルコールで拭くこと、だと思われ。