以前購入したドラゴンズクラウンですが、３週（インフェルノクリア）して一区切りしました。
では別のゲームを・・・・ということで以前購入したCall of Juarez: Gunslinger（PC版）のプレイを開始。
サクサク進んで先日クリアしたので感想を。
ジャンルは西部開拓時代（西部劇）FPS。Call of Juarez（コール・オブ・ファレス）シリーズとしては４作目。
私は初代Call of Juarezと続編であるCall of Juarez: Bound in Bloodはプレイ済み。
現代に舞台を移した３作目Call of Juarez: The Cartelは未プレイ。
Call of Juarezシリーズは西部劇のイメージが強かったのでパスしちゃいました・・・
今作Call of Juarez: Gunslingerは再び西部開拓時代が舞台。
1910年、カンザス州アビリーンの酒場にサイラス・グリーブスという老人がやってきて、そこにいた人物を相手に自分の昔の冒険譚・武勇伝を話す、という内容。
主人公サイラスの語りに沿ってゲームが進んでいきます。
なお、字幕の言語で日本語が選べました。
ストーリー理解のためにも日本語が選択できるのは嬉しいですね。
サイラスは西部開拓時代のさまざまな有名人と関わったことになっており、実在の人物がわんさか出てきます。
このゲーム中ではそれら実在の人物とサイラスと何らかの形で関わった、ということになっています。
このサイラスのおじいちゃん、記憶が結構曖昧・酒も飲みながらでの話なので内容コロコロが変わります。それがゲーム中でも表現されているのが面白い。
突然場面が巻き戻ったり、いきなりオブジェクトが登場したり。
その他いろいろありますが、一番大きな点はやはり西部劇ゲームとしての回帰、という点にあるでしょうか。
ここでちょっと初代Call of Juarezの話を。
初代Call of Juarezは１つのストーリーを２人の主人公から見た視点で進んでいきます。
牧師でガンマン、２丁拳銃のアクションを楽しめるレイのパート。
鞭や弓など、スニークが中心となるビリーのパート。
異なるゲームスタイルで楽しめるのはいいんですが、ビリーのパートは正直つらかった思い出が。
山登りとか崖を移動とかが多くて、操作ミスが即死亡、という感じだったので。
２丁拳銃撃ちまくりであるレイパートの対比、という意味では良かったのですが・・・
一方レイのパートは西部劇におけるドンパチが単純に楽しめました。
２丁拳銃でヒャッハー！！！トリガーハッピー！！！と。
レイ自体もじじい＋２丁拳銃＋牧師と非常にキャラが立ってました。
今作Gunslingerはこの初代Call of Juarezにおけるレイのパートをベースに作りなおした、という感じが大きいです。
内容も、ゲームプレイも。
とにかくドンパチが楽しいです。
早撃ちの決闘の操作は少々慣れが必要ですが、それ以外は概ね○。
武器は要所要所で使い分けた方がいいですね。遠距離はライフル、近距離はショットガン。
リボルバーでどちらも対応出来なくは無いですが、特に遠距離は当たらないです。
ショットガンは水平二連なので頻繁にリロードが必要。でも近距離なら最強。
スキルが充実してくるとゲームはかなり進めやすくなります。
登場する実在の人物については、ほとんどの人が詳細まで知らないと思われ。
無論私もそうですが、Wikipediaやゲーム中の「真実のかけら」で情報を補完するとよりいっそうストーリーが楽しめます。
これはかなりおすすめ。
ゲームのボリュームはそこそこ。
ストーリーモード以外には早撃ち対決のみのデュエルと、特定のエリア内でスコアアタックをするアーケードの２つ。
オンラインは無し。シングル専用。
もっともそもそもの価格が$14.99と安価ですので、それを考えれば十分な内容と言えます。
ストーリーも良かった。
ただ、ドンパチしながら字幕を見るのはつらい。これは日本語字幕ものでは避けて通れない点ですね。
総じてはかなり満足。ゲームプレイもストーリーも気に入りました。
強いて言うなら騎馬による銃撃戦が欲しかったなぁ、と思います。
※初代Call of Juarezではあった
ところで、このゲーム出てくるキャラクターが皆おっさんくさいというか、漢気あふれるというか・・・
煽り文句がどれもシビれる。
