GW中の掃除で出てきたドラゴン・ウォーリアーズというTRPGのルールブック一式。
1990年ぐらいに東京創元社の創元推理文庫で発売されてました。
ドラゴンの戦士がルールブック戦士編、魔法使いの道がルールブック魔法使い編、エルフのクリスタルはシナリオ集。
ちなみに実際にTRPGとして遊んだことは無し。
ゲームブックとかはよく遊んでいたのでその延長として、また純粋な読み物として購入。
そもそもこれを読んでたころは「TRPGっていうなんかすごいのがあるらしいぞ」ぐらいの認識でした>TRPG
当時から思っていたのですが、このドラゴン・ウォーリアーズというTRPGの世界観は非常に独特なんですよね。
なんちゅうか、濃い。いい意味で泥臭い。
イギリスのデザイナーが作ったとのことですので、アーサー王伝説とかその辺も意識しているんでしょうか。
とにかくこってり濃厚、シナリオにも無駄に伏線や仕掛け、キャラクターの描写が多く、その辺が当時TRPGのルールブックとしてではなく、読み物として読めた理由の一つかもしれません。
・・・しかし付属のシナリオの難易度が高いように思えます。
ドラゴンの戦士に付属する「森に眠る王」というシナリオは初心者むけとなっていましたが、読んでてとてもそうは思えませんでした。
敵は強いし、仕掛けも複雑。
壁のタペストリーを燃やさないとタペストリーに描かれた戦士が実体化して襲ってくるとか、仕掛けとしては面白いけど、実際にはなかなか気づかないでしょうねぇ。
シナリオ集のエルフのクリスタルも同様。
実際に遊ぶときは、多少判定を甘くするか、最初からランク(いわゆるレベル)の高いキャラで挑むべきか。
とはいえ、プレイしたことないので実際には意外と簡単なのかもしれません・・・・・・
ボッコボコにされ全滅で終了してもそれはそれで話のネタになりそう。