1/35 SU-85Mの最近のブログ記事

1/35 SU-85Mを作る:その7(完成)

SU-85M製作中。今回で完成です。
残りは足回りの汚し及びと牽引ワイヤーの作成など。


まずは牽引ワイヤーを作成します。
キットに金属製のワイヤーが付属していますが今回は使いません。
代わりに手芸用の毛糸を使います。

毛糸を使った理由は加工がしやすいから。
加えて牽引ワイヤーを2本作りたかったので。



1/35 SU-85M

毛糸を水溶きボンドに浸したのち乾燥。毛羽立ちがなくなり適度な硬さになります。

必要な長さに切ったあと両端にキット付属の金具部分を瞬着で取り付け。
オキサイドレッドのサーフェイサーを吹いて下地を作ります。
金具部分は余剰なのか2本分、つまり4つあります。それも2本作ろうと思った理由の一つです。



1/35 SU-85M

サーフェイサーによる下地作り完了。
あとは普通にブラックやダークブラウンなどで塗装します。
金具はそのままだと前方のフックに引っ掛けられなかった(太すぎて入らない)ので、一部削る。

削った個所をフックに通して取り付け。そのあと削った箇所をパテで埋めて再塗装。
鉛筆でところどころ光沢を付ける。

この作業をもう1本分実施。



1/35 SU-85M

ということで牽引ロープはこんな感じになりました。






次は足回りの汚しです。またピグメント使った表現全般も実施します。
まずはピグメントをアクリル溶剤に溶いて履帯に塗ります。



1/35 SU-85M

作業途中の状態。塗っては乾かすを繰り返す。使うピグメントも複数。
大体塗れたところで車台に接着。もちろん車台下半分にもピグメント塗布済み。
車台上部もところどころピグメントをのせて表情をつけていきます。





最後に予備燃料タンクから燃料が垂れた跡の表現を実施。
これは無くてもよかったのですがオイルや燃料の表現をやってみたかったんですよ。
AKインタラクティブのAK084エンジンオイルを使用しました。



1/35 SU-85M

雑誌の作例見ながらえいやっ!と塗装。
それっぽい感じになりました。






最後に全体をもう一度見直して気になるところを微調整。
これで完成です!





1/35 SU-85M

上記写真はクリックで大きくなります。以下同様。





1/35 SU-85M

逆側。





1/35 SU-85M

後ろ。





1/35 SU-85M

前。





1/35 SU-85M

真横。





今回は完成までかなり時間がかかってしまいました。
天候が芳しくなく作業が遅滞したというのもありますが、ちょいちょい手を加えてたってこともありますねぇ。
どう作ろうかと考えてた時間も長かったかもしれません。砲塔どうしようとか、デカールどうしようとか。

でもその分満足のいく仕上がりになったと思います。
ウェザリングは予定通りいつもよりきつめになりましたし、ファレホやエンジンオイル専用塗料などの使用、毛糸での牽引ワイヤー作成など新しい内容も盛り込めました。


次はもうちょっと早く作れるようにしたいですね。

1/35 SU-85Mを作る:その6

SU-85M製作中。
前回は色味の調整と足回りの塗り分けを実施しました。
作業を続けていきます。



まず実施したのはスミ入れ。
エナメルのダークブラウンを使用。
ブラックをそのまま使うと黒くなりすぎる感じがしたのでダークブラウンです。
逆にガッツリ黒くしたいところはブラック、加えてアクセント気味にブラウンを使用。



SU-85M

スミが入ってより強調されました。



次に履帯。ここで使用したのがファレホです。
エナメル系塗料だと連結履帯がバラけそうなのでアクリルのファレホを選択しました。
ファレホ使ったことなかったので使ってみたかったというのもあります。
水で溶いたファレホを載せて色味調整。



SU-85M

真っ黒だったのが赤黒い感じに変化。



チッピングを実施。ここでもファレホを使いました。
ファレホは塗料の種類も多いし乾きも早く非常に便利ですね〜。
水でOKというのも大きい。

アクリル塗料という意味ではアクリルガッシュを使っていましたが、ファレホは各種専用色があることが大きなポイントですね。
今後はアクリルガッシュとファレホを使い分けていくと思います。
アクリルガッシュはつや消しの度合いが好みなんです。

そんなこんなでチッピングをやりつつ色味をエナメルで調整。
つや消しトップコートを吹いてつやを統一。



完了後の状態はこんな感じ。履帯部分は相変わらず仮組み。
外部燃料タンクは一つ外しました。ここも仮組み。


SU-85M

色味はまだ調整したいですね。
ウェザリングも追加かな。


残作業は足回りの汚しと牽引ワイヤーの作成。
次回で完成予定です。



その7(完成) へつづく

1/35 SU-85Mを作る:その5

SU-85M製作中。
前回は基本塗装まで実施しました。

まずは色味の調整。Mr.カラーのグリーンFS34227とブラウンを使用します。
グリーンFS34227は明るめのグリーン。これとブラウンを混ぜドライブラシ気味にところどころ色をのせていく。
混色の度合いを変えたりグリーンFS34227単体で使ったりして変化を加えます。


単なるグリーン一色とならないように調整。
出来たのがこんな感じ。



SU-85M

SU-85M

今後の工程でもっと色・変化を増やす予定です。




続いて足回りを塗り分け。
今回ロコ組みなので履帯と転輪が一体化しています。
少々不安でしたが細い筆などを使用すれば十分塗り分け可能でした。
はみ出したりしたら修正すればいいだけのこと。


塗り分けた足回りを仮組みした状態がこちら。



SU-85M

履帯の塗り分けが入ってだいぶさまになってきました。




なお、今回デカールは使いません。
付属デカールは以下↓のようなソ連戦車でよくあるプロパガンダメッセージなのですが・・・

SU-85M

個人的には車体番号や部隊マークのほうが好み。
加えて実際に張るとしたら手すりやOVMと干渉するので加工しないといけない。

別途用意するという手もありますが少々手間なので最終的にはデカール無しを選択しました。
その代わりウェザリングをいつもより派手にする予定です。



その6 へつづく

1/35 SU-85Mを作る:その4

SU-85M製作中。
だいぶ間が空きましたが理由は梅雨。


今年の梅雨はずぅっと雨でした。やはり雨だと塗装は難しいですねぇ。
雨が降る→湿度が上がる→カブる可能性が高くなる。
以前カブり軽視して塗装強行したら白っぽくなったことがありまして・・・

それ以来出来るだけ湿度の低い日に実施するようにしています。

サーフェイサーはあまり影響ないですね。筆塗りも同様。
一番影響が出るのはつや消しトップコートですねぇ。
最近は比較的カブりづらいというプレミアムトップコートのつや消しをよく利用しています。



っと、前置きが長くなりました。

今回実施したのは基本塗装。
Mr.カラーのロシアングリーン(2)/WW2後期ソ連戦車用をベースに混色して明度を上げる。
作成した塗料をイージーペインターで塗装。



SU-85M

一気にソ連車両っぽくなりましたねぇ。




足回りも同様に塗る。



SU-85M

履帯は後で塗り分けます。


次回は色調調整・デカール張り・塗り分けの予定。



その5 へつづく

1/35 SU-85Mを作る:その3

SU-85M製作中。ようやく組み立てが終わりました。
前回の時点で未組み立てだったのは主砲、履帯、キューボラなど。


主砲は以下のパーツを使用。


SU-85M

DEF.MODELのアルミ砲身とレジン製砲盾セットです。
こちらは本来ズベズダ製SU-100のもの。
なので取り付けには加工が必要ですが、キットの砲盾を加工するよりは全然簡単です。



砲盾の比較。



SU-85M

左がDEF.MODELのもので右がキット付属。
他の資料でも確認済みで分かってはいましたが確かにこのキットの砲盾は長い。
この加工工程が不要になる、というのが本追加パーツを使う最大のメリットですね。


砲盾の取り付けはキットのマウント部分にランナーを入れて凸状態とし、砲盾はもともと空いている接合部を加工して凹状態にしました。
レジンパーツは薄い部分もあるのでなるだけ負荷をかけないよう注意しつつ作業。




SU-85M

組み合わせた状態。
隙間をパテで埋めて中心に微調整用の真鍮線を入れています。
車台に組み込んで最終的な位置が決まったらそれぞれのパーツを瞬着で固定。
主砲はこれでOK。



履帯は転輪と接着しそのまま取り外せるように加工しました。



SU-85M

いわゆるロコ組みです。

キューボラは特に何も考えずに組み立て。
OVMが残っていますがこれは後回しにします。




組みあがった状態はこんな感じ。



SU-85M

この後サーフェイサーを吹きます。
レジン・アルミ・真鍮線などプラパーツ以外も多いのでプライマー入りのサーフェイサーを使用。
ある程度色が統一された時点で軽くヤスリがけ。
その後もう一度サーフェイサーを吹く。このときはプライマーなしのサーフェイサー。




サーフェイサーを吹いた後は以下のとおり。



SU-85M

このあと塗装を行います。



その4 へつづく

1/35 SU-85Mを作る:その2

SU-85M製作中。まだ組み立ての最中です。
一部パーツの真鍮線置き換えを実施しました。



SU-85M

上記は組み立てマニュアル。F14の細いパーツは接着しても外れたり破損しそうです。
これを真鍮線に置き換えます。




SU-85M

真鍮線用の穴を開けます。



SU-85M

プライヤーで0.8mmの真鍮線を曲げます。



SU-85M

瞬間接着剤で取り付け。




この置き換えを他の似たパーツ全部と手すりと思われるパーツ全部に実施。



SU-85M

現状。
真鍮線への置き換えは大体完了。
後は主砲まわり、キューボラ、外部タンク、履帯の組み立てですかね。



その3 へつづく

1/35 SU-85Mを作る

SU-85M

昨年買ったキットを作ろう!ということでサイバーホビー(ドラゴン)のSU-85Mを作ります。
このキットはセールで購入。セールと聞くと思わず買っちゃうというか・・・ハイそういう経緯です。

SU-85Mは車体がSU-100で砲がSU-85。後継のSU-100の砲生産が追いつかずSU-85の砲を搭載したものらしいです。
Wikipediaより
車長用キューボラの有無がSU-85との一番分かりやすい違いですね。
あとは前面装甲の厚みが違うそうな。




さて、このキットですが調べてみるといくつか手を加えてあげた方がいいみたいです。
ですが今回はサクサク作業したいのでそれほどこだわらずに作ってみようかと。
とりあえず長すぎる防盾は修正確定。他の部分は様子見ながら。



SU-85M

現在は車台下部を作成中。ぜんぜん面白くない絵面です。

仮で車台上部をつけてみましょう。



SU-85M

ああ、なんかそれっぽい格好に。



その2 へつづく

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