スーパーファミコンのソフトで試したレトロブライトですが、上手くいったりいかなかったりと少々微妙な結果で終わりました。
黄ばみが消えたのは良かったんですけどねぇ。やり過ぎたのか白くなっちゃいましたし。
ところで黄ばむのはスーパーファミコンのソフトだけではなく、当然ファミコンソフトも黄ばみます。
黒いソフトだとほぼ変化ないですが色の薄いソフト、特に白いソフトはよく黄ばみますね。
ではファミコンソフトの黄ばみもとろうじゃないか!
てなわけでスーパーファミコンのソフトのレトロブライト実行中にファミコンソフトもレトロブライトを実行してました。
結論を先に言ってしまうと黄ばみはとれた。
ただしシールにダメージが発生。
詳細および実物での結果を説明します。
用意するものはスーパーファミコンの時と同じです。
ワイドハイターEX、適当な容器、対象物。
ソフトはもちろん殻割りしておきます。
今回実行したのは以下の2本。
いっき。
裏面の写真は撮り忘れ。状態は同程度。
西村京太郎ミステリー/スーパーエクスプレス殺人事件。
両方とも白いソフトでそれなりに黄ばんでいる状態。
こちらも裏面の写真撮るのを忘れましたがやはり状態は同程度です。
スーパーエクスプレス殺人事件には値札のあとらしきものが見られます。
これら2本のソフトを漬け込み。裏も表も両方やります。
漬け込み時はスーパーファミコンの時と同様100円ショップのタッパーを使いました。
浮いてくるので空気を抜かないといけないのも同じ。空気を抜く作業はファミコンソフトの方がやりやすかったですね。大きさの関係でしょう。
漬け込んだ時間はいっきを1日、スーパーエクスプレス殺人事件を1日半。
漬け込みが長すぎると白くなりすぎるかも、ということはこの時既に分かっていたので短めにしています。
また対象としたソフトがスーパーファミコンの時ほど黄ばみがひどくない、ということも漬け込みが短く出来た理由でしょう。
結果。
まずはいっきから。
いい感じに黄ばみが取れています。真っ白!とはなりませんが元の状態を考えれば十分。
ただしシール部分にダメージが出ています。写真だと全くわかりませんが表面が若干荒れてます。
水分吸って乾いた後の紙、の状態。少しよれている感じ。裏面も同様。
スーパーエクスプレス殺人事件も黄ばみが取れています。
ですがシール部分に発生した染みがちょっと目立ちます。
漬け込むことでシールの紙部分に浸透してしまったのでしょう。
いっきと違い表面の荒れはありません。裏面に至ってはまったく問題ありませんでした。
いっきとスーパーエクスプレス殺人事件でシールの影響度合いが違うことを考えると、シールの状態や漬け込み方で変わるのかもしれません。
裏面に問題が置きず、おもて面のシールに染みが出来たのは光沢加工されているのが関係しているのかな?
また、値札の部分ですが、
完全には消えませんでしたがすぐには分かりません。通常の利用可では気にならないレベル。
十分だと思います。
むしろ染みの方が気になる。
ということで、ファミコンソフトの黄ばみは取れました。
漬け込み時間を調整したせいもあり白くなりすぎた、ということもありません。
問題はシールの部分。漬け込むのが問題なのでしょう。
テープ貼って保護しようとしても剥がれてしまうのはスーパーファミコンの時に経験済み。
漬け込むのではなくハケなどで該当場所だけを塗る、という方法もあるようです。
レトロブライトできれいになっていく様子は非常に興味深いです。というか不思議。
機会があればまた試してみようと思います。