約2年前に作成したタミヤのIII号突撃砲B型ですが先日微調整を行いました。
行ったのは色味調整および埃っぽさの追加。上面全体にピグメントをまぶす。
当時作った時もピグメントは使用しましたが上面は使用感が出ていません。定着させる際に溶剤使いすぎたせいか、そもそも量が足らなかったのか。
いや、あれはあれでいいと思うのです。ただもうちょっと「遠路はるばる移動して汚れました」感がほしいなぁと。
思い立ったら吉日。幸い道具はあります。
今回使用したのものは以下の通り。
AKインタラクティブ製のピグメント。European EarthとLight Dust。他のピグメントも使ってますが今回のメインはこれ。
このボトル一つで700円近くするのですが調色の手間考えれば安いもんです。
嗚呼、III突作成中にこのピグメントの存在知っていれば足回りがあんな赤くはならなかっただろうに・・・
ピグメント盛り付け用の筆。筆じゃないのが一本混ざってますが。
全部100円ショップで調達していますが特に便利だったのがアイシャドウブラシ(一番左)とチークブラシ(左から2番目)。化粧筆。
アイシャドウブラシはコシが強く、奥まで入り込んでいくので細かい部分の微調整にてきめんです。ドライブラシ用としてもいけそう。
チークブラシは逆で非常に柔らかい。撫でるように使い最終調整に使いました。
普通の平筆(左から3番目)は単純にピグメント盛り付け用。歯ブラシはコシが強くアイシャドウブラシと同じような用途で使用。
どちらかというとガシガシこする用でしょうか>歯ブラシ
1/35 III号突撃砲B型の最近のブログ記事
タミヤのIII突B型作成です。これで最後。
ライトフライヤーの時と比べると製作時間はだいぶ少なくて済みました。
ディティールアップを最小限にしたからもあるでしょうし、ライトフライヤー自体手のかかるキットだったからというのもあると思います。
多少反省点はあるものの、それなりには仕上がったと思いますので満足です。
さて、制作の方ですが前回ウォッシング兼スミ入れを行っており、そこからの続きとなります。
このあともう一回ウォッシングを行う予定なのですが、先に履帯の塗装をしてしまいます。
キット添付の一体成型履帯はそのまま塗装出来る(軟質ポリスチレン製。キットで使われているプラが柔らかくなったもの)とのことですが、念の為メタルプライマーを塗っておきました。不要だと思いますが。
その後ジャーマングレーで基本塗装してからピグメントを溶剤で溶いて塗ってます。
車体に巻いてみて様子見。
いけそうな感じなのでウォッシングの作業に戻ります。
2度目のウォッシングも油彩で行いました。
今度はアイボリーブラック+ローアンバー+バーントシェンナにして黒っぽい茶色に。
同じ要領でペタペタ塗って、乾燥後に拭き取り。
1回目より多少色を残す感じで。
タミヤのIII突B型作成。
モノは既に完成しておりますが、記事が長くなるので2回に分けます。続きは後日に。※書きました。
それ以外の事情として写真の準備が出来ていないというのもありまして・・・・・
さて、前回はサフ→佐世保海軍工廠 標準色で塗装、まで行いました。
今回からウェザリング等の細かい塗装を行います。
具体的な作業は以下を予定。
- パネルライン強調
- デカール張り+OVM取り付け
- 油彩によるウォッシング兼スミ入れ
- 足回りの塗装
- 残作業+仕上げ
まずパネルラインや縁に茶色を入れて目立たせます。
ガンダムマーカー リアルタッチマーカーブラウンでなぞった後にぼかす。
本来グラデーション塗装をするべきでしょうが、それを行う環境が用意出来なかったので代わりとしました。
ガンダムマーカー リアルタッチマーカーのシリーズは手軽に使えるので重宝しています。
その後デカール張り。
デカールは第226突撃砲大隊のものを選択しました。
バルバロッサ作戦初期の雰囲気で作成しようと考えており、手持ちの資料を漁った結果第226突撃砲大隊はバルバロッサ作戦に参加している模様。
ただ、この車台ナンバー221の車両が参加していたかどうか、その時の詳しい装備はどうだったか等は資料を集められませんでした。
とりあえず雰囲気を重視した、ということにしておきます・・・・
このあとOVM関連を取り付けます。
タミヤのIII突B型ですが、ディティールアップを実施。
前回溶接痕の再現を行いましたが、その他ライトコード、足らないボルト、チェーンなどを追加。
加えて純正エッチングパーツの取り付けも行なっています。
更に留め具と一緒に一体成型されている牽引ロープまわりも手を入れます。
通常留め具などはエッチングパーツで作ると思いますが、エッチングパーツ利用のチャレンジは最小限としたかったのでプラのディティールアップキットを用意。
用意したのではモデルカステンのIII号突撃砲G型小パーツセット。
今作ろうとしているB型用のパーツではないですが、模型誌では流用している例もあったのでそれにならうことにします。
プラだと折り曲げがないし、取り扱いが(エッチングに比べれば)楽。
慣れの問題だとは思いますけど。
タミヤのIII突B型ですが、細かいパーツ以外は大体組み立てました。
具体的には車体、転輪、砲塔あたり。
転輪のパーティングラインを削る作業が大変でした。というか手間。
作業用BGMかけながらひたすら無心になって削る。ひたすら削って全転輪終了。
その他、全体を組み立てるときに隙間空いちゃった場所とかもありましたが随時パテなどで埋めて修正。
ところで、このキットの特徴のひとつが稼働サスペンション。転輪が上下に稼動します。
でも、今回の作成ではサスペンション動かなくてもいいので固定サスペンションにしてしまいました。
固定サスペンションのパーツはキットの中に含まれてます。
一部のパーツが長砲身のG型と共用なんでしょうね。
またもうひとつの特徴として内装パーツがありますが、内部を見えるようにはしないので必要最低限の組立にします。
車長用ハッチだけ開けて双眼鏡を出す予定。
このあとは細かいパーツの取り付けとディティールアップをします。
まずは溶接痕の表現をやってました。
伸ばしランナー使う方法とパテ使う方法とあるみたいですが、私がやったのはパテを使う方。
んー・・・・ちょっと粗いですがこれでいってみます。
あとはライトコードつけてみたり、足らないボルト足したり。
可能な範囲でディティールアップをする予定。
その3へ続く
ニッパーも新調しましたし、そろそろ模型作り開始です。
今回作成するのはタミヤのIII号突撃砲B型。短砲身のほうですね。
陸モノいってみます。
このキットを選んだ理由は以下の通り:
- 金属砲身とちょこっとエッチングパーツがついている
- タミヤ製なのでなんだかんだで組みやすい、はず
- 短砲身III突自体が私の好み
金属砲塔・エッチングの使用をやってみたかったんですよ。
金属パーツという意味では真鍮線はよく使ってましたが、エッチングはぜんぜん別物ですしね。
ただサードパーティ製のエッチングは作成の難易度高く、いきなりの挑戦はしたくなかった。
それでまずは付属しているキットで試してみる・・・と。
組みやすさはライトフライヤーのときにパーツの修正とかで結構苦労したので。
タミヤのIII号突撃砲B型は組み合わせが悪い、という話もちらほら聞きますがそれでもライトフライヤーに比べれば楽だと想定。
で、私は短砲身III突の見た目が好きなんですよ。
短砲身・低姿勢でまとまった感じが好きです。
いや、長砲身のG型や他の回転砲塔もつタイプの装甲戦闘車両も好きですが、短砲身III突はなんとなく惹かれてしまいます。
キット中身。
ゴム履帯(キャタピラ)どうするかがひとつのキモですね。
モデルカステンなどの稼働連結履帯にすればリアルな雰囲気になりますが、組立大変ですからねぇ。
それでは組んでいきましょう。
まずはキットの感じをつかむために足回りをちょこっとだけ作ってみました。
今回も試行錯誤しながら作っていきます。
パーツの切り離しは当然先日購入したタミヤの薄刃ニッパー使ってますけど、思ったとおり使いやすくていいですね!
その2へ続く