サントラ・CD紹介の最近のブログ記事

サントラ紹介:The Vagrant OST

The Vagrant OST

The VagrantはメトロヴァニアタイプのアクションRPGです。

ヴァニラウェアを敬愛する開発者が作ったとのことで2Dのグラフィックはとってもきれい。
キャラクターもグリグリ動いて操作が楽しい。エンディングの分岐もあってかなり遊べるゲームですね。
スクリーンショットや動画見て興味があれば買っておいて損はないかと~。
私は2周しました。
1週目はノーマルエンディング。2週目はトゥルーエンディング(ただし攻略サイト利用)。


で、そのThe Vagrantのサントラが「The Vagrant OST」。
当然BGMも良いものがそろっているわけでして。

わたしのおすすめは「Fight the General」と「Secret Workshop」。
Fight the Generalは2つあるボス戦曲のうちの1つ。
スピード感のあるロック調の曲でいかにもボス戦!って感じの曲です。
Secret Workshopはマグヌスの工房エリアで流れる曲。
4つ打ちのリズムが気持ちいいです。「魔術師の工房(実験室?)」という雰囲気にもマッチしています。



アルバムはbandcampで購入可能。価格は$7です。
他のダウンロードサイトでも購入可能だと思われます。




収録曲


1. Ancient Ruins
2. Memorial
3. Brocley Village
4. Boss Fight
5. Ancient Battlefield
6. Bloodlines
7. Catacombs
8. Main Theme
9. Halindle Mountain
10. Fight the General
11. Respite
12. The Great Bear Spirit
13. Soulreaper
14. Esgonian Keep
15. Plains of Seurdor
16. Flashback
17. Esgonian Tower
18. Fire!
19. Secret Workshop
20. Gadfly Forest
21. The Void
22. Wheatawn City

Brass 2: Mouth

Brass 2: MouthはMinibossesによるファミコン(NES)のアレンジアルバムです。
以前紹介したBrassの続編的存在。

このアルバムの特徴はアルバムの半分を占めるエキサイトバイクアレンジ。
単純にテンポを変えたものからうわこれエキサイトバイクだ!と後から分かるものまでさまざま。
なかでもゼルダの伝説地下のテーマとマッシュアップした「The Legend of Hallowbike」はおすすめ。
「?」と思った曲はたいていエキサイトバイクだと思っても過言ではないかも。


なので私のおすすめも「いろいろなエキサイトバイクアレンジ」となるのですが、それだと終始エキサイトバイク推しで終わってしまいます......


エキサイトバイク以外でおすすめは以下の通り。

  • Sports!!!
  • Kid Icarus



Sports!!!はR.C. Pro-Am/プロレス/コナミック アイスホッケー/ハイウェイスターのメドレー。
スポーツといっていいか疑問もありますがなかなか見ない選曲と構成。
Kid Icarusはパルテナの鏡メドレーです。



アルバムはbandcampで購入可能。PWYW(あなたが払いたい額を入れてね形式)となっています。
確認していませんが他のサイトでも聴けると思われます。




収録曲

1. Sports!!!
2. Tecmo Bowl
3. Vantam
4. Excitebike 9
5. The Legend of Zelda
6. The Legend of Hallowbike
7. Ghosts n Goblins
8. Excitebike 11
9. Aphexcitebike
10. La Moto Eccitato
11. Kid Icarus
12. Excitebike 17
13. Super Mario Bros 3
14. Goonies 2
15. Excitebike 20
16. Excitebike 14
17. Excitebike 13
18. It's not for sale, Francis

サントラ紹介:The End Is Nigh: OST

The End Is Nigh

The End Is NighはEdmund McMillenが作成した2Dジャンプアクションゲームです。
Edmund McMillenはSuper Meat Boyの開発者でもあるのでゲーム内容はかなり似ています。いわゆる精神的続編。
したがってゲームはトライ&エラーを繰り返すタイプ。
最初はそれほどでもないですがだんだんと難しくなってとんでもない難易度に・・・ってのはこの手のゲームでよくある展開。
SteamやEpic Gameなどで購入可能。Nintendo Switchは海外のみ。


曲はすべてクラシックのアレンジになっています。
禿山の一夜、ハンガリー舞曲第5番、熊蜂の飛行、山の魔王の宮殿にてなど・・・

どちらかというとダークな雰囲気の選曲。エレキギターアレンジが多めですがチップチューンもあります。
チップチューンはレトロスタイルなステージのときに使用される曲ですね。
Super Meat Boyでも同様の演出がありましたので踏襲したものと思われます。

クラシックアレンジで有名なのはパロディウスシリーズですが選曲やアレンジスタイルは大きく異なります。
パロディウスは明るい曲調。The End Is Nighは前述の通り暗い曲調。
熊蜂の飛行は両者で使われてるのでより分かりやすいかと。

曲を制作したのはThe Binding Of Isaac - Rebirthなどを担当したRidiculon
最近のEdmund McMillen作品はほぼRidiculonが担当しているようです。



私のおすすめは以下の2曲。

  • GOLGOTHA - Night On Bald Mountain (Mussorgsky 1867)
  • THE FUTURE - Requiem (Verdi 1874)


禿山の一夜は曲は当然としてPVで効果的に使わていたのが印象に残っています。
ヴェルディのレクイエムは元曲が好きだから。重苦しいギターの刻みとそこに乗ってくるメロディーがたまらない。
各曲のチップチューンもおすすめ。




アルバムはbandcampで購入可能。価格は$5です。
他のダウンロードサイトでも購入可能だと思われます。




収録曲

1. TITLE SCREEN - Gnossienne No. 1 (Satie 1893)
2. THE END - Danse Macabre (Saint-Saëns 1874)
3. THE ARID FLATS - New World Symphony (Dvořák 1893)
4. OVERFLOW - 1812 Overture (Tchaikovsky 1880)
5. WALL OF SORROW - Hungarian Rhapsody (Liszt 1847)
6. SS EXODUS - Marche Slave (Tchaikovsky 1876)
7. RETROGRADE - Hungarian Dance (Brahms 1869)
8. THE MACHINE - Flight Of The Bumblebee (Rimsky-Korsakov 1899)
9. THE HOLLOWS - Dante Symphony (Liszt 1857)
10. GOLGOTHA - Night On Bald Mountain (Mussorgsky 1867)
11. RUIN - In The Hall Of The Mountain King (Grieg 1875)
12. ACCEPTANCE - Hungarian Rhapsody (Liszt 1847)
13. THE FUTURE - Requiem (Verdi 1874)
14. AS ABOVE - Gymnopédie No.1 (Satie 1888)
15. SO BELOW - In The Hall Of The Mountain King (Grieg 1875)
16. MORTAMAN - Retro Danse Macabre (Saint-Saëns 1874)
17. BLASTER MASSACRE - Retro New World Symphony (Dvořák 1893)
18. RIVER CITY RANCID - Retro 1812 Overture (Tchaikovsky 1880)
19. CATASTROVANIA - Retro Dante Symphony (Liszt 1857) 04:11
20. DIG DEAD - Retro Night On Bald Mountain (Mussorgsky 1867)
21. ASH CLIMBER - Retro Hungarian Rhapsody (Liszt 1847)
22. FALLEN FANTASY - Retro Marche Slave (Tchaikovsky 1876)
23. RUBBLE BOBBLE - Retro Hungarian Dance (Brahms 1869)
24. MORBID GEAR - Retro Flight Of The Bumblebee (Rimsky-Korsakov 1899)
25. MYSTERY CASTLE - Retro 5th Symphony (Beethoven 1808)
26. THE TOWER - Retro Requiem (Verdi 1874)
27. THE END IS NIGH - Retro Turkish March (Mozart 1783)
28. SCAB OR DIE - Glitch Retro Night On Bald Mountain (Mussorgsky 1867)
29. TOMBS & TORTURE - Glitch Retro Double Speed New World Symphony (Dvořák 1893)
30. PUS MAN - Glitch Retro Flight Of The Bumblebee (Rimsky-Korsakov 1899)
31. GHOSTS N' GRIEVING - Glitch Retro Hall Of The Mountain King (Grieg 1875)
32. DEAD RACER - Glitch Retro Dante Symphony (Liszt 1857)
33. SPIKE TALES - Glitch Retro Hungarian Dance (Brahms 1869)
34. THE END IS NIGHT REVISIT - Glitch Retro Turkish March (Mozart 1783)
35. CART MENU - Retro Gnossienne No. 1 (Satie 1893)
36. **BONUS** - Ride Of The Valkyries (Wagner 1856)

Intergalactic Continuum

Intergalactic ContinuumはThe OneUpsによるビデオゲームミュージック(VGM)のアレンジアルバムです。

The OneUpsは古くから(00年代前半)活動しているバンドグループ。主たるジャンルはファンク、あるいはジャズ。
選曲は8bit/16bit世代が中心。
アルバムは定期的にリリースされており最近だと2019年にVolume 4というアルバムをリリースしてます。
Intergalactic Continuumは2012年にリリースされたアルバムです。
どのアルバムも素晴らしい出来ですね。

今回Intergalactic Continuumを選んだ理由はこの↑ジャケット。
このアルバムだけジャケットに変な気合が入ってて好きなんですよ~
他は割とシンプルなのですが。



私のおすすめは2曲。
1つはKill Everything and Everyone (Top Down Bullet Time) [Ikari Warriors]。「怒」のテーマ。
もう1つはI Do It For the Faeries [The Legend of Zelda]。「ゼルダの伝説」のテーマ。
どちらも原曲を活かしたアレンジがされています。
ゼルダのほうがよりキマってる感じがしますが、個人的には怒の方が好みです。
原曲のガチガチな感じが少し角が取れて丸くなった、そんな感じですかねぇ>怒


アルバムはbandcampで購入可能。$9.99となっています。
他のダウンロードサイトでも購入可能だと思われます。




収録曲



1. Birds, Stars, Pigs and Quasars [Angry Birds]
2. Two Dragons, One Cup... of Funk [Double Dragon]
3. That Spaceship Gave Me Zits and A Rash [Battletoads]
4. Zeus, I've Got A Feeling Your Whole Family's Going Down [God of War II]
5. Kill Everything and Everyone (Top Down Bullet Time) [Ikari Warriors]
6. I Do It For the Faeries [The Legend of Zelda]
7. Super Solar Sewer System (Anybody Else Wanna Go Green?) [TMNT II: The Arcade Game]
8. The Earl of Funk [ToeJam & Earl]
9. Take This Broken Wing and Learn to Funk Again [Final Fantasy VII]
10. Robert Plant vs. Rob Zombie [Plants vs. Zombies]

サントラ紹介: For Pit People (OST)

For Pit People

For Pit People (OST) はその名の通りPit People のサントラとなります。
Pit Peopleは「かなり変な」ターン制SLGです。
変、というのはストーリーやキャラクターが変。ぶっとんでる。そのへんの詳細は以前作成した紹介記事からどーぞ。

そんなゲームの曲なので基本的にはどれも楽しくコミカルなものばかり。
全体的に4つ打ち多めで縦ノリ重視。
その意味では楽しく作業したいときの作業用BGMとしてよいかも。

BGMを担当したのはPatric Catani氏。
氏はエレクトロニカ・ダンス・ヒップホップ・ハードコアなどさまざまなジャンルおよび媒体で活動する作曲家/音楽プロデューサーです。
Battle Block Theater(ストーリーに関係してくる)のBGMも担当しています。



私のお気に入りは「City Chicks」。街のBGM。
このゲームに中でひとつだけ存在する「街」はベースキャンプ。パーティ編成やアイテム購入、クエストの請負いなどを行います。
したがって何度も聞く曲なのですが全く飽きない曲。もちろん4つ打ちで縦ノリ。
そもそも街は建物そのものが縦ノリしてますから!

注意点が1つ。Pit Peopleのすべての曲が収録されているわけではないようです。
ウェスタンな雰囲気のフィールドBGMは好きなのですが・・・未収録。
とはいえ十分な量の楽曲が提供されいることは間違いないですね!




アルバムはbandcampで購入可能。7ユーロとなっています。
他のダウンロードサイトでも購入可能だと思われます。





収録曲


1. Pit People - It's Us!
2. Goblinbling
3. Flamingo Cartel
4. Here We Come (Freeware Level R3dc0at5)
5. The Cannibals Attack (Meltonisia)
6. No Gravity
7. Chog - Level 1
8. Chog - Level 2
9. Chog - Level 3
10. City Chicks
11. Approaching Rainbow (Cutscene)
12. Sweet Taste of Victory - Level 3 (Jerkimedes)
13. General Custard Theme (Bonus)
14. Love & Rockets
15. Mt. Olympus - Level 1 (Crossborder)
16. Crossborder Bounce
17. Mt. Olympus Sneak - Level 2
18. Mt. Olympus - Level 3
19. Heroic Mountain Rooster
20. Revenge of the Psychossack
21. Edge of the World (Cutscene)
22. The Pirate's Trap - Blood Lagoon Level 1
23. The Pirate's Trap - Blood Lagoon Level 2
24. Pit People - It's Us! (Angry Space Bear Version)
25. I'm just a simple Bot - Level 3 (Robo Teen Rampage)
26. Secret End (Space Bear Rave Cutscene)
27. Space Bird
28. Jerkimedes Theme (Jerky Plans Bonus)
29. Sneaky Mushroom - Level 3 (Bonus)
30. Here We Come - Level 1 (Bonus)
31. I'm just a simple Bot - Level 1 (Bonus)
32. Sneaky Mushroom - Level 1 (Bonus)
33. Sweet Taste of Victory - Level 1
34. Here We Come - Level 2 (Bonus)
35. I'm just a simple Bot - Level 2 (Bonus)
36. Sneaky Mushroom - Level 2 (Bonus)
37. Sweet Taste of Victory - Level 2 (Bonus)
38. BattleBlock Theater - Alien Song
39. BattleBlock Theater - Chinese Walls

※38曲目と39曲目はBattleBlock Theater の曲(おまけ)

Speed RunsSpeed RunsSpeed Runs

Speed RunsシリーズはLame Genieによるビデオゲームミュージック(VGM)のアレンジアルバムです。
このアルバムのコンセプトは非常に明確。

ステージイントロ・ゲームクリア・ゲームオーバーなどの「短い曲」


に特化しています。

したがって収録曲は短い。大体10秒以内で長くても30秒程度。短いと5秒もありません。
様々な曲を秒単位で聞くそれはまさに「スピードラン」でしょう。
アレンジはギター中心のバンドアレンジ。



現時点(2019/10)で3つのアルバムが出ています。

  • Speed Runs
  • Speed Runs 2: Cruise Control
  • Speed Runs 3: 3 Fast, 3 Furious


3アルバムで70曲以上。1曲が短いからおつまみ感覚でさっくりと聞ける。
全部聞くのにそれほど時間はかからない。
ただし「ん?今の曲なんだっけ?・・・あ、次の曲が」となることもしばしばかと。
特にSpeed Runs 2とSpeed Runs 3はそれぞれ特定のゲームが少し多めになっているのでなおさら。
比較的バランスがいいのは初代。



私のお気に入りは以下の通り。

Excitebike (Title Screen)
Castlevania (Death Theme)
Joust (Title Theme)
Kid Icarus (Grim Reaper)
AOL
Ninja Gaiden (Act Intro)


エキサイトバイクのタイトルとかパルテナの鏡の死神とか。有名どころばっかりなので皆さん聞いたことあるはず。
ただし「AOL」だけ解説しておきます。多分これダイアルアップの音じゃないかと。
AOLといえば世界最大のインターネット接続サービス。
ダイアルアップによるインターネット接続、を演奏(?)しているんじゃないですかねぇ。




アルバムはbandcampで購入可能(Speed RunsSpeed Runs 2: Cruise ControlSpeed Runs 3: 3 Fast, 3 Furious)。
PWYW(あなたが払いたい額を入れてね形式)となっています。
確認していませんが他のダウンロードサイトでも購入可能な箇所はあると思われます。




Speed Runs


1. Contra (Title Screen)
2. Donkey Kong (Title Screen)
3. Friday The 13th (Exploring Camp Crystal Lake)
4. Castlevania (Death Theme)
5. Duck Hunt (Title Screen)
6. Excitebike (Title Screen)
7. RBI Baseball (Main Theme)
8. Pacman (Ready Theme)
9. Paper Boy (Paper Route)
10. Donkey Kong Country 2 (Dixie Kong Victory Theme)
11. Kung Fu (Main Theme)
12. Rocky And Bullwinkle (Title Screen)




Speed Runs 2: Cruise Control


1. Burger Time (Main Theme)
2. Batman (Life Lost)
3. Beavis and Butthead (Burger World)
4. Resident Evil 2 (Save Room)
5. Beavis and Butthead (Drive-In)
6. Ghost and Goblins (Game Start)
7. Beavis and Butthead (Gwar Concert)
8. Contra (Game Over)
9. Super Mario RPG (Victory)
10. Beavis and Butthead (Highland Highschool)
11. TMNT (Stage Theme 1)
12. Beavis and Butthead (Hospital)
13. Sonic The Hedgehog 2
14. Beavis and Butthead (The Streets)
15. Legend Of Zelda (Life Lost)
16. Beavis and Butthead (Turbo Mall)
17. Jaws (Get Ready)
18. Metroid (Item Discovery and all that jazz)
19. Final Fantasy VII (Victory Fanfare)
20. Donkey Kong Country (Stage Clear)
21. Joust (Title Theme)
22. Kid Icarus (Grim Reaper)
23. Undertale (Dogsong)
24. Kirby's Adventure (Quick Draw Missed)
25. Earthworm Jim (Rodeo Jim)
26. Sesame Street 123 (Failed Theme)
27. Super Mario 3 (Boss Battle)
28. Mickey Mousecapades (Stage Start)
29. Super Mario World (Level Compete)
30. Wizards And Warriors (Low Health)
31. The Terminator (The Sewers)
32. Super Mario Bros 2 (Game Over)




Speed Runs 3: 3 Fast, 3 Furious


1. AOL
2. Tecmo Super Bowl (First Down 01)
3. Disney's Aladdin (Stage Clear)
4. WCW vs. NWO World Tour (Match-Up Screen)
5. Tecmo Super Bowl (First Down 02)
6. Double Dragon (Game Over)
7. Final Fantasy VII (Good Night Until Tomorrow) feat. Knight of the Round
8. Tecmo Super Bowl (Attempt Failed)
9. Metroid (Game Start)
10. Mortal Kombat (Fight Over the Pit)
11. Tecmo Super Bowl (Half Time)
12. NES Open Tournament Golf (Par Theme)
13. Rampage (Overtake Area)
14. Tecmo Super Bowl (Playoff Qualified)
15. Adventure Island (Title Theme)
16. Windows XP (Startup)
17. Super Mario Odessey (You Got A Star)
18. Tecmo Super Bowl (Attempt Successful)
19. Rygar (Game Over)
20. Streets Of Rage (Stage Clear)
21. Tomba 2 (Conversations & Events (Relaxed))
22. Tecmo Super Bowl (Quarter End)
23. The Legend Of Zelda: Ocarina of Time (Enter Ganondorf)
24. Night Trap (Menu Theme)
25. Ninja Gaiden (Act Intro)
26. Tecmo Super Bowl (Safety Theme)
27. Teenage Mutant Turtles (Lose a Turtle)
28. Monkey Island 2 - LeChuck's Revenge (Chapter Screen)
29. Tecmo Super Bowl (Touchdown Theme)
30. Super Mario Bros 2 (Slot Machine)
31. Super Mario Bros 2 (Slot Winner)
32. Super Mario Bros 2 (Life Lost)
33. Battletoads (Stage Clear)
34. Tecmo Super Bowl (Switch Sides)
35. Virtual Fighter 2 (Character Select)

The String Arcade

The String Arcadeは同名のグループThe String Arcadeによるビデオゲームミュージック(VGM)の弦楽四重奏アレンジアルバムです。
もともとはキックスターターでのクラウドファンディング企画。サイトもあります。
説明によるとオールドアーケードからモバイルゲームまで幅広く選曲したとのこと。
それもあって他ではまず選択されないようなゲームも散見されます。


たとえばScurvy ScallywagsとgraBLOXはモバイルゲーム。
Pettington ParkやRavenshire Castleはブラウザゲームです。
Plants Vs. ZombiesやFTLあたりも選曲としては珍しい方でしょうねぇ。

上記以外にも8bit/16bit/90年代DOSゲームなどから選曲されています。
が、これだけ選曲幅が広いと知らない曲も多くなってしまうでしょう。これについては致し方ない。
国外向けのゲームも多いですし。



私のおすすめはDance of the Space Bugs - Galaga。ギャラガメドレー弦楽四重奏。
「Dance of the Space Bugs」の名にふさわしい、優雅にアレンジされたギャラガのBGMを楽しむことが出来ます。
それからSonic 2 Scherzo - Sonic The Hedgehog 2もおすすめ。1じゃなくて2というところがまたマニアックな選曲。
後半のボス戦及びラスボス戦は力強さたっぷりの演奏を楽しめます。

あともしご存知であればGrasswalk - Plants Vs. Zombiesも是非。
通常ステージの曲といえばよいでしょうか。ゲーム中で一番耳にする曲でゆったりとしたメロディが特徴。
弦楽器と親和性の高い曲だけに聴きやすいアレンジです。





アルバムはbandcampで購入可能。$10となっています。
物理CDの購入も可能。CDにはTron Arcade と Altered Beast(獣王記)が追加で収録されています。
他のダウンロードサイトでも購入可能でしょう。

上述のとおり知らない曲が多くなってしまいますが、この選曲且つ弦楽四重奏はなかなかないと思います。
気になる曲があれば是非どーぞ!






収録曲


1. Grasswalk - Plants Vs. Zombies
2. Echos of Ecco - Ecco The Dolphin
3. Ferdinand Wanders Out For a Late Night Haircut - Pettington Park
4. Engii - FTL
5. Sonic 2 Scherzo - Sonic the Hedgehog 2
6. Outlaws Title Theme
7. Medicated Cow Walks the Cobbled Streets with Disgruntled Goat - Ravenshire Castle
8. Scurvy Scallywags Theme - Scurvy Scallywags
9. Scabb Cemetery_International House of Mojo - Secret of Monkey Island 2
10. Optimism For an Improvement in The John Situation
11. Turret Suite - Portal 2
12. Minecraft Title Theme
13. Tango Down - graBLOX
14. Dance of the Space Bugs - Galaga
15. The Legend of Zelda Title Theme

Brass

BrassはMinibossesによるファミコン(NES)のアレンジアルバムです。
2000年前半はMinibossesも含めさまざまなゲームミュージックカバーバンドが登場したのを覚えています。
The AdvantageとかThe NESkimosとか。
The Advantageは国内でもCDリリースがあったのでご存知の方も多いかと。


そのようなバンドの中でもお気に入りのひとつがMinibosses。
中でもBrassはファミコンのバンドアレンジとしてひとつの完成系だと思っています。
バンド編成やアレンジで何か込み入ったことをしているわけではありません。
が、それゆえに純粋に曲を楽しむことができるんです。


私のおすすめはMega Man 2(ロックマン2)とSuper Mario Bros. 2(スーパーマリオUSA)。両方ともゲームの流れを追うようなメドレー形式となっています。
ゲームのスタートからエンドまでが一通り聴けるので没入感が高い。満足感も高い。
特にMega Man 2は文句の付け所無し!このアルバムで是非聴いていただきたい曲です。



アルバムはbandcampで購入可能。PWYW(あなたが払いたい額を入れてね形式)となっています。
Minibossesの公式サイトでもダウンロード可能です。

最近アルバムリリースは無いようですが絶賛活動中。フェスなどで演奏されているそうです。




収録曲

1. castlevania
2. ninja gaiden
3. double dragon
4. super mario bros 2
5. ikari warriors
6. blaster master / contra
7. mike tyson's punch out
8. kid icarus
9. mega man 2
10. metroid

※サイトからダウンロードできるものは上記に加えninja gaidenのライブ版が収録されている

American McGee's Alice Original Soundtrack

American McGee's Alice Original SoundtrackはAmerican McGee's Alice、つまりアリスインナイトメアのサントラです。
元Nine Inch NailsのChris Vrennaが製作を担当。
過去に何度か引き合いに出してますがあらためて紹介します。

このアルバムの特徴は全体的にダークな雰囲気であること。
元のゲームがダークな感じですからBGM/サントラもそういう感じになっちゃいますね。
明るい雰囲気の曲は「A Happy Ending」ぐらいですね。名前のとおりエンディング時に流れる曲。



私のおすすめは「Falling Down the Rabbit Hole」と「Village of the Doomed」。
イントロムービーと最初のステージの曲で、これらは繋がっているので1曲と言えないこともないでしょう。
ウサギの穴からの落下及び変わり果てた不思議の国の様子が想像できる曲です。それでいて冒険の開始を示唆する雰囲気もある。
個人的には「アリスインナイトメア」を代表する曲だと思っています。
加えて「I'm Not Edible」もおすすめです。
これはゲーム中盤の鏡の国で流れる曲で「大きな古時計」のアレンジになっています。
主旋律のトイピアノや時計の音が絶妙な雰囲気をかもし出しています。


また私も最近知りましたが収録順がゲームでの登場順とはなっていません。
また「Taking Tea in Dreamland」はゲーム中では使用されていない曲。曲名とシーンがあっていない曲もあります。
この辺の詳細はAlice Wikiの該当項目をどーぞ。
正しい順番に並び替えると曲間を繋ぐセリフがぶつ切れになったりするのでCDの順番のまま聴くのが良いかと。
正直順番は気にならない。




アルバムはAmazonなどで購入可能。物理CDならだいたい2000円。MP3ダウンロードなら1600円。
他のダウンロードサイトでも購入可能だと思われます。
2001年に発売されたPCゲームのサントラが2019年でも物理CDで買える、というのはなかなか貴重ではないでしょうか。



収録曲

1. Falling Down the Rabbit Hole
2. Village of the Doomed
3. Fortress of Doors
4. Fire and Brimstone
5. Wonderland Woods
6. The Funhouse
7. Skool Daze
8. Time to Die
9. I'm Not Edible
10. Taking Tea in Dreamland ※ゲーム中では使用されていない
11. Fungiferous Flora
12. Tweedle-Dee and Tweedle-Dum
13. The Centipede
14. Pandemonium
15. Flying on the Wings of Steam
16. Late to the Jabberwocky
17. Pool of Tears
18. Battle with the Red Queen
19. A Happy Ending
20. Flying on the Wings of Steam (remix) ※15曲目「Flying on the Wings of Steam」のアレンジ

Free Play

Free PlayはThe Andrew Allen TrioによるVGMのジャズアレンジアルバムです。
過去に少し取り上げていますがあらためて紹介。

このアルバムはなんといってもそのアレンジでしょうね。
原曲からだいぶかけ離れていますがそんなことは気にならないぐらいジャズアレンジとして完成しています。
曲の一部を抽出しそれをジャズとしておいしくいただく、そんな感じでしょうか。


選曲は新しいものから古いものまでさまざま。
私のおすすめはSuper Mario - Game Over Theme。この曲2分あるんです。
スーパーマリオのゲームオーバーのテーマで2分、ということからもどれだけアレンジ効かせているかがよく分かるかと思います。
原曲2割ジャズアレンジ8割という感じ。





アルバムはbandcampで購入可能。$10となっています。
他のダウンロードサイトでも購入可能だと思われます。
物理CDもAmazonで入手可能です。




収録曲

1. Super Mario - Main Theme
2. Katamari Damacy - Katamari on The Rocks
3. Angry Birds - Main Theme
4. Uncharted - Drake's Fortune
5. Mega Man
6. Zelda: Overworld Theme
7. World of Warcraft - Lament of The Highborne
8. Metriod - Kraid's Lair
9. Portal 2
10. Super Mario - Game Over Theme



The Best Of Tim Follinはその名の通りTim Follinのベストアルバムです。
アルバムは2枚組となっています。

  1. The Best Of Tim Follin
  2. One Man And His Mic OMAHM - Show #3: "Follintastic!"


1枚目は名前の通りで全てコモドール64の作品。未発表曲や兄Geoff Follinの作品も収録されています。
2枚目はOne Man And His Mic というPodcastのTim Follin特集でコモドール64以外の作品も収録。

2枚目のPodcastはBinary Zone Interactiveで配信しておりそちらからダウンロード可能です。
Binary Zone Interactiveはこのアルバムの発売元。Podcast版との違いはボーナストラックの有無。
以前はThe Best Of Tim FollinだけでOne Man And His Mic~の方はついていませんでした(のはず)。
アルバムを再生産したと思うのですがそのとき2枚組になったのかもしれませんね。

収録されているコモドール64作品になじみが薄い方も多いかと思います。もちろん私もです。
しかしそれはあまり気にはならないでしょう。
むしろまとまったものが聴けるアルバムが嬉しいんです!




私のおすすめはGhouls 'n' Ghosts。大魔界村のコモドール64版。
2面や4面は原曲重視、それ以外はオリジナルとなっていますが違和感は感じません。
作風とゲーム内容が上手く調和しているかと。

Podcastもおすすめです。言うまでもないですが作業用BGMとして有用。
収録時間は約1時間。トークは最小限で曲を聴かせることが重視されています。
いろいろ収録されていますがPAL版のテンポの遅い「ソルスティス タイトル」なんかは興味深いかと。


あと曲というかゲームが気になったのがAgent X 2ですかねぇ。ステージ(part)ごとにゲームのジャンルが変わる。
part 1がエージェントが月面基地に乗り込むシューティング。part 2が月面基地でのアクション。
part 3がボス戦(?)であるブロック崩し。

曲もその辺意識して作られているように思えます。
part 1は宇宙・壮大な広がりを感じさせます。
part 2は潜入・スパイものっぽい。電話が鳴ったりエレベーターっぽい効果音が入っています。
part 3はボス戦の曲と考えるとなんともぬけた曲なのですが、ブロック崩しの曲として考えれば妥当、かな。




アルバムは上述のBinary Zone Interactiveで購入可能。商品のページはこちら
£6.99となっています。
日本への送料は£4.20なので合わせて£11.19。1700円ぐらい(2019/4時点)。
気になるアルバムがあれば一緒に購入してしまいましょう!




収録曲

Disc1: The Best Of Tim Follin

1. Black Lamp (in-game)
2. Black Lamp (title)
3. Bionic Commando (title)
4. Bionic Commando (level 1)
5. Bionic Commando (level 2)
6. Bionic Commando (level 3)
7. Bionic Commando (level 4)
8. Bionic Commando (level 5)
9. Bionic Commando (hi-score)
10. Bionic Commando (end theme)
11. Tull
12. Qix
13. Gauntlet 3 (title)
14. Gauntlet 3 (character select)
15. Ghouls 'n' Ghosts (title)
16. Ghouls 'n' Ghosts (level 1)
17. Ghouls 'n' Ghosts (level 2)
18. Ghouls 'n' Ghosts (level 3)
19. Ghouls 'n' Ghosts (level 4)
20. Ghouls 'n' Ghosts (level 5)
21. Ghouls 'n' Ghosts (hi-score)
22. Ghouls 'n' Ghosts (end theme)
23. Agent X 2 (part 1)
24. Agent X 2 (part 2)
25. Agent X 2 (part 3)
26. Chesterfield
27. Peter Pack Rat
28. Weird 2
29. Scumball
30. Body Slam (title)
31. Body Slam (game)
32. Spacey
33. LED Storm (title)
34. LED Storm (get ready)
35. LED Storm (hi-score)
36. Magic Johnsons Basketball
37. Raw Recruit
38. Nice
39. GhostTown (title)
40. GhostTown (game)

※Track39とTrack40はボーナストラック。Geoff Follinの作品


Disc2: One Man And His Mic OMAHM - Show #3: "Follintastic!"

1. One Man & His Mic (Show #3)

1-1. Follintastic Intro (Tonka)
1-2. Ghouls & Ghosts [Title] (C64)
1-3. LED Storm [In-Game] (Amiga)
1-4. Solstice (NES)
1-5. Bionic Commando [Level 4] (C64)
1-6. Plok! [Title] (SNES)
1-7. Starsky & Hutch (PS2)
1-8. Tull [Demo Tune] (C64)
1-9. Ghouls & Ghosts [Poltergeist Mix] (Binster)
1-10. Rock & Roll Racing (SNES)
1-11. Target Renegade (NES)
1-12. Gauntlet 3 [Title] (Amiga)
1-13. Batman & Robin (PSX)
1-14. Ghouls & Ghosts [Prototype] (C64)
1-15. Firearm [Unreleased] (PS2)
1-16. Bionic Commando [Title Remix] (Romeo Knight)
1-17. Time Trax (Sega Megadrive)
1-18. Ghouls & Ghosts [Title] (Amstrad/Spectrum 128/Atari ST)
1-19. Scumball (C64)
1-20. Spiderman / XMen - Arcade Revenge (SNES)
1-21. The Shining (Tim Follin)
1-22. Gauntlet 3 [Title] (C64)
1-23. Agent X (48K ZX Spectrum)
1-24. Ecco The Dolphin - Defender Of The Future (Dreamcast)
1-25. Black Lamp (C64)
1-26. Raw Recruit [Finale] (C64)

2. LED Storm - Title (Amiga)
3. Qix (C64)
4. Ghouls 'n' Ghosts Remix (Tim Forsythe)
5. Spacey (C64)
6. Bionic Commando (Amiga)
7. LED Storm - Title (C64)
8. Indiana Jones (NES)
9. Agent X Pt 1 (C64)
10. Chronos (ZX Spectrum)

Jazz Arrange Version: Final Fantasy IV

Jazz Arrange Version: Final Fantasy IV はSean Schafianski氏によるファイナルファンタジーIVのジャズアレンジアルバムです。

比較的落ち着いたテンポの曲が多く、アレンジの良さと相まって心安らぐアルバムとなっています。
バーやホテルとかで流れていそうな感じ、ラウンジ・ミュージックっぽい感じがしますね。
集中力を高めたいときに聴くと効果がありそうです。


私のおすすめはTheme of Love(愛のテーマ)とRydia(リディアのテーマ)。是非連続で。
サックスがムーディに愛のテーマを奏でます。ひたすら浸れます。あれこれ物思いにふけることができます。
程よく想像をめぐらしたぐらいでちょうど曲は終わり次のRydia(リディアのテーマ)でリセット。
きらびやかなピアノの音色が心地よいです。

またKing Giott's Castle(キング・ジオットの城)もおすすめですね。



アルバムはbandcampで購入可能。
$10となっています。
確認していませんが他のダウンロードサイトでも購入可能な箇所はあるでしょう。



収録曲

1. Prelude
2. Main Theme of Final Fantasy IV
3. Theme of Love
4. Rydia
5. Airship
6. Troian Beauty
7. Samba de Chocobo!
8. Tower of Bab-il
9. King Giott's Castle
10. Illusionary World
11. Lunar Whale
12. The Lunarians

The Hit Points

The Hit Pointsはバンド名も同じThe Hit Pointsによるビデオゲームミュージック(VGM)のアコースティックアレンジアルバムです。
正確にいえばカントリー・ミュージック、その中でもブルーグラスといったジャンルに相当するようです。
バンジョーとかマンドリン、リゾネーター・ギターなどが使われ、アップテンポ・速弾きなどが特徴とのこと。

選曲はファミコン・スーパーファミコン時代のものからスカイリム・リーグオブレジェンドといった比較的最近のものまで幅広い年代をカバーしています。
有名曲ばかりなので何かしら知ってる曲は入っているじゃないでしょうか。



私のおすすめの曲はGuile's Theme。
本来であれば若干ローテンポで哀愁漂う雰囲気の曲。
ですが、これが上述のアップテンポ・速弾きなアレンジとなっています。
原曲とだいぶ異なる雰囲気になっていますがそれでも聞き入ってしまいます。

またDouble Dragon Theme/Mission 1もおすすめ。
アコースティックな楽器ばっかりですがダブルドラゴンのテーマのハイテンションで燃え上がる感じは失われず。
その後大きくアレンジされたMission 1をはさんでダブルドラゴンのテーマの後半部分を再演奏。
聞きやすいナイスアレンジです。



アルバムはbandcampで購入可能。
$10となっています。$25+送料で物理媒体としてのCDを購入することも可能。
確認していませんが他のダウンロードサイトでも購入可能な箇所はあるでしょう。




収録曲:

1. Those Who Fight Further (from "Final Fantasy VII")
2. Guile's Theme (from "Street Fighter")
3. Presentiment/Chrono Trigger (from "Chrono Trigger")
4. Rocket Hideout (from "Pokémon Red and Blue Versions")
5. Athletic Theme (from "Super Mario World")
6. Green Hill Zone (from "Sonic the Hedgehog")
7. Ballad of the Goddess (from "The Legend of Zelda: Skyward Sword")
8. Dance of Pales (from "Castlevania: Symphony of the Night")
9. Nascence/Road of Trials (from "Journey")
10. Taliyah, the Stoneweaver (from "League of Legends")
11. Double Dragon Theme/Mission 1 (from "Double Dragon")
12. Streets of Whiterun (from "The Elder Scrolls V: Skyrim")

Slay the Spire OST

以前紹介したローグライクカードゲームのSlay the Spireのサントラです。

曲はどれもオーケストラ風。これがSlay the Spireがもつ独特の世界観とマッチしています。
Slay the Spireってファンタジーがベースだと思いますけど明るい雰囲気は殆ど無くてダークファンタジーっぽい感じ。
全体的に重苦しく謎めいた感じが曲でも表現されていますね。

このサントラの特徴としてゲーム中でループしている曲も「終わり」部分が付け足されていることが挙げられます。
つまりフェードアウトで終わりません。ある意味サントラだけの特別仕様。
このような取り組みは興味深いですね。もともと1ループ長めの曲が多いからでしょうか。


おすすめはThe Guardian Emerges。最初のボス戦で流れる曲です。
このゲームのボス戦の曲はどの曲も迫力満点。これがボス戦であることを弥が上にでも感じさせます。
中でも最初に聴くこの曲は強烈に耳に残る曲です。
金管楽器の伸びや広がり。そこにスネアが入ることで曲全体がしまり緊張感が生まれる。

初回プレイの際、ボス戦であえなく散ったプレイヤーは多いのではないかと。私もそうでした。
それだけにこの曲が印象に残っています。



サントラはbandcampあるいはSteamで購入可能。bandcampだと$5.99。Steamだと620円です。
以前も述べましたがbandcampとSteamでそれぞれ一長一短ありますのでお好きな方でご購入ください。
他のダウンロードサイトでも購入可能だと思われます。




収録曲:


1. Slay The Spire
2. Exordium
3. Battle Trance
4. The Guardian Emerges
5. Exordium Slain
6. Meet The Merchant
7. The City
8. Escape Plan
9. Battle With The Champ
10. The City Slain
11. The Unknown
12. After Image
13. Facing The Elite
14. The Elite Slain
15. Dramatic Entrance
16. The Beyond
17. The Awakened One
18. The Beyond Slain
19. The Credits
20. Bonus (Trailer)

Moogle's Flute

Moogle's FluteはLauren the fluteによるビデオゲームミュージック(VGM)のアコースティックアレンジアルバムです。
名前やアルバムアートから分かる通りファイナル・ファンタジーシリーズの曲が多めのアルバム。
Lauren the fluteことLauren Liebowitz氏はいくつかのバンドでフルート担当として活躍しています。
例えば先日紹介した「Descendants of Erdrick」のアルバム「Thanks a Million」とか。

彼女はフルート以外にもピアノ及びボーカルも出来るマルチなお方。
このアルバムではそれらのスキルを存分に発揮。
選曲も優しい/柔らかな曲が中心。リラックスしたい時に聴きたいアルバムです。

・・・・目を閉じて、曲が流れる場面をまぶたの裏に思い描きながら曲を聴く。
なんかすっごくリフレッシュできるんじゃないでしょうか。


私のおすすめはHome Sweet Home (FF5) 。はるかなる故郷。
このアルバムの中で一番フルートが映える曲だと思ってますし、ボーカルも素晴らしいです。
この曲自体は印象的な場面(リックスの村帰郷時)で使われる曲、ということもあるでしょう。



アルバムはbandcampで購入可能。
PWYW(あなたが払いたい額を入れてね形式)となっています。
確認していませんが他のダウンロードサイトでも購入可能な箇所はあると思われます。




収録曲:

1. The Place I'll Return to Someday (FF9)
2. Home Sweet Home (FF5)
3. Dragon Knight's Fortress (Suikoden/幻想水滸伝)
4. Celes' Theme (FF6)
5. Beatrix: Rose of May/Protecting My Devotion (FF9)
6. Crysta Town - A Place to Return To (Terranigma/天地創造)

Gaia's Bane

Gaia's BaneはKnight of the Roundによるファイナルファンタジーシリーズのメタルアレンジアルバムです。
ギターとドラムが激しく唸る私好みのアレンジ。
選曲はPS/PS2のシリーズが中心。このバンドがリリースするアルバム全体がそのような傾向となっています。
特定シリーズ特化なのは分かりやすいですね。海外ではII、III、Vが当時リリースされなかったのも関係してそうです。


私のおすすめはWhite Magic Is For Sissies (FFVIII - Don't Be Afraid)。
5拍子の曲をメタルアレンジ、というだけで大変だと思うのですがそつなくまとめています。
8分の刻みが気持ちいい。

またLegion of Terror (FFVI - Troops March On) もいいですね。ファイナルファンタジー VIの「帝国の進軍」。
もともと重苦しい曲が重低音ギターで重さ倍増。

なお、いくつかの曲はギャップレス再生をすることで繋げて聞くことが可能です。
私が確認したのは1曲目と2曲目、3曲目~6曲目、8曲目〜10曲目。
どの曲も曲間の無音部分が少ないので通して1曲という聴きも出来なくはないでしょう。
もちろんそれぞれ単品で聞いてもOK。



アルバムはbandcampで販売。
$5で購入可能です。
確認していませんが他のダウンロードサイトでも購入可能な箇所はあると思われます。





収録曲:

1. Wavering Convictions (FFIX - The Sword of Doubt)
2. White Magic Is For Sissies (FFVIII - Don't Be Afraid)
3. TEAR IT UP (FFIX - Battle 2)
4. Heavy Mako (FFVII - Mako Reactor)
5. The Ancient Scourge (FFVII - J.E.N.O.V.A.)
6. The Inquisition (FFVIII - Find Your Way)
7. Onslaught In The Skies (FFXIII - Eden Under Seige)
8. Legion of Terror (FFVI - Troops March On)
9. A Messiah Complex (FFVII - Birth of a God)
10. Gaia's Bane (FFVII - Prelude/Main Theme/Fighting)

Thanks a Million

Thanks a MillionはDescendants of Erdrickによるビデオゲームミュージック(VGM)のアレンジアルバムです。

このアルバムの特徴は2つ。
ひとつはバンド構成で、ギター2本、ベース、ドラムというスタンダードな構成にフルートが混ざっていること。
本来キーボードのパートをフルートにしたという感じですかね。面白い構成です。
多少フルートが浮き気味になっている曲もありますが、それもこのバンドの個性だと思えばOK。

もうひとつはほとんどの曲がメドレー形式で構成されていること。
ゲームをひとつ選びそのゲームをメドレー形式で。私も多用しますがこの形式は総じて作りやすく聴きやすい形におさまりますね。


わたしのおすすめはHard to Beat! (Ninja Gaiden II) とForce of the Dragon (Double Dragon II)。
両者ともメドレーとしてはあまりみない気がします。「シリーズ」としてならよく見ますがゲーム単体としては珍しいかと。
フルートの混ざり方もいい感じです。

その他特徴としては隠しトラックの存在。
12曲目、Lunar Battle Rush (Final Fantasy II/IV)のあと1分半ほど後にCheetahmen IIが入っています。
このような形で入る隠しトラックは珍しい。デジタル配信ならではのサプライズ演出でしょう。



アルバムはbandcampで購入可能。
PWYW(あなたが払いたい額を入れてね形式)となっています。

なお、フルート奏者のLauren Liebowitz氏(女性)は別途個別にアルバムも出しています。そちらの紹介はまた後日。




収録曲:

1. Return of Ganon (Zelda II)
2. Hard to Beat! (Ninja Gaiden II)
3. To the Underground Concourse (Journey to Silius)
4.Get Equipped with Metal (Mega Man II)
5. The Fastest Thing Alive (Sonic II)
6. Secret of Planet Zebes (Metroid)
7. Motavian Medley (Phantasy Star IV)
8. Force of the Dragon (Double Dragon II)
9. What a Horrible Night to Have a Curse (Castlevania Pt. II)
10. Mute Blue Silence Field (F-Zero)
11. A Time of Frogs and Fiends (Chrono Trigger)
12. Lunar Battle Rush (Final Fantasy II/IV) + 終了後Cheetahmen II(隠しトラック)

サントラ紹介:Broforce

Broforce OST

Broforceは2Dアクションゲーム。対テロチーム「Broforce」となって世界中のテロ組織を「地形モロとも」破壊します。
操作するキャラクターが往年の映画ヒーローを模したキャラばっかなのがウリ。ランボーとかコマンドーとかロボコップとかとか。
マルチプレイにも対応しており人が増えれば増えるほどプレイはカオスに。
上記でも述べたとおり地形破壊が可能。加えて爆発物が多く予想だにしない破壊の連鎖がしばしば発生。
乱れ飛ぶ爆音と悲鳴。それが楽しいんです。激しくマルチプレイ推奨。



さて、サントラですがイチオシなのはテーマソング(Broforce Theme Song)。
これが熱い!
Youtubeの動画あげておきます。
演奏している彼らが何者かは後述。



歌詞もFreedomだのLibertyだのJusticeと王道まっしぐら!
ゲームの内容を物語っている曲といっても過言ではないでしょう。



ゲームのローンチトレーラーでもこの曲が使われています。



筋肉モリモリマッチョマンが大暴れ!
何度見ても気持ちいいトレーラームービーだ。




その他の曲は全体的に劇伴・映画音楽っぽい雰囲気。
・・・・・というかデスネ、テーマソングのノリが熱すぎて他の曲に物足りなさを感じるのですよ・・・
いや、中には「っぽい」曲もありますけど圧倒的にテーマソングの存在感が大きすぎる。


ということでテーマソングが気に入った方はテーマソングを担当したバンド「Strident」のアルバムも是非聴いてみてください。
Stridentは本サントラのコンポーザーであるDeon van Heerden氏が在籍しているバンド。上記動画も当然彼らです。
アルバムはWhen Gods Walked the Earthがリリースされています。こちらにもテーマソングが収録。



サントラはbandcampあるいはSteamで購入可能。bandcampだと$7。Steamだと498円です。
以前も述べましたがbandcampとSteamでそれぞれ一長一短ありますのでお好きな方でご購入ください。


収録曲

1. Strident - Broforce Theme Song
2. Choose Your Destiny
3. Vietnam Blue Sky (World Map Loop)
4. Vietnam Blue Sky (Low Intensity)
5. Vietnam Blue Sky (High Intensity)
6. This Ends Now
7. This Ends Now (Victory Sting)
8. Vietnam Red Sky (World Map Loop)
9. Vietnam Red Sky (Low Intensity)
10. Vietnam Red Sky (High Intensity)
11. End of the Line
12. End of the Line (Victory Sting)
13. City (World Map Loop)
14. City (Low Intensity)
15. City (High Intensity)
16. Liberty or Death
17. Liberty or Death (Victory Sting)
18. A Fistful of Freedom (Low Intensity)
19. A Fistful of Freedom (High Intensity)
20. An Unbreakable Force
21. An Unbreakable Force (Victory Sting)
22. Alien Infestation (World Map Loop)
23. Alien Infestation (Low Intensity)
24. Alien Infestation (High Intensity)
25. The Alpha Xenomorph
26. The Alpha Xenomorph (Victory Sting)
27. Hell (World Map Loop)
28. Hell (Low Intensity)
29. Hell (High Intensity)
30. We Meet at Last (Low Intensity)
31. We Meet at Last (High Intensity)
32. We Meet at Last (Victory Sting)
33. No Sympathy for the Devil
34. Straight Outta Hell
35. The Star Spangled Banner (Broforce Edition)
36. Trophy Room Victory Sting
37. The Ballad of Rambro
38. Area Liberated
39. Second Amendment Rights
40. More Than Human (Pulse)
41. Vehicular Overcompensation (Pulse)
42. There's Always Another Ass to Kick (Pulse)
43. Blades of Death (Pulse)
44. Locked and Loaded (Pulse)
45. Man and Machine (Pulse)
46. The Tankening (Pulse)
47. One-Way Trip (Pulse)
48. Xenomorphobic (Pulse)
49. Something Not of this World (Pulse)
50. The Bowels of Hell (Pulse)
51. Evil Has Awakened (Pulse)
52. ExpendaBros Theme [Bonus Track]
53. ExpendaBros Theme (Metal Version) [Bonus Track]
54. The Hunt (2013 Proof of Concept Demo) [Bonus Track]
55. Village Massacre (2013 Proof of Concept Demo) [Bonus Track]

Flames of Destiny

Destiny, ReignitedはOrder of Týrによるビデオゲームミュージック(VGM)のメタルアレンジアルバムです。
元のBGMを豪快にアレンジしつつ女性ボーカルによるオリジナル歌詞がつけられています。

もともとFlames of Destinyというアルバムをリリースしており、これはそのリメイク版に相当するものです。


このアルバムの最大の特徴はどの曲も複数のBGMから作られているということ。
私のおすすめ曲は「Angels of Majesty」なのですが、この曲は

  • スターフォックスのコーネリア
  • MD版ゼロウィングのイントロダクション



の2曲が組み合わさったアレンジだったりします。
もっともAngels of Majestyは単純な方で、5,6曲混ざっている曲なんかもありますね。
「ちょっとした間」として4秒ぐらいしか使われていないものもあったりして、どれも複雑なつながり方しています。



なので、このアルバムは最初はあまり使われている曲を意識せずにそれぞれひとつの曲として聞いてみることを推奨。
メドレーとかミックス、というより複数の曲を混ぜて作ったひとつの曲として楽しむ。

そしてあとからどんな繋がりかたをしていたか調べる。
このやり方だとそんな曲使われていたのかよ!といった感じでまた違った側面からアルバムを聞くことが出来ます。
つなぎが無理やりっぽい部分もありますがそれはご愛嬌。メドレーのつなぎは難しいですよ・・・

なお、使用された曲とつなぎ順のリストは元になったFlames of Destinyに同梱されています。
1曲目のOverture 0はFlames of Destinyにはありませんがこちらはスターフォックスのタイトル曲。
そこからAngels of Majesty、つまりスターフォックスのコーネリアへつながるというワケです。



アルバムはbandcampで購入可能。
PWYW(あなたが払いたい額を入れてね形式)となっています。
Flames of Destinyの方も同様です。




収録曲

1. Overture 0
2. Angels of Majesty
3. To Yourself, Be True
4. Identity
5. Odin Speaks
6. Chasing After the Sunlight
7. Ignite the Desire
8. Control
9. Dawn of Reckoning
10. Fight On, Forever
11. Lightning Strikes
12. Onward, My Children

bitpop vol1bitpop vol2

Bitpop? Vol. 1とBitpop? Vol. 2はJonas Tunander氏によるゲームミュージックのアコースティックギターアレンジアルバムです。
ファミコンからPS2ぐらいまでのさまざまなゲームのBGMが収録されています。
バラエティ豊かな選曲となっていますがどちらかというとファミコン・スーパーファミコンのBGMが多いですね。

原曲を活かしたアレンジは耳にすっと入ります。作業用BGMとしても邪魔しません。
どの曲もおすすめですが特に推したいのはVol. 2のMegaman II - Woodman。
ゆっくり泣きぎみのメロディからスタートしてハイテンポのドラムイントロへとつながる・・・という流れは珍しくないです。
しかし選曲とアレンジの妙、そしてアコギの音色がよくマッチしており聞いてて気持ちのいい曲となっています。


アルバムはSoundCloudで聴く事が可能。
アルバムになっていない曲も別途まとめられているのでそちらも是非チェックを。

収録曲
Bitpop? Vol. 1

1. Excite Bike - Intro
2. Bubble Bobble - Main theme
3. Super Mario Bros - Overworld
4. Final Fantasy VII - Cosmo Canyon
5. The legend of Zelda Ocarina of time - Lost woods
6. Super Mario Bros 3 - Overworld 2
7. Silent Hill 2 - Theme of Laura
8. Duck tales - The Moon
9. Soul Blade - Intro
10. Final Fantasy VII - Aeris theme
11. The legend of Zelda - Main theme
12. Final Fantasy VII - Turks theme
13. Megaman - Elecman
14. The legend of Zelda Ocarina of time - Market
15. Final Fantasy X - Song of prayer
16. Super Mario Bros - Thank you mario


Bitpop? Vol. 2

1. Megaman II - Dr. Wily Stage 1
2. Faxanadu - Overworld
3. Castlevania II - Bloody tears
4. Snake Rattle n Roll - Stage 1
5. Ghosts 'n Goblins - Stage 1
6. Final Fantasy IX - Vamo' alla flamenco
7. Goonies II - World 1
8. Megaman II - Woodman
9. Super Mario 64 - Cool Cool Mountain
10. Tetris - A-TYPE
11. Megaman - Cutman
12. Loco Roco - Level tune

Aria Awakened

Aria AwakenedはFamilyJules氏によるCrypt of the Necrodancerのアレンジアルバムです。
DLCであるAMPLIFIEDの曲も含みます。

Crypt of the Necrodancerはローグライク+リズムアクション。
ということで良いBGMが多いのは言うまでもなし。
BGMはどちらかというとダンス系ですが、FamilyJules氏はそれらをメタルアレンジにしているのが特徴です。

これが不思議と合うんですよねぇ。
特に何度も聴かされる羽目になるゲーム終盤の曲のアレンジはいい感じです。
4-3 / A Shadow to Prevail とか5-3 / Trial of Thunderとか。この辺は私のおすすめ曲でもあります。

そのせいか分かりませんが曲順が後半面からになってますね。



アルバムはbandcampで購入可能。ダウンロード販売のほかCDとしての購入も可能。限定300枚。
CD購入の場合日本への送料がアルバムもう一枚買えるぐらいの額なのでその点は注意。
ダウンロード販売ならもちろん関係なし。

ちなみにSteamでもFamilyJules氏のCrypt of the NecrodancerのアレンジアルバムはDLCとして購入可能です。
しかしAria AwakenedはSteam版をリマスターしたものなんです。そこがこのアルバムの一番のウリでしょう。
こちらを購入しても決して損はしないと思いますよ。



収録曲

1. Aria's Ascent (feat. Travis Carte)
2. Dance For Your Life (feat. Jonathan Young & Jack Fliegler)
3. Eye of the Terror (Training)
4. Wrath With Every Step (Tutorial)
5. Tesla Toil (5-1)
6. Power Corpse (5-2)
7. Trial of Thunder (5-3)
8. Molevolence (feat. Ahren Gray as Fortissimole)
9. Steinway to Hell (Frankensteinway)
10. Shockalypse (The Conductor)
11. Apex and Bones (4-1)
12. Fury of the Crypt (4-2)
13. A Shadow to Prevail (4-3)
14. Deep Fear Octobass (Coral Riff)
15. Frozen in Panic (3-1 Cold)
16. Anguish of the Frost (3-2 Cold)
17. A Glacial Death (3-3 Cold)
18. Stronger Konga (King Konga)
19. Scorched Volcanic (3-1 Hot)
20. Heart of the Flame (3-2 Hot)
21. A Dragon's Breath (3-3 Hot)
22. Pyrodancer (Death Metal)
23. Blaze Hazard (2-1)
24. Undead Desperation (2-2)
25. Dark Means (2-3)
26. Knight Fall (Deep Blues)
27. Infernal Descent (1-1)
28. The Deranged (1-2)
29. Spectral Storm (1-3)
30. Peril of the Bells (Dead Ringer)
31. Breath Before the Chaos (Lobby)
32. Echoes of the Necrodancer (feat. Richard Bichler)
33. Resolute (Lute Boss)
34. Ascension (Credits)
35. Not Today (feat. Adriana Figueroa)

サントラ紹介:FTL: Faster Than Light

FTL

FTL: Faster Than Light は宇宙をモチーフとしたローグライクゲームです。
2012年発売。

ゲーム内容は過去に紹介した記事があるのでそちらをどーぞ。
例によってサントラを紹介します。
サントラはbandcampあるいはSteamで購入可能。bandcampだと$5。Steamだと398円です。
値段だけ見ればSteamのほうが安いですが、bandcampは独自のストリーミング機能を有していたりするので一長一短。



収録曲は大きく通常時の曲(Explore)と戦闘時の曲(Battle)の2つに分かれています。
タイトルとかもありますが左記2つがメイン。

通常時の曲はいかにも宇宙という感じ。
余韻長め(リリースタイム長め)の音を中心とした奥深い雰囲気です。
「ぷぁ〜ん」とか「ぴょい〜ん」とかそういう音作り(?)といえば想像出来るかもしれません。

一方戦闘時の曲は通常時の曲のアレンジになっています。
主にベースやドラムパートが増やされており、通常時と比べるとリズム感がぐっと出る感じですね。



FTLの曲はこの2つの対比が最大の特徴かと。

静と動。
のんびり探索と緊張した戦闘。
全体的に邪魔しない曲が多くBGMとして優秀です。

わたしのおすすめは同じテーマの通常時と戦闘時を交互に再生して聞くこと。
例えばCosmos (Explore)の後にCosmos (Battle)を聞く。他も同様。
これによってアレンジの違いが分かりやすくなりますし、聞くときにメリハリが出ます。



収録曲

1. Space Cruise (Title)
2. MilkyWay (Explore)
3. Civil (Explore)
4. Cosmos (Explore)
5. Deepspace (Explore)
6. Debris (Explore)
7. Mantis (Explore)
8. Engi (Explore)
9. Colonial (Explore)
10. Wasteland (Explore)
11. Rockmen (Explore)
12. Void (Explore)
13. Zoltan (Explore)
14. BONUS Federation
15. MilkyWay (Battle)
16. Civil (Battle)
17. Cosmos (Battle)
18. Deepspace (Battle)
19. Debris (Battle)
20. Mantis (Battle)
21. Engi (Battle)
22. Colonial (Battle)
23. Wasteland (Battle)
24. Rockmen (Battle)
25. Void (Battle)
26. Zoltan (Battle)
27. Last Stand
28. Victory
29. BONUS Horror



なおbandcampではAdvanced Editionで追加された曲も別途配布されています。

サントラ紹介:The Path

The Path

The Pathというゲームをご存知でしょうか?
赤ずきんをモチーフとした短編ホラーゲームで2009年に発売されました。
ホラーゲームと述べましたが想像で補う部分も多く雰囲気ゲーともいえます。


今回紹介するのはサントラ。
ゲームについての情報は多いのですがサントラについてはあまり述べられていないようにみえます。
サントラがゲームと同時リリースではなかったからかもしれません。

そんなThe Pathのサントラはbandcampから購入可能です。価格は$5。



おすすめの曲はこのゲームのテーマソングともいってもよいSafe Song - The Pathと一番聞く機会の多いForest Theme。
複数ある狼のテーマはどれも不気味というか不思議というか・・・
狼との遭遇はヒロイン達の悲劇的な最後に繋がるのでどうしてもそういう曲になってしまうのでしょう。
※このゲームでは狼と遭遇するのが正しいルートでありバッドエンドではない

Woodsman Wolfなんてうめき声とのこぎりの音が聞こえる、という内容なので夜間一人で聞くのは勘弁してほしい内容。
ビジュアルがない分無駄に想像が広がってしまう。ひぃ。


語り中心のトラック(Little Red Riding Hood/Grandmother's Tale)はサントラオリジナルですかね。
それぞれ赤ずきんの話なのですが内容が微妙に違うようです。どうやら赤ずきんの話はいくつかバリエーションがあるそうで。
例えば赤ずきんのWikipediaをみると時代によって話の内容が異なることが書かれています。




収録曲:

1. Safe Song - The Path
2. Forest Theme
3. Little Girls
4. Charming Wolf
5. Fey Wolf
6. Forest Interlude 1
7. Woodsman Wolf
8. Werewolf
9. Girl in Red
10. Forest Interlude 2
11. Grandmother's Tale
12. Cloud Wolf
13. Epilogue
14. Little Red Riding Hood
15. Forest Reprise
16. EAT

Kickstarterで興味深いプロジェクトを見つけました。
JazzNESs: A NES Classic Jazz Tribute」。ファミコンのジャズアレンジ集です。

以下はYoutubeにアップロードされているPV。




予定曲目はスーパーマリオ、ドンキーコング、星のカービィ、忍者龍剣伝、ゼルダの伝説など。
30曲ほどがリストアップされています。
国内でも有名なタイトルが多いです・・・・というかNES Classic Edtion / Nintendo Classic Miniの収録ゲームだこれ。

締め切りは11月23日の早朝5時まで。
出資しておきました。




なお、このプロジェクトのアレンジ担当のAndrew Allen氏は過去に「Free Play: A Video Game Jazz Tribute」というゲーム音楽ジャズアレンジ集をリリースしてます。
こちらはファミコンだけではなくアングリーバードや塊魂など比較的新しいものも含まれており、ジャズとしてもゲームアレンジ曲としても非常に聴き応えのある曲ばかりです。
スーパーマリオのゲームオーバーの曲ジャズアレンジ2分とか。

原曲からだいぶかけ離れたアレンジばかりなのですが、それだけにおなじみのテーマを新鮮な気持ちで聴くことが出来るのがこのアレンジ集の特徴だと思います。
個人的におすすめです。
上記に出資するかの検討材料にしてもよいかもしれません。




「Free Play: A Video Game Jazz Tribute」は国内であればamazon.co.jpからCDを購入可能です。ダウンロード版もOK。
iTunesからでも買えます。
他にもスター・トレックやスターウォーズのジャズアレンジをリリースしているようです。

また、Andrew Allen氏のYoutubeのチャンネルで他のアレンジを聴くことができます。

Walkure Story FOR ORCHESTRA

GWにCDを整理。
その中からワルキューレの伝説オーケストラアレンジの「Walkure Story FOR ORCHESTRA: 交響詩ワルキューレストーリー」が出てきたのでご紹介。

ビクターエンターテイメントより1993年に発売。
演奏はスロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団。

CDと冊子のセットで販売されました。。
CD単品でも発売されたと聞いています。




Walkure Story FOR ORCHESTRA

こちらが冊子(左)。
冊子はB4ぐらいで、同じ大きさのハードカバー(右)付きです。
CDもこのハードカバーに同梱されます。



Walkure Story FOR ORCHESTRA


冊子の中身。
ストーリーブック仕立てになっています。



CDの方ですが、ワルキューレの伝説の各曲をオーケストラアレンジにしたいわゆる「編曲」したものと、ワルキューレの伝説のストーリーに準じてゲーム中の曲を「再構成」したものの2つにわかれます。
これはCD付属のライナーノーツにも書かれています。

で、一番有名であろうメインテーマは編曲、じゃなくて再構成の方に入っているんですよ。
なので、そちらを期待すると空振りします。

かく言う私も購入当時メインテーマのオーケストラアレンジに期待したものの、思っていたものと違い見事に空振り。




そんなこんなであまり聴いてなかったのですが、今回のCD整理の際に付属品読みながら改めて聴いたら良さを再発見しました、

このCDはワルキューレの伝説のストーリーに沿っています。
CD中の各曲にそれぞれバックストーリーがついており、その辺を補完するとぐっと聴きやすくなるのです。

ストーリー把握のためにはゲームそのものをプレイするのが一番ですが、CD付属のライナーノーツと冊子で十分カバー可能。
冊子ない場合も多いと思いますが、ライナーノーツの内容だけでもOKです。




その辺まるっと理解した上で聴き直した結果、ワルキューレの伝説の「世界観」を上手く表現したなぁと再発見に至ったわけです。




Walkure Story FOR ORCHESTRA

ゲームのサントラも一緒に。
とかくメインテーマばかりフィーチャーされがちですが、サントラ3曲目の「ブラック・ドラゴン」、サントラ5曲目の「地下のテーマ -マグマの洞窟-」あたりもおすすめ。




・・・・3つまとめてメドレーにしちゃおうかな?

Indie Game Music Bundle 3 が始まった

複数のインディゲームのサントラを「値段は自分でつけてね(Pay what you want)」形式で販売するIndie Game Music Bundleの第3弾が始まった模様です。

今回のバンドル内容は以下の通り。

    • Terraria
    • Plants vs. Zombies
    • Ilomilo
    • Dustforce
    • Frozen Synapse


期間は2週間。
$10以上で更にサントラ追加です。
TOP20までのたくさんお金払った人にはいろいろなおまけがつくのも変わらず。


Plants vs. Zombiesはゲームも曲もおすすめ。
私もiPhone版をやり、曲が気に入ったので以前bandcamp経由でサントラを購入してます。



個人的に気になっているのはDustForceのサントラの「FastFall」。
DustForceはSuper Meat Boy似の死んで覚える系アクションゲーム。

DustForce買っても積みそうだったのでまだ買っていなかったのですが、これを機にソフトとセットで買ってしまおうかしら。




なお、SteamでAlice: Madness Returnsが本日限定で$9.99の模様。

そういや発売からそろそろ1年たつんですねぇ>Alice: Madness Returns
アクションフィギュアはきちんと6月に出るのか?
NECA製Borderlandsのフィギュアは無事発売されたっぽい。海外のショップで普通に売り始めてます。


買わなくては。

ここ1、2年インディーズゲームが元気ですね。
安価で、やりやすくて、大手メーカーが出さないような雰囲気のゲームが多いからでしょうか。
開発環境・販売環境が揃ってきた、ってのもあると思います。
特に販売環境。Steamをはじめとするダウンロード販売が大きいかと。



さて、ゲーム内容はもちろんですが、音楽もよいものが多いインディーズゲーム。
サントラ(サウンドトラック)が欲しくなりますが、結構な割合でサントラ出てるようです。


ということで、インディーズゲームにおけるサントラ入手方法まとめてみました。



結論を先に言ってしまうとbandcampというオンライン販売サイト経由で買うのがよろしいかと。

The Greatest Video Game MusicというCDを購入

ぼけーっとAmazon見てたらThe Greatest Video Game Music、というCDを発見。



古今東西のゲーム音楽をロンドン・フィルハーモニー管弦楽団が演奏したもの。
全21曲と収録曲も多く、OblivionやらBattleFieldなど私の好きなゲームも多々入っていたので思わず買ってしまいました。


見た目も非常によい。

古今東西、と書きましたが最近の洋ゲー率が高い模様。
なのでどちらかというと洋ゲーマー向きのCDではあるものの、マリオやゼルダ、FFのメインテーマなどもあるし、そもそも演奏が素晴らしいので元ネタが分からなくても十分に楽しめるかと。


もちろん、元ネタを知っていれば更に楽しめる、と。
値段も1600円とお安く、コストパフォーマンスは高い。
パッケージは紙パッケージですが、それはきにしちゃダメだw。




いろいろある中で私のお気に入りは、

  • Angry Birds: Main Theme
  • Tetris Theme
  • Battlefield 2: Theme



の3つ。
どれもいい感じにアレンジされてます。

Super Meat BoyのサントラCDが出てる

Steamのセールでなんとなく買ったSuper Meat Boyですが単純でわかりやすい面白さにむちゃくちゃハマってしまいました。
今(たぶん)最後。最後のステージだけで3日間ほど費やしてます。
死んで覚えるタイプのゲームですがパターンが確立出来たときは非常に気分がいいですね!

さて、そんなSuper Meat BoyですがサントラCDが発売された模様。
販売ページで視聴が可能


$10。日本への送料は$7。
Super Meat Boyは上述の通りゲームももちろんですが、音楽がまた良い!
単に曲聞きたいだけであればデジタルデータのみの販売($3.99)なのでそちらでもいいのですが、1500円程度で変えるなら物理媒体(CD)で欲しいと思いましたよ。同人CD価格ですし。


実際CDの方は収録曲が増えている(デジタルデータは34曲、CDは73曲)


あと$15のSpecial Editionはコンポーザのサイン入りだそうな。



なお、Ch1ボス曲は屈指の出来だと思う。他のボス曲のクオリティも高い。メドレーに出来そう。
と思ったら実際サントラのリミックスの中にチップチューンアレンジのボスメドレー(Ch1とCh2)が存在。
考えることはみんな同じか。

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