のんびり作成中のレベル 1/39 ライトフライヤーですが、前から疑問になっていたことがひとつ。
「何故1/39というスケールなのか?」
なんでこんな中途半端なスケールなんでしょ。
航空機模型でよく見るサイズというと1/48とか1/32とか1/72とか。1/144もあるか。
ということでちょっと調べて見ました。
といってもGoogleで検索したらすぐ判明。
このライトフライヤーのキットはパッケージである「箱」の大きさがまずあって、その「箱」に入る大きさに合わせた結果スケールが1/39になった、ということらしいです。
いわゆる箱スケールといわれるもの。
キットはもともとモノグラム製。最初のリリースは1958年。
その後1986年にモノグラムはOdyssey Partnersに買収。レベルもOdyssey Partnersに買収されてレベルモノグラムに。
ハセガワはモノグラムの代理店ですが、レベルとくっついた後も引き続きハセガワが代理店になっていたようです。
以前購入したハセガワのライトフライヤーがレベルと同等品、というのもそういう経緯からでしょう。
この辺の会社の移り変わりに関してはWikipediaのモノグラムのページを参照ください。
さてこのライトフライヤー、どうも1958年の設計(金型も?)からずっと変わっていないらしい。
キットそのものがどうもこなれていない、ちょっと古めの感じがするのもそのためでしょうか。
そういえばランナーは枠の部分がないです。
※田 ←こうじゃなくて、 + ←こういう状態
バリも結構目立ちます。
とはいえ、安価に手に入るプラスチックキットとしてはこれぐらいしかないのでライトフライヤー作りたい、となったらこのキットを選択することになるんでしょうね。
手間のかかるキットではありますが、それが故に完成時の楽しみは大きいものがあります。