4月より作成していたレベルの1/39 ライトフライヤー。
とうとう完成です。
12月17日までの完成(ライトフライヤーが実際に飛行した日)を目指しましたが、最後追い上げかけて間に合いました。
張り線作業がかなりスムーズに進んだのが時間を短縮できた要因だと思います。
その、時間がかかる張り線作業に大きく貢献したのが↓これ。
amazonで購入したライト付きヘッドルーペ。
1000円ぐらいと非常に安いですが、かなり重宝しました。
作りは1000円レベルの作りですが、対象物を拡大する、という機能は必要十分。
また、張り線に使った糸はハゼ釣り用の釣り糸です。釣具店で購入。
0.8号の釣り糸を使用しました。糸の直径は0.148mm。
黒い釣り糸なので塗装する必要もなく、そのまま使えます。
これをライトフライヤーに張り巡らせていきます。
さて、張り線作業。
このライトフライヤーでは張り線は桁の根本に巻きつけるように説明書に指示されています。実際その方法で作ろうとしてました。
が、調べてみるとより実機に近い方法として
- 上翼に線を埋め込んで下翼で貫通させる貫通方式
- 極小ヒートンを埋め込んでそこに線をつけるヒートン方式
があるらしいじゃないですか。これらの方が見栄えよさそう。
くぅー、もっと早く知っておくべきだった。
「線を巻きつける」前提で各種作業をしちゃったので、今更作業を巻き戻すことも出来ず。
このまま巻きつけ方式で進めます。
張り線の対象は主に3箇所です。主翼・ラダー・エレベータ。
説明書には主翼しか張り線の手順は説明されていませんので、ラダーやエレベータは写真を参考にして張り線作業を行うことにします。
主翼が一番めんどくさいのでラダーとエレベータから開始。
こんな感じです。エレベータはボディ(というかフレーム・・・)とくっつけました。
桁の根本に線を巻きつけて瞬着で固定、対角線上でも同じように巻きつけて瞬着で固定。
必要に応じて線の通る箇所にピンバイスで穴あけています。
続いて主翼。
やることは変わりません。ひたすら線を張っていきます。
主翼の張り線はほぼ説明書の通り。
主翼にエレベータ(ボディ)を取り付けます。
だいぶ形になってきました。
この間に少々のディティールアップとパーツの塗り分けも行いました。
この後も黙々と張り線作業。
エレベータと主翼の間とかにも線が張られているのでそれらの線を張ります。
とにかく線だらけです。
張り線作業が9割がた終わったところでいよいよラダーを取り付けます。
ラダーまわりの足らない張り線をして、プロペラを取り付けて、張り線作業&組立作業完了!
・・・・っとパイロットのオーヴィルがまだです。
鞍(くら)の取り付け箇所や操縦桿の位置の関係で、そのまま乗せると足が少し浮いてしまいます。
きちんとおさまるように足を少し加工して、
塗装。
オーヴィルを乗せて、今度こそ完成!!!!!!
画像はクリックすると大きな画像になります。以下同様。
ライトフライヤー前から。
後ろから
ラダーが少しまがっちゃったなぁ・・・
横から
エンジン・コクピット部アップ
時間はかかりましたがほぼ満足のいく形となりました。
手直ししたい箇所もいくつかありますが、それはまた別のキットを作る時に活かしたいと思います。
色々苦労したのもこの完成した姿を眺めるためにあった、と思うと感慨深いです。
特に張り線作業が大変でしたが、全部終わった時の達成感は格別でしたね。
そのうちまた何かに着手したいと思います。