先日Fairytale Fightsというゲームをプレイした話をしましたが、その際もう1本ゲームを買ってたんですよ。
それが「Deadliest Warrior: Ancient Combat」。
もともとは海外のTV番組で、
バイキングとサムライが戦ったらどっちが強いの?
みたいな架空の闘いをシミュレーションしたもの。それをゲームにしたのがこれ。
番組内では戦士たちが使用する武器について実験・考察したり、識者からの意見を参考にしたりして闘いを再現。
最終的にどちらが勝者かを判定します。
これは燃えるね!そういう妄想するよ!
こういったコンセプトのゲームやコミックは国内でもたくさんありますし海外も考えることは同じなんだなぁ、と。
Wikipediaを見ると番組は3シーズン分製作されたようで、そのうちの1シーズン目はDVD化されています。英語のみ日本語なし。
シーズン2とシーズン3は現在ストリーミングのみで提供。
シーズンが進むに連れて対決のムチャクチャ度が上がっているのでシーズン1しかDVDが無いのが悔やまれます。
と、本編も興味津々ですが今回はゲームの話です。
Deadliest Warriorのゲームはいくつか種類があって
- Deadliest Warrior: The Game
TVシリーズをモチーフとした武器格闘 - Deadliest Warrior: Legends
上記の続編。キャラを過去の英雄に変えたもの - Chivalry: Deadliest Warrior
Chivalryの拡張パック
となっています。
購入した「Deadliest Warrior: Ancient Combat」はDeadliest Warrior: The GameとDeadliest Warrior: Legendsを2つセットにしてDLCを追加したいわゆるコンプリートエディションみたいなもの。
Deadliest Warrior: The GameもDeadliest Warrior: Legendsも基本的なシステムは一緒です。
違いについては後述。
海外もの武器格闘ということで当然四肢断裂などのゴア表現があります。
従って今回も画像はゴア表現入りなのでそのつもりでー。
ゲームはいわゆる3D武器格闘ゲーム。
ただしあたりどころが悪いと一撃死します。弓がが脳天に突き刺さって即死、とか
この辺のコンセプトはブシドーブレードに似ているかと。
制作スタッフもブシドーブレードに影響を受けたと述べています。
また状況によっては最後の一撃で四肢や首を飛ばすなどといったフィニッシュムーブっぽい形にもなります
忍者がナイトの腕と足を切り飛ばす。
ほのかに感じるウィザードリィっぽさ。首刎ねだったら完璧だったのに。
足部へ攻撃が集中すると足を引きずるといった部位ダメージっぽい概念もあります。
戦士たちは「チャンピオン・バーサーカー・ゲリラ」という3つのクラスに分かれています。
チャンピオンは遅くて重装甲、一発のダメージが大きいタイプ。
ゲリラは逆に軽装甲で素早く攻撃できるタイプ。
バーサーカーはチャンピオンとゲリラの中間。
武器は4種類。近距離・中距離・遠距離(飛び道具)と特殊武器。
このうち近距離・中距離・遠距離(飛び道具)は随時持ち替え可能。特殊武器はボタン同時押しの特殊攻撃扱い。
遠距離武器は使用回数制限あり。
さっと遊んだ感じだとかなり遊びやすいです。操作やコツはすぐに覚えられるでしょう。
適当にボタン押していても連続攻撃になりますし、一発のダメージが大きいので1ラウンドが短い。上述の通り即死もある。
基本的に数回の攻撃やコンボ1〜2回が決まれば決着が付きます。読み合い重視になるでしょう。
Deadliest Warrior: The GameとDeadliest Warrior: Legendsの違いですが、大きく2つです。
1つはキャラクターが過去の英雄になっていること。
これは既に述べたとおり。
アレクサンダー大王、ジンギス・カン、ハンニバル、ジャンヌダルク、シャカ・ズールーなど。
個人的にはヴラド公が入っているのがポイント高い。串刺し祭りだぁ!!
もうひとつは体力ゲージが表示されないこと。
前述の忍者VSナイトはDeadliest Warrior: The Gameなのでそれと比べれば一目かと。
※青のゲージはスタミナゲージ
よりブシドーブレードらしくなっています。
フィニッシュムーブはこちらでも健在。
ゲームとして遊ぶならDeadliest Warrior: Legendsの方が面白いと思いますね。
体力ゲージ無しは戦闘の緊張感を高めます。
コンボ一発で戦闘が終わるときも多いので、やりこみ度合いによるレベル差も少なそうです
唯一残念なの日本の英雄・偉人が出ないこと。つまりDeadliest Warrior: Legendsの方は侍や忍者がいない。
これは元となったTVシリーズで日本の英雄・偉人が出てこなったからでしょうね。
そんなDeadliest Warrior: Ancient Combatですが、どう考えても元のTVシリーズを見ていたほうがが盛り上がると思います。
加えて同じく元のTVシリーズを見た友人と対戦すればより楽しめるでしょう。
そして何より一番大切なのは「妄想をふくらませる」ことではないですかねぇ。
普通に遊ぶとちょっと変わった3D武器格闘です。キャラクターに特別な背景があるわけでもなし。
そもそも選択できるキャラクターもそれほど多くない。
ということで足らない部分は自分で補います。適当に妄想します。
うん、みんな違う時代・場所から集められてそれぞれ闘うハメになったんだ彼らは。
過去の英雄を操作できるDeadliest Warrior: Legendsの方なら尚更。