ライブ・ア・ライブをプレイ中。
前回7つのシナリオすべてクリアしたのでいよいよ中世編です。
中世編のストーリーは「非」王道なRPG。主人公はオルステッド。
途中までは王道な展開だったんですよ。それがあっという間に転げ落ちていく。
「勇者」として期待されたかと思えば一転「魔王」と呼ばれ、親友ストレイボウには恨みつらみを激白され、助けるはずだった姫は自害してしまう。
最終的には全てに絶望したオルステッドが魔王を名乗って終了。
ええ?!......おいおいこれで終わり!?とお口あんぐりな感じ。
壮絶すぎる。が、なるべくしてなったともいえる。
そんな中世編で好きなキャラは僧侶ウラヌス。過去にハッシュとともに魔王を倒した人物。
彼は人間嫌いになったハッシュや魔王と呼ばれたオルステッドに対して人を信じることの大切さを説く。
特にお気に入りがハッシュへの説得シーン。
ウラヌスがハッシュの弱さを感じ諭す。
ウラヌスが「人を信じる」ことを貫いたからこそ皆を動かした。
しかしオルステッドにはちと影響が大きかったのかもしれません。
加えてプレイヤーへの影響も、ですかね。少なくとも私はそうでした。
ちなみに戦闘能力もそこそこ高いウラヌス。
回復技は当然として、全体攻撃の「ゴッドボイス」に反撃技の「神の御加護」。
サポートタイプのキャラクターとしてとても優秀。
そんなウラヌスがいるからこそハッシュは安心して攻撃に専念できる。そんな関係だったのかも。
そして目的でもあったストレイボウのセリフも見ることができました。
中世編最後、上記で述べた通りストレイボウの憎しみが爆発。
オルステッドを超えてやる。
永遠の2番手に甘んじない。
今こそ変えるとき。
それが「あの世で 俺にわび続けろ オルステッドーーーーッ!!!!」だと感じましたねぇ。
......最終編。
今までのシナリオの中から主人公を選択。
中世編の世界で他の仲間を探して「魔王」と化したオルステッドと戦い、この物語に決着をつけます。
私が選んだのは心山拳師範。功夫編の主人公です。
他の仲間は以下の通り。
- 高原 日勝
- アキラ
- サンダウン・キッド
シナリオの思い入れとキャラの好み、戦闘での使い勝手でこのメンバーとなりました。
このまま突入しても返り討ちなのでレベルを上げる。隠しダンジョンで必要な装備を入手。 全員のレベルが20ぐらいになったところでラスボス戦。
高原以外HPはそれほど高くない。
したがってダメージとステータス異常の管理を徹底。アイテムも多用して細かく回復する。
逆にHPの高い高原は積極的に前に出て攻撃を受け、他の3人への被害を食い止める。
心山拳師範の旋牙連山拳とサンダウン・キッドのハリケンショットがこちらの主たるダメージソース。
レベル上げと装備の充実が功を奏したのか、それほど苦労することなく撃破することができました。
セントアリシアはすべて高原が受けてくれた(石化体制もつエリアルシリーズ装備済み)。
「魔王」ことオルステッドに情けをかけてその場を去る。
これで終わりと思いきや最後にもう一度各シナリオの主人公がそれぞれのボスと戦う。
7シナリオ連続バトル。RPGでボスラッシュになるとは思っていなかった!!
この連続バトルが終わればようやく終了でエンディングとなります。
ちなみに最終編での行動でエンディングが変化するマルチエンディング。
今回見たのは一番良いエンディングです。他のエンディングもほぼ見ました。
劇終。
......システムもストーリーも普通のRPGとは違うゲームでした。
ストレイボウの「あの世で俺に詫び続けろオルステッドーーー!」はプレイしたことで理解が深まりました。
各ストーリーの衝撃度合いは特筆すべき。中世編・最終編については言うまでもなし。
私の「心に刻まれた」ゲームになったと思います>ライブ・ア・ライブ