先月はおなかいっぱいで少々お休みしましたが、今月また1冊読んだのでレビューです。
読んだのはCUBASE5/CUBASE STUDIO5 攻略BOOK。
買った理由は簡単で、Cubase 5を使うにあたり、以前のCubase SL3とは大幅に変わっただろうから参考図書が必要だったため。
もくじ:
CHAPTAR 01 Cubase 5の使い方
CHAPTAR 02 セッティング&機材の準備
CHAPTAR 03 オーディオのレコーディング
CHAPTAR 04 Cubase 5の基本的な編集操作
CHAPTAR 05 オーディオイベントの編集
CHAPTAR 06 MIDIのレコーディング
CHAPTAR 07 MIDIイベントの編集
CHAPTAR 08 ミックスダウンを行なう
CHAPTAR 09 Cubase 5をさらに使いこなす
CHAPTAR 10 便利なショートカットの使い方
CHAPTAR 11 Cubase 5付属プラグイン大紹介
CHAPTAR01から03まではとにかくレコーディングをしたい!という人用のHowTo、CHAPTAR04からCHAPTAR08までが多少細かい使い方、09が5で加わった新たな機能の説明、10と11がTIPS的なものです。
結論から言うと、既にCubaseを触ったことがある方にはあまり必要ないかと思います。
いや、役に立たないわけではありませんが、新規に習得できる部分はそれほど多くありませんでした。(私の主観)
まず、私にとってCHAPTAR01から03はまったくの不要。インストールHowToですからね。
役に立ったのは、
CHAPTAR 05 オーディオイベントの編集
CHAPTAR 08 ミックスダウンを行なう09
CHAPTAR 10 便利なショートカットの使い方
CHAPTAR 11 Cubase 5付属プラグイン大紹介
です。オーディオデータはあまり触らないので、今回オーディオデータに書き出して編集するに当たって参考にしました。
逆にMIDIデータ扱わない人はMIDI関連の内容が役に立つのでしょう。
ミックスダウンも5特有の機能があるのでその辺の補完。
しかし一番役に立ったのは10と11。ショートカット一覧とプラグイン一覧。
特にプラグイン一覧は眺めてるだけでも想像力をかきたてられました。
そういった意味では09も新機能紹介なのでカテゴリ的には似てるんですけど、ひっかかりませんでした・・・・・・
写真も多く、初めてCubase触る人にはベストな図書だと思いますが、逆に言うと今まで使ったことある人には不要かもしれません。だって、触るうちに分かる箇所多かった(=不要な箇所)ですもん。
で、値段。3800円なので不要な箇所多いということはそれだけ使わない箇所があるということで、そう考えるとちと高いかなぁ~と思う次第でした。
ただ、決して役に立たないわけではありません。マニュアル読むよりははるかに分かりやすいので、まずこっちから探す、という使い方は出来ます(し、やってます)。
総合評価:これからCubase5を始める人用。今まで使ってた人は必ずしも必要なわけではない。