今月と言うか先月(6月)というか、ちょろりちょろりでようやく読みきったのでレビューです。
読んだのはエンジニアが教えるミックス・テクニック99
¥1900
非常に役に立つ本で、得るものは多かったです。
もくじ:
PART1 ソース別処理法
PART2 エフェクト別処理例
PART3 トリートメントのノウハウ
PART4 2MIXの作成
PART1でソース別、というか音源、楽器別の処理方法を、PART2でエフェクトの解説と使い方、PART3はさまざまな応用テクニック、PART4はMIXの最終段階の話や実際の曲における具体例です。
とにかく使える。ある程度ミックスを経験していればなるほどなるほどを理解がさくさく進みます。
特にソース別(楽器別)の処理方法はかなりいい感じの内容です。
生音のソースとDTM音源での処理方法の違いなんかも書かれたりします。
逆にPART2のエフェクト話は他の本と被る部分も多かったので私としてはそれほどでも。
PART3はWAVにおける下ごしらえの話なのでソフト音源ベースの私には当てはまらない部分多いですが、今後はWAVデータでいじることも考えてるのでそうなると役に立ちそうです。
PART4は添付CD聞きながら解説読みましょ、と言う感じで。
私としてはとにかくPART1のソース別処理法がだいぶ役に立つかと思いました。
ボーカルだけでも女性、男性、バック、変わりモノと4つ解説ありますし。
ただ、この手の本の定石ですが、書かれている値ややり方がそのまま当てはまることはありません。
作ってる曲や、機材が違いますから。
なのでこれが正解っ!てのもないのでこの本はこの本としていろいろ他の本も参考にしつつ経験値上げないとダメですね。
あとは曲つくりまくるしか。
なお私の主観ですが、
- そもそものエフェクトの基礎:ムック エンジニア直伝!エフェクトテクニック基礎講座
- 応用として:エンジニアが教えるミックス・テクニック99(この本)
- 実践に近い内容:各種雑誌の特集記事(サンレコ・SD)
という感じがしました。とにかく読んで作って読んで作って!