「何でカセットテープで保存が出来るの?」:ファミリーベーシック

不定期ゲーム昔話の時間です。

ファミコン買ってもらったときにファミリーベーシックも買ってもらいました。
多分親が欲しかったんだろう、というのは前にも話したとおり。
さて、ファミリーベーシックは大きく2回ハマりました。

1回目はミュージックモードで音楽制作
2回目はマイコンBasicマガジン見ながらプログラム入力。

ちなみに買った直後は占いしかやってなかった。即効飽きた。
小学生低学年にはベーシックモードはもちろん、その他のモードの活用性が良く分からなかったのですよ。


で、ミュージックモードにハマったきっかけですが、


リコーダーの授業が開始され譜面がある程度読めるようになった
ドラクエブーム到来。CDに譜面添付


という2つの要素が関係。
ミュージックモード使うと音楽の授業で使っている曲や大好きなドラクエの曲ならせるじゃないか!と。
もともとファミコンのドラクエの曲鳴らしてどうする?というのは忘れましょう。

ただ、保存できるわけでもないですし、入力出来る小節の数も少ないのでわりとすぐ飽きる。
しかしながら苦労して入力した曲が上手く奏でられたときは感慨深いものがあった。



で、やはり本格的にハマッたのはベーシックモードを使ったプログラム。
これは中学生になりマイコンBasicマガジン買い出したためです。

毎月ファミリーベーシックのプログラムが大体1本は載っていたのですが・・・・・・




大抵V3用。うちのはV2。


たまにあるV2用のプログラム打ち込んでました。


1時間~2時間ぐらいかけてrunさせると大抵Syntax Error。
いわゆる英語のオーを数字のゼロに間違えたなどの単純エラーです。
よく出ます。誰もが通る道です。画面をじっくり見てどこに間違いがあるか調べます。

そんなデバッグをちょこちょこやって本当に完成。



ただ保存が・・・・・・
バックアップ機能はあるものの、電池を入れて物理スイッチのオンオフが必要で、大抵スイッチの切り替えで止まって保存できませんでした。
あれは構造的に無理があると当時も思った、

そのあと、テープでの保存方法が分かったのでテープに保存。
キーボード裏面にテープレコーダと接続するピンジャックがあるので、当時使用していたダブルカセットデッキに接続。
任天堂純正テープレコーダもありますが、ピーヒョロヒョロの音を録音できればいいので純正である必要ない。

これで入力してカセットにセーブ、遊びたいときはカセットからロードというプロセスを繰り返してました。
ある日その一連の作業を見ていた友人曰く、





「何でカセットテープで保存が出来るの?ピーヒョロヒョロでしょ?あれでなんでOKなの?」

「・・・・・・なんでかねぇ?でも保存は出来るんだよ、ほら。」


「・・・・不思議だ・・・・・」





・・・・今現在となって考えてもすぐに出てこないので調べてみました。
何でも載ってるWikipedia、データレコーダーの項目にありました。
ICレコーダーなんかでもいけるらしいですね。保存した音を「デジタルデータ」として保存できるのかな?

それが可能なら今はV3もってるので、当時遊ぶことが出来なかったゲームを打ち込みたいですね。
今も当時作成したプログラムのテープは持ってますが、テープがまともに再生できるのかな?
伸びちゃって上手くロード出来ないに一票。
※そもそもテープの再生装置が無いわ。


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