Baby ATマザーとCyrix MII

P5F93

 

先日PCパーツを整理しました。

その中から出てきたもののひとつが↑これ。
P5F93というSocket7のBaby-ATマザーです。
Baby-ATはATの縮小版の規格。
・・・・AT自体もうほとんど見ませんね。
ATXの前の規格です>AT



チップセットはALI Aladdin V。
PCI/AGP/ISAバスを備え、SIMMもSDRAMもOK。

AT電源もATX電源もOKで、あまりパーツの活用という意味では重宝したマザーボードでした。



P5F93ソケット

 

CPUソケット部分のアップ。
ソケット7はピン数321。
Ivy Bridgeなどで使われるLGA1155ことソケットH2はピン数1155なので、比較するとソケット7はピン数大体4分の1。




で、このマザーボードに搭載していたCPUが、




Cyrix MII


Cyrix MII(エムツー)。
これはMII-300GPで、CPUクロックは233Mhz(66Mhz x 3.5)。
CPUの型番にクロック数そのままを使わない、いわゆるモデルナンバー表記です。


Cyrixの場合はPRレーティングと呼称しており、同等のクロックのPentiumと同じぐらいの性能、ということを示す。
なので、MII-300GPであれば実クロックは233MhzですがPentium IIでいうと300Mhz相当ですよ~、ということ。
・・・・らしい。
参考:発売当時のAKIBA PC Watchの記事

 



さて、P5F93は処分しちゃうのですが、MII-300GPの方は記念に取っておこうかと思います。

ただ、そのままだとピン曲がりが発生しそう。
何かで保護しなくては・・・・・




緩衝材


そこで見つけたのが適当な発泡緩衝材。
家電やPCパーツを買った時についてくるアレですね。
きちんとやるなら導電スポンジなどを用意するべきですが、それほど厳密な保管をするわけではないので今回はこれでOK。
逆にきちんと保管するなら導電スポンジを利用するべきかと。



これを適切な大きさに切って、CPUをその上に置きます



緩衝材にCPU


こうなりました。
この状態で小袋に入れて、適当な箱に保存。
CPUは緩衝材に差してません。
緩衝材に差すことによるピン曲がりが発生するのを避けるためです。
更に小袋をぐるっとテープで巻いて固定する予定でしたが、小袋に入れた時点で適度にテンションかかって固定されたのでテープで巻くのは取りやめ。

 

この小袋も本来だったら帯電防止の袋がベストかと。



ありものの間に合わせですが、とりあえずピン曲がりの保護はできました。
導電スポンジはそれほど高くないみたいですし、持っておいても良さそうですね。

 


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