リターン・トゥ・ゾークのプレイを開始しました。プレイステーション版です。
以前ゾーク1をプレイしたことがあり、その時に
「いつかはリターン・トゥ・ゾークをプレイするぞ!」
と思っていたのですよ。
ただリターン・トゥ・ゾークは相当難しいという話がちらほら。
もしゾーク1と同じだとするならば以下の3つあたりが想像できます。
- 謎解き自体が難しいこと
- 選択次第ではゲーム進行不可能状態になり得ること
- ゾークの世界観がかなり変わっていること
上の2つはアドベンチャーゲームとしての難しさ。世界観については説明します。
ゾークの世界は魔法と科学が融合した世界。
ゾーク1のシーンを使って説明するならば、電池式のランプと敵を探知する魔法の剣を持って地下へ降りるとそこにはダムがあった・・・というあんばい。
魔法のビニール製ボートと言った代物もある。普段は小さく折りたたまれていて空気ポンプで空気を入れて使う。
これにゾーク特有のユーモアがまざったりして、ほんと独特な世界観としかいいようがない。
下調べした限りでは上記3点はリターン・トゥ・ゾークでも大きく変化していないように思えます。
噂通りの難易度なのでしょう。
ということで今回ゲームと一緒に準備したのが↓これ
リターン・トゥ・ゾーク シークレットブック、攻略本です。
しかしただの攻略本にあらず。
ゾークの歴史や脚本なども入った、リターン・トゥ・ゾークの総合ガイドブックとも言えるものです。
まずはシークレットブックを全く使わずにプレイして見ることとします。
お試しプレイ的な感じでどれだけ難しいのか体験してみようかと。
タイトル画面でスタートボタンを押すとオープニングがスタート。
ゾーク1を思わせる白い家とテキストメッセージが表示されている。
白い家は窓もドアも全部板が打ち付けられていて、唯一侵入できるのが裏にある小窓だけだったんだよねぇ。
このグラフィックでも窓に板が打ち付けられている部分は再現されています。
ゾーク1と同じようにポストをあけると謎のおっさんの顔が出現。おっさんの顔はガラス球のようなものに表示されているようだ。
おっさんが「当選者の方ですね」と言い、何か話しかけようとするが突然中断。
「何をする、うわ、やめてくれ!!!」と言い残し、叫び声とともにおっさんの顔が歪む。そして暗転。
どこかの上空の映像が流れ、RETURN TO ZORKのロゴが表示される。
映像は最終的にどこかの山道に移動。クレジット表記が終わると老人がガラス球越しに話しかけてくる。
「おーい、電池を変えてくれ。誰もいないのかー?電池を変えてくれー」
何が何だかさっぱりのままゲームはスタート。
場所は引き続き山道。看板の上にハゲタカがいる。
リターン・トゥ・ゾークの紹介でもよく引き合いに出る有名な冒頭シーン。
試行錯誤の上、ハゲタカに石を投げつけて追い払います。2点を得る。
何かアクションするたびにロードが入るので若干テンポが悪い。オブジェクトの選択も変なコツが必要でちょっと操作性がよくない。
得点のシステムはゾーク1と似たような感じ。
ただしゾーク1では主に宝物によって得点が入ったのに対しリターン・トゥ・ゾークではアクションによって得点が入るようです。
山道の先には灯台があった。
再び先ほどの老人がガラス球に出現。「南への道について灯台守に聞いてみろ」とのこと。
灯台守と会話。
会話はフルボイス。ここでもロードが入る。
その会話がどうも上手く聴きとれない。BGMが邪魔をしているようなのでオフにする。
ボイスに対する字幕があればいいのだがそんな機能はない。
会話は聴きとりやすくなったものの操作性の悪さや灯台守の独特の喋りのせいで会話の内容は完全に理解できず。
「タイマツ石があったら持ってきてくれ」ということと、南への道については危険だということは分かった。
具体的にどう危険なのは不明。
灯台を出るとみたび老人がガラス球に出現。電池が切れてしまったのか会話は途中で終わってしまった。
ふむ・・・・道も南に続いているし、ここは南へ行ってみますか。
どんな危険が待ち構えているんでしょうね。
道なりに何度か進むと画面が真っ暗になり、
「ハーッハッハハハハハハハハッー!!」
といった感じの悪者感たっぷりの笑い声が鳴り響いた。
画面が切り替わった。何か建物の中に入ったのか・・・・・・・・?
しばらくして、これがゲームオーバーの画面だということに気づく。
危険な南の道を通過しようとして「死んでしまった」らしい。
左上のLOADを選べばセーブしたところからやり直せる。右上のQUITは終了。
まさかこんな早く終わってしまうとは思わなかったのでセーブはしていない。終了するしか無い。
ということでお試しプレイ終了。
ゲームとしての難しさよりもロードが多いことやボイスが聞きとりづらい方が難点。
何か良い解決方法はないか考えてみましょう。
シークレットブックもネタバレしないように気をつけながら読んでみることとします。
その2 へつづく