液晶の焼き付き

お金を下ろそうと銀行のATMの画面を操作していたとき、画面が焼き付いていたことに気がついた。
ATMの操作画面は液晶のはずなんだが。


主にCRTで発生して、液晶では発生しないと聞いていたのだが・・・・


ちょっと調べてみました。
Wikipediaの焼き付きの項目の説明によると、

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焼き付き(やきつき)とは、ブラウン管(CRT)ディスプレイを長時間点灯し続けることによって、ディスプレイの画像表示機能が損なわれること。特に管の裏側に塗布されている蛍光塗料が画面表示の際に発する強い電磁波を長時間受け、機能しなくなることを指す。
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とある。

じゃあ液晶では発生しないのかというと、Wikipediaの説明の続き、


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液晶ディスプレイではCRTのような焼き付きはほとんど起こらないが、長時間同じ画像を表示させていた場合、次の画面に切り替えても前の画像が薄らと表示されたままのことがある。
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とのこと。
これは故障ではなく、電源を切ることや色の変化の大きい画像を繰り返し表示させることで元に戻るとのこと。


そういやうちの液晶でも曲作りの最中ずっと同じ場所にウィンドウ開いてるとうっすら残りますね。
安物の液晶だから・・・という可能性は、否めない・・・・が・・・



ということで、液晶での焼き付きは一時的なものらしいよ、よかったよかった。





・・・って、最初のATMの焼き付きは?


もうちょっと調べてたら非常にまれなケースではあるが液晶の焼き付きでも元に戻らなくなることがあるらしい。


液晶における焼き付きと似た現象(前の画像が残る現象)はは英語だとImage Persistenceと言うみたい。
ここにも多少書かれてますが、もうちょっと詳しい以下の記事を発見。


LCD Image Persistence Can Burn-In Happen to LCD Monitors?
元ネタ:about.com


元に戻らないケースについての説明は「Is it permanent?(液晶でも焼き付いたまんまですか?)」の部分。


えいやーで訳した内容を書くと、


ほとんどの場合、液晶に画像が残る現象は直る。
液晶の色が周期的に変わる限り、画面上のイメージが液晶そのものに「固定」されることはない。
とはいっても、常に同じ画像で、画面がつきっぱなしの場合などは、液晶が特定の色で「固定」されることはありえる。
ただ、それは常に同じ内容が表示されるようなビジネス用途の液晶等で起こる可能性があり、一般消費者がこの現象を経験することは非常にまれ。




ということみたい。
なので、液晶でもごくごく稀に永続的に特定のイメージが画面に残ってしまう、いわゆる焼き付きが起こる可能性があるということで。
ATMの液晶が焼き付いていたのはこれなのかな。


普通に我々が使う分には発生しなさそうです。
とはいえ、液晶に画面が残る現象を防ぐなら液晶モニタの電源オフか、スクリーンセーバーがよいとされている模様。
つまりはCRTと一緒ですね。


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