世の中何でもかんでもゲームになる世の中で、消防ややレスキューなど災害から人々を助ける行為をリアルタイムシミュレーションにしたゲームが「けっこう」存在します。
おそらく一番日本で有名なのは日本語化もされたファイア・デパートメントシリーズ。
名前の通り消防署を舞台としてさまざまな要因で発生する火事を消火していくゲームです。
初代は2003年、2作目は2005年、3作目は2006年と少々古いですが、レスキューをモチーフとしたRTSというのが珍しいせいもあって今でも結構遊べます。
私は初代と2作目をプレイしました。3作目は未プレイ。
火がですね、消えた・・・・と思ったらきちんと消えてなくてまた燃え出すんですよ。もうこれでもかこれでもかと水ぶっかけるんですけど。
で、
このファイア・デパートメントが出る前にエマージェンシーというゲームが出てたんですね。1998年ぐらい。
今無きマイクロマウス(POSTALの代理店)が割と詳細な日本語マニュアルつけて売ってました。
ファイア・デパートメントは消防署ですが、エマージェンシーは災害全般。
例えば最初のミッションが交通事故の対応だったはずです。
『警察呼んで交通整理、救急車呼んで要救助者を病院へ、邪魔な車両をレッカー車でどかす』
てな感じです。
まぁ気分はレスキュー911なゲームですわ。
他にも色々ミッションあるのですが、覚えているのはサッカーの試合終了後、フーリガン達に乱闘を起こさせずに帰宅させろってミッションがあって、2チームのフーリガンが2つの出口から駅に向かっていくのですが、途中で合流すると乱闘発生するんですよ。
これを何とかして乱闘発生させないようにして駅に導くんですけど。
もうどう頑張っても乱闘発生するので力技で警察大量に呼んでパトカーと警官で壁(というか道)作って分断させました。
エマージェンシーは2がマイクロマウスから発売されて、その後3,4と出ているようです。
色々なシチュエーションのレスキューをシミュレート出来る、という点ではファイア・デパートメントより楽しめる点ですが、日本語化はされていないのできちんと英語読んで状況把握しないと辛いかもしれません。
更に、
だいぶマイナーな存在と思われますが、一連のレスキュー系RTS(勝手に命名)の中でもかなり幅の狭い分野を取り扱ったWildfire、というゲームがあります。
昔米国行ったときに安かったので購入したのですが、ジャンルとしては、
「山火事消火RTS」
Wildfireが野火という意味なのでその辺から察してください。
とにかく山火事を消火、というか鎮火させてくゲーム。
ちょこっとプレイして積みゲーになったのであまり詳細は話せないですが、ファイア・デパートメントと比べて消火の方法が違います。
基本は鎮火、火の封じ込めという感じか。
地面に溝を掘ってそこから先に火が行かないようにしたり、木を片っ端から切り倒して行ったり。
ゲームが先に進めば水満載の消火ヘリ呼んだり出来るんだろうか。
ファイア・デパートメントは普通に中古で買えると思います。
エマージェンシーは難しいかも。
Wildfireに至っては日本で見たことねぇ。
日本語化もされているということで興味あればファイア・デパートメントシリーズを買うのがよろしいかと。