先日交換したやたら高周波ノイズがうるさいATX電源ですが、中身開けてどうなっているのか見てみました。
パーツ(コンデンサ)の発振が原因ではないか?という話でしたがやはりその模様。
音も録音しましたので興味ある方は聞いてみてください。
まずは電源の外観
Cooler Masterの一昔前の電源です。
SATA用の電源コネクタは存在しますが、メインのコネクタは20pin。
既に何回か話してますがいつか使うストック用で買ったのでそもそも電源を入れていないまま3~4年放置。
動くは動くものの高周波がやたらうるさい。
さて開けてみましょう。
カパッと中を開けるとこうなってました。
とにかく使ってないので別段ホコリが積もっているわけでもなく、割ときれいです。
350W電源ということと一昔前の安物電源ということでパーツその他に関しては言わずもなが。
発振してたのは右の大きなコンデンサと思われる。
電源単体で起動させるのでパワーオンのピンである緑の部分と隣の黒を直結。
今回の高周波はディスクアクセスなど電源供給が行われた際に発生するので適当なHDDを3台ほど接続してスイッチオン。
ディスクアクセスは再現出来なくとも起動時3台のHDD電源供給要求で例の音が発生する。
実際使ってたときも起動時発生したし。
で、スイッチオン。
うるせー!!
ぶい~んと軸がずれたファンの様な音がします。
あ、そういえばファンがついてたのでファンの音がまざっているかもしれない。
ということでファンの電源供給ケーブルをカット。
これで純粋な発振の音を確認できるはず。
改めてスイッチオン。
やっぱうるせー!!!
で、
この状態でノイズを録音してみましたので興味のある方はどうぞ。
電源高周波ノイズ音※音量注意
最初のパチッという音は電源のスイッチいれた音です。
その後すぐぶい~んと鳴ると思いますがこれが問題の高周波ノイズです。
で、最後のパチッが電源切ったときの音です。
電気に詳しい知り合いに状況話して聞いてもらったら
「コンデンサが発振している音だと思うよ」
とのこと。
大体ATX電源もどんどん進化するわけで、昔の電源があっても今のシステムで使えるとは限らない。
使えたとしても100%の能力を発揮するかも分からない。
まぁ、とにかく電源は必要な時に買いましょう、ということで。
最後に電源いじる時は感電する恐れがあるので注意。