DTM用PC:Q6600 → Core i7 860の結果

プラグインインストール祭りもひと段落したので、パワーアップの効果がいかほどだったか調べてみたいと思います。

ただ、正確な値では取っておらず、基本私の感覚であることご注意ください。

結論から言うと1.5倍はいってないと思いますが、それに近いぐらいのパワーアップを体験できたと思います。

まず、そして今回唯一定量的判断が出来たSuper π 104万桁

Q6600@2.4Ghz 22秒
Q6600@3.0Ghz 17秒
Core i7 860 12秒


22秒から12秒と考えると約半分ですね。
まぁこのときは3.4Ghzで稼動していたので1Ghzも差があればそのぐらい変わると思います。
※Core i7 860は周波数が状況に応じて変化します




さて以下私の主観による良くなったと思われる箇所を列記します。


  • Cubase 5上でVST Performanceに余裕が出来た

これは昨日もお話したとおり。
レゲ魂はメドレーなんで必然的にリソースバカ食いし、CPUリソース限界の中で作成してましたが、これが激変しました。

VST Performance張り付き気味なのが半分ちょいまで落ちました。
とにかくこれが一番大きく、今回一番改善を求めていた箇所です。もっと無理できますw。



  • Cubase 5が心なしか安定

CPUリソースギリギリ状態で使ってたもんですから、ちょっと重い動作するとCubaseが死亡します。
それを回避するためにいろいろなおまじないしながら作業してたのですが、それをしなくても作業がすすめられるようになりました。



  • オーディオファイルへの書き出しが早くなった・安定した

オーディオファイル(MP3/WAV)への書き出しが早くなりました。1.3倍ぐらい。
これはCPU速くなった効果が大きく出ていると思います。



  • プロジェクトの読み込みが早くなった?

これは主にHDDでCPU大きくは関係ないと思うんですが、早くなった「ような気が」します。
マザーボードも変わってメモリやFSBも変わったのでその辺関係しているんでしょうか。




ということで、冒頭で述べたとおり1.5倍はいかずとも1.3倍ぐらいになったかな~という雰囲気です。

Cubase 5 でVST Performance張り付き気味だったレゲ魂のプロジェクト使用時は3.0Ghzぐらいで動作してました。コアは4つフルで使ってたような。



ただ、完全に対レゲ魂(メドレーなど長くてトラックいっぱい使う曲)対策なので、単発の曲であればQ6600で十分です。実際去年は問題なかったんですから。
また重いプラグイン使ったり、これでもかこれでもかとプラグイン使いまくらなければCore i7でなくても十分です。これも去年は無い要素かと。



実際パワーアップするときにはタスクマネージャやその他状態監視ソフトでどこのリソース食いつぶしているのか調査し、それに即した対応をするのが良いと思われます。
今回はたまたまCPUでしたか、サンプル使いまくるような場合はHDDをSSDに変えたりするのも一つの手でしょうね。



これで2年~3年は利用したい。
ソケットが変わらなければCPU乗せ変えで対応出来るんだけどなぁ。
Intelはソケットの種類変わるの昔に比べると早いような気がするけど、気のせいかな。


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