前回カンタムロボで今回ヴォルガードIIです。
そもそもヴォルガードIIが「?」という方も多いと思いますので簡単に説明。
ファミコンで1985年に発売された横スクロールシューティングで、
「高機動戦闘メカ ヴォルガードII」
がゲームの正式なタイトル。ヴォルガードIIはロボットの名前。
最初は1号機、途中で2号機を回収すると合体変形でロボットになることが出来ます。
IIがあればIもあるわけで、8bitパソコンを中心にVOLGUARDとして発売されていました。
ちなみにWiiのバーチャルコンソールでプレイ可能。
あとレゲーの魂にも入っていますが、パワーアップ時BGMに虚脱感あふれる歌詞が入っていることでも有名。
※もしよろしければ曲置き場からお聞きください。
で、2009年夏にロボット形態でえらいかっこええガレキがあったので購入。
あーだこーだでようやく完成。
まずは手持ちのファミコン版の画像をどうぞ。
当時結構友人宅に持ち歩いて遊んだ覚えがあるのでかなりキタナイw
写真取る前にいったん拭いてはみたが。
で、ファミコンのあれがどうなったかというと、こうなりました。
いつものように画像をクリックすると大きい画像になります。
ディーラーさんのアレンジが凄すぎ。テイストは残しつつ非常にクールな造型です。
さて、塗りがディーラーさんの見本と結構違います。というかきちんと確認せず塗ったら違ってしまった・・・・
ボディを白でなくかなり薄い青にしたのはともかく、本来グレー(膝とか腰とか)の部分が黒になったのは予想外。
グレーが濃すぎた。
まぁメリハリが出たという強引な解釈にする。
後ろから。足の後ろもディーラーさん見本ではグレーです。
もう全然色違うじゃねーか!失敗したー!と思ったんですが、瞬着で止めた後なのでもうどうにも出来ず。
あきらめました、が、ま、いいでしょう。
さて、このヴォルガードIIは稼動しないタイプのガレージキットでした。
普通に組むと上記の形の固定ポーズです。
今まで稼動するタイプばっかり作ってたので関節入れて稼動モデルすることにしました。
が、しかし素人が思いつきでやるもんじゃねぇ・・・・・途中かなりくじけそうになりましたがもともとのキットの出来がいいのと、時間をかけてゆっくりいろいろテストしながらやった結果、なんとか稼動モデルにすることが出来ました。
ということで、
高機動戦闘メカ ヴォルガードII 稼動せよ!
はい、こうなりました。
入れた関節・稼動箇所は
- 肩
- 肩と二の腕の間
- 肘
- 腕
- 足の付け根(腰)
- 膝
- 頭(左右回転)&尺稼ぎで首を追加
- キャノン砲
です。
秋葉原ラジオ会館のボークスとかイエローサブマリンにいって合うと思われる関節・パーツを買って思考錯誤です。一発で合わないパーツもあったり、つけても位置がおかしかったりでその辺に大分苦労しました。
修正出来ないほどの失敗を避けたかったのでとにかく時間かけてゆっくり調整しました。
正面。足首の関節がないのでしゃがみ系のポーズは難しい。
足首は関節入れるスペースが無く、大改造が必要だったため出来るかどうか考えた結果あきらめた。
アオりぎみでガッツポーズ風。
腕はキットのものを使ったので握り手しかないが、市販の汎用カスタマイズパーツを使えば平手も可能と思われる。
ということで課題事項。時間かけて稼動するようにしたのはいいんですが・・・・
- スミ入れしてない。これは一度スミ入れ失敗したため。塗装はげた。そもそもスミ入れの基本を理解していないようで、次回はスミ入れを調べてから挑戦したい。
- 塗装の間違い。結果オーライだったものの、もうちょっと事前に情報を調べてからチャレンジするべきだった。グレーのつもりが真っ黒になったときはどうしようかと思った。
いっつも塗りがなんらかの課題になりますねぇ。模型は組み立て半分塗り半分ってのを誰かに聞いた様な気がする。
カンタムロボの時に細かい塗りが大変ってのを考慮して筆は何種類か用意してみましたが。
ということで、ディーラー様と原作者様に感謝しつつ、飾らさせていただきます。
専用にケースを1つ買って入れて飾ろう。