絵当てすごろく 海外NESソフト Pictionary

試行錯誤の上に動作したNESこと海外版ファミコン。
不動はなくなったものの、その後ROMカセット差し込んでの動作の可能性は半々というとこ。
頑張れば動くんでいいですけど、何らかの回避手段はそのうち用意しておきたいですね。



さて、買ったソフトの中にPictionary(ピクショナリー)というソフトがあります。
これがなかなかに面白いソフトでして。

Pictionary


もともとはRobert Angel氏という方がデザインした海外製のボードゲームで、簡単に内容を言うと絵当てすごろく。



まずチーム(基本2人1組)を組みます。
次にお題がかかれているカードを引き、チームの1人がお題を確認します。
お題を実際に書きます。
絵描き以外のチームのメンバーは絵を見てお題が何だかを制限時間内に当てます。
無事当たればサイコロを降って盤面上を進み、次のチームの番に。
一番最初にゴールに到達したチームが勝ち。



ピクショナリーでググればもとのボードゲームの情報は出てくるかと思います。
NESのPictionaryはこのボードゲームをゲーム化したものです。
1人でも遊べるようになっているのが大きなポイントかと。




実際に遊んでみます。



Pictionaryゲームモード


ゲームモードの選択。基本はRegular Gameで。
ちなみに最大4人(4チーム)までのプレイが可能。




チームには任意の名前をつけられます。何も入力しないとCPUが勝手に命名します。


チーム名:頭カラッポ


CPUがつけたチーム名 頭カラッポ。ひどいよw。






ということでゲームスタート。

Pictionary盤面


盤面です。ボードゲームのピクショナリーの形と一緒になってます。



さて、改めてこのゲームの基本的なルールを思い出しましょう。


制限時間内に絵を書いて、当てる。




実際それが出来るゲームモードも存在します。(Alternative game mode)
が、1人プレイはそれじゃあ面白くもなんともない。
※ちなみに3つ目のゲームモードはただのお絵描きモード





どうなってるかというと、

Pictionary絵当てミニゲーム



ポイントを獲得することでかかれた絵が少しづつ見えるミニゲームをプレイします。
ミニゲームは複数あって、これは赤いレスキュー隊を操作して落下する人を助けるゲーム。
助けると右のお題の絵のマスクされている部分がすこしづつ剥がれていき、絵が分かるようになっています。




制限時間(下のバー)が過ぎるか、途中でスタートボタンを押せば回答入力画面に。
ミニゲーム中でミスをすると制限時間が大幅に減ります。
このゲームであれば救助失敗。


Pictionary回答入力


ドアと予想。まぁ間違いないでしょう。


海外のソフトなので英語での入力となります。

Pictionary正解


無事正解しました。
正解すると絵の全容を見せてくれます。
外れたら何も教えてくれません。これが結構キツい。





正解後はサイコロをふって盤面を移動。

Pictionary盤面移動


そしてミニゲームをまたプレイし、絵をあて、最終的にゴールを向かいます。



ということで本来誰かが絵を書き、当てるというところを、既にかかれた絵をミニゲームで少しづつ見えるようにして、当てる、としたのはなかなかナイスアイデアかと。




他にも以下のような絵があります。

テント


これはテント。



アイロン


こっちはアイロン。




・・・・電灯かと思ってlightと入力したら文字数が余った!

ライトじゃない!シャワーだ!


・・・・ああ!シャワーだよこれ!スペル分からねー!辞書が間に合わねー!!
これは結局時間切れ。


スペルはshowerですね。多分シャワーであってると思うのですが。

ただこれらはわかりやすい方で、ポストから手紙が届く様を描かれて「郵便」と答えたり、何らかの動作を示していたりするものもありました。







あとレスキュー以外のミニゲームを紹介。


荷物移動


左端で荷物を受け取れるのでそれを右端に持っていくゲームです。
荷物持たずに移動しているのでちょっと分かりづらいですね。
運ぶ数は任意。5段重ねとか。


ただし数が多くなると移動が遅くなるし、画面上を飛来する謎の物体に荷物が当たると制限時間が減る。
実質2個、いけそうなら3個ぐらいが一番いいみたい。

宇宙で何かを集める


宇宙基地でしょうか?
謎の青い球?エネルギーを集めます。
このミニゲームはポイント取得の効率が悪く、絵がろくに分からない場合が多いです。



あと写真とってないもので確認したのはインベーダーもどき。





絵を書くという行為をミニゲームに置き換えたのはいかにもビデオゲームらしくていいと思います。
ただ、ピクショナリーの面白さの1つがお題に対して知恵を絞り、苦労して描いた妙テケレンな絵その物だったりもするので、この部分は実際のボードゲームでないとやはり難しい。
上述の通りお絵描きは一応できますが、ファミコンのコントローラで思った通りの絵は書きづらいですので・・・・

なんすかこれ?


一体何を描いたんだ?
いや、犬(の顔)を描きたいつもりだったのですが・・・・





しかしこのゲームをやってむしろボードゲームのピクショナリーの方に興味がわきました。
ほとんどの年齢層でプレイ出来ると思いますし、お題を自作すれば幅も広がるでしょう。

そして何よりみんなで描いた絵を見てやはり楽しむものかと。
ほら、上↑の絵は犬の顔だって本人が言ってるんですよw
・・・・・むしろ遊星からの物体X。



で、調べてみたらボードゲーム日本語版は絶版なんですって。残念、
海外版買ってお題だけ訳すという手もあるな・・・

ルールは複雑じゃないし、このゲームのキモは何せ


絵のお題と描かれた絵



ですから。


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